2011年03月30日

うどんの聖地・香川県からの大地震被災者の救済

うどんの聖地・香川県からの大地震被災者の救済


香川県庁は、3月27日、とりあえず、讃岐うどん1万食を、東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市に送ると発表しました。



ほかの救援物資とともにトラックで搬送し、3月29日に、石巻市総合運動公園に到着後、各避難所に届けられることになりました。



お届けする、讃岐うどんは約2カ月保存できるつゆ付きの半生タイプで、県内の土産物販売店が提供し、大きな被害があった宮城県の中で最も避難者の多い石巻市に、まず、送ることにしたそうです。



これに先立ち、香川県内に1500店ある讃岐うどん店が、各自、手配して送っていたので、香川県庁の外郭団体の、讃岐うどん協会が、香川県としての考え方を、歴史も踏まえて、発表したものなのです。



掲載写真は、JR四国直営の「めりけんや」が、2011年3月19日夕方、本店のある、香川県宇多津町で、JR四国バスに、半生うどん600食を積んでいるところです。が、この他にも、坂出市の名店「おか泉」などがお取り寄せうどんなどを、被災者に限って、物品代も送料も全て無料で送るなどしています。



讃岐うどんは、1200年前に香川県出身の弘法大師が始めてから、1200年以上、ずっと、香川県民に食されてきた、平安時代から続く偉大な文化ですので、他の土地の名物とは格が違います。



従って、今回の送付も、一過性のものではなく、今後もうどんを引き続き、継続的に、被災地に讃岐うどんを送り続けることにしているそうです。



ですから、今回の、讃岐うどん1万食の送付は、あくまでも、「とりあえず」、なのです。〔讃岐うどん1万食なんて、香川県においては、ほんのわずかな数なのですよ(笑)。〕



被災している人が、全員、生きてゆくことに困らなくなるまで、ずっと、送り続けるのです。



未曾有の大地震に遭遇した皆様も、まさか、1200年後まで、避難所で生活することはないでしょうから、讃岐うどんの1200年の歴史に比べたら、すぐに、復興することだと思います。



もちろん、原発事故による水の汚染のため、茹でるためのお水がすぐには手配できないでしょうけど、100年もすれば、大丈夫ですから、うどんの聖地の香川県がついている限り、東北地方などで被災された皆様は、どうか、ご安心下さいませ。



ところで、東京都は、このような、文化的な支援が出来るのでしょうか。歴史や文化はお金では絶対に買えませんから、六本木ヒルズ族が束になって対抗しても、香川県による、讃岐うどんの1200年タームでの援助以上の食料の支援は、絶対に出来ないのですよ(笑)。



そんなことを考えていると、日本の首都は、京都に戻した方がいい様に私は感じております。



東京都民が、遷都がお嫌ならば、東京都は、小泉純一郎や竹中のような拝金主義者の大好きな、アメリカの51番目の州になったいただいた方が、日本は、麻薬や拝金主義などからも解放され、とても助かりますね(笑)。








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