2011年11月13日

高松らしい、秋晴れのうどんな1日

高松らしい、秋晴れのうどんな1日






ここのところ急に寒くなってきましたので、高松市内のほとんどのうどん店は、「土三寒六」の決まりに従って、麺のこしを弱くして、温かいうどんや、根菜を煮込んだしっぽくうどんに合うようにうどんを手打ちして下さるので、とても美味しくいただけます。



よく晴れた秋晴れの昨日は、3食ともうどん、という、素晴らしい一日でした。



まず、朝は、自転車ですぐの近所の、「こだわり麺や・高松支店」で、温かいかけうどん、ちくポテ天〔ちくわの穴にマッシュポテトをつめた天麩羅〕、イカゲソ天、大根と筋肉のおでん、に満足していただきましたが、店長にお聞きすると、しっぽくうどんを始めたとのことでした。



ただ、しっぽくうどんは昼前からの開始なので、次回午後以降に来店したときには、しっぽくうどんを食べようと思いました。



私の住む近所で、しっぽくうどんが、350円で、一番安くて一番美味しいのは、「こだわり麺や・高松支店」だからで、毎年楽しみにしているからなのです。



昼前に、三越へ買い物に行った後、兵庫町商店街をブラブラしていたら、FM高松のディレクターだった、アンリ女史とばったり出くわしましたが、彼女が、K女史というピアノの先生とご一緒だったのでおしゃべりしました。そうすると、お二人は、「今、私達、いちばってきました。岡田さんも、いちばりなさいよ。美味しかったわよ。」とのことでした〔「いちばる」とは、高松市内在住の団塊の世代用語で、「うどん市場・兵庫町本店」で食べる、という意味です。同様の用語にまでなっているお店は、高松市内でも、「さぬいちする」(「さぬき一番・一ノ宮支店」で食事する、の意)くらいですので、「うどん市場・兵庫町本店」と「さぬき一番・一ノ宮支店」は、高松市民に一番日常的なうどん店になっている、ということですね。〕と言われましたので、お昼は、「うどん市場・兵庫町本店」の、この冬の新しい人気創作メニューの「柚子コショウうどん」〔かけうどんに、鶏肉の塩照焼、鳴門ワカメ、ネギ、柚子コショウが載っている、素晴らしく温まるうどん〕(290円)を、ここの素晴らしいたくさんの種類の小鉢類(全て90円)の中から、「オクラの煮浸し」をとって、一緒にいただきました。








高松らしい、秋晴れのうどんな1日




お昼ごはんに、380円で、このバランスのよい食事が出来る、からこそ、高松市内の団塊の世代の皆様や転勤族の皆様は、全員「いちばる」のです。そして、歩いてすぐの丸亀町商店街の「明石家」は、ポッカの缶コーヒーを全て50円で売っていますから、ランチで、430円以上使うことは絶対にないのです。



「うどん市場・兵庫町本店」の中央通並びの、リーガゼストホテル高松支店のワンコインランチは500円もするので、他県の皆様は、ワンコインランチは安いと思っていますけど、高松市民は高いと思っていますから、ガラガラですし、近所の香川銀行本店向かいの、しゃぶしゃぶ割烹「まるや」の鶏肉のしゃぶしゃぶランチは、499円もして、飲み物がついていませんから、年に2,3回、どうしてもしゃぶしゃぶを食べたい時に、このあたりのサラリーマンはランチを食べに行く程度なのです。



ご飯の領域で、「いちばる」皆様に対等に対抗出来るのは、「うどん市場・兵庫町本店」の3軒隣の、「まいしょくや」の『卵焼き定食』(350円)だけなのです。



さらに、「うどん市場・兵庫町本店」には、2種類のお惣菜の載った大きな小鉢〔大きな小鉢なんて矛盾していますけど(笑)〕(全て130円)が何種類もあって、仕切りの入った小鉢には、『トンカツとゴボウと生野菜のサラダ』、『牛皿とナスの煮浸し』、『ウナギの蒲焼とシラス大根おろし』のようなものが載って、130円なのですから、今月の新しい創作うどん(290円)と、2種類のお惣菜の載った大きな小鉢(130円)をとっても、420円なのですから、吉野家でも、かなわないのです。



が、「うどん市場・兵庫町本店」のすぐ斜め向かいの「はなまる・兵庫町支店」は、肝心のうどんが全くだめな上に、天かすが、中国製で、「うどん市場・兵庫町本店」などの「はなまる」「はすい亭」以外の高松市内のうどん店では、天かすは、全て、青海苔の天かすですし、大根おろしや昆布の煮付けも無料のトッピングで置いていますので、絶対にかなわないのです。また、「はなまる」の天かすが中国産であることが広く知れ渡ったため、親御さんの指示で、高松市内の学生の皆様も、「はなまる」には食べに行かないようにしていますので、この客層は、「マクドナルド」方面に流れているようですね。



中国産の天かすほど、危険なものはありません。何でも食べる中華料理の歴史があるのですから、「はなまる」の天かすは、もしかしたら、蛇の天麩羅の天かすかもしれないのですから、ドジョウ総理は、中国から輸入している天かすには特別な危険物関税をかけて、日本に入れないようにしてくださらないと困ります。TPP交渉においても、東南アジアの国々から、天かすの輸入は禁止していただかないと困るのですよ。



以上のように、「うどん市場・兵庫町本店」は、高松市内在住の団塊の世代、転勤族、の圧倒的な支持をキープしていますから、うどんが素晴らしい、近所の「さぬき麺業・兵庫町支店」、「さぬき麺業・錦町支店」も、かけうどんは170円、磨屋町の「さぬきうどん 川千」は、『かけうどん150円』をキープしていますし、「さぬきうどん 川千」は、『鍋焼きうどん』は、年中置いていて、肉、野菜、卵、などが、鉄なべに入って出てきて、580円、という、激安なのです。



さて、こうして、「うどん市場・兵庫町本店」に入って、食べていた私の隣の席には、高校生の友人連れ10人が入って来て、食べていましたので、早速話しかけて。「よかったよかった、斜め向かいの『はなまる』に入ったら何の天かすかわからないようなものは、絶対にトッピングせずに、ダシも何で取っているかわからないので、茹でたうどんだけオーダーして、味の素と醤油をかけるだけの、生醤油うどんにして食べるようにした方がいいよ。それと、『はなまる』は金の亡者だから、トッピングの天麩羅を高くして、トッピングで稼ごうなんて、浅ましいことを考えているからね。それが嫌なら、食べ盛りの君達はマクドナルドに行ったほうがいいよ。」、とお勧めしました。



霞ヶ関が信用できない今日、うどんの故郷で暮らしている54歳のアーティストの私にとって、正しい、安全な外食状況の情報を若者に提供することは義務なのですから、当然のことをしたまでのことです。でも、私の高松高校時代の同窓生達も、そのように動いていますから、香川県高松市に限っては、TPP交渉がどうなっても大丈夫なのです。なぜなら、香川県では、うどんが主食、お米は副食に過ぎないのですからね。



円高だから外国に買物旅行に行く人達や、輸入商品を扱っているお店が稼いでいること、TPPが成立して、諸外国に自動車を輸出しやすくなるとふんでいる経団連の皆様。このあたりをお金儲けのために報道している民放放送局やテレビ出演したくてたまらないコメンテーターの皆様、全員、人類も大自然の一部であることを肝に銘じましょう。



日本国の歴史を見れば明白ですが、日本は弥生時代に始まる米作をベースにした、農耕民族国家として発展してきたのです。そして、この日本人の本質的な性格は、為政者の交代を経ても全然変わっていないのです。



従って、TPPのようないろいろなジャンルで自由化するのならば、大変に細かいチェックが必須なのです。それくらい大変なことなのですから、政権交代や利権配分のような超短期の事象で判断してはいけないのです。霞ヶ関の官僚達は、たくさんの国々全ての歴史や文化風土を熟知しているのでしょうか、あるいは、それを知るような勉強をされているのでしょうか。私ははなはだ疑問なのです。



人間も大自然の一部ですから、1万年も生きることはないのです。従って、人間が一生のうちに手にするお金のようなものは、資本主義時代が始まってからの浅い歴史しかありません。しかし、日本民族が農耕民族であることには、弥生時代からの長い歴史があるので、絶対的に、キープされなくてはならないことなのです。



100年そこそこ、この世で暮らしている人間が幸せな一生を送るにあたって一番大切なものは、衣食住です。今の時代、たくさんのお金でこれらはよいものが手に入れられますが、そのお金をたくさん手にするために、法律すれすれのひどいことをする金の亡者がいることも忘れてはならないのです。



「はなまる」の天かすが中国産であることも、悪賢い一攫千金の劣悪商売人が考えたことなのです。コスト削減などという言葉を使ってもダメですよ。それを口にするかもしれないお客様が被害を蒙ったらおしまいなのですからね。第一、コストなんて、赤字、黒字、同様、損益計算書上の超短期の経営用語なのです。



たった1年の黒字のために、1200年前から続いている、讃岐うどんという長期にわたる食文化をないがしろにしていれば、確実に、地獄に落ちるのですよ。



食文化は地産地消が一番なのです。が、私は、地産地消を拡大解釈して、電気も地産地消にすれば、電気不足や原子力発電所の設置場所も全て解決するように感じています。



すなわち、東京都の首都圏、関西エリア、名古屋界隈に人が集中していて、電気がたくさん必要なのならば、全ての原発は、東京、大阪、名古屋、などのど真ん中に作ればよいのです。野菜だけじゃなく、電気も新鮮なものが一番よいのですからね(笑)。



そんなこんなことを考えながら、買い物のあと、サンマルクカフェで、シュークリームとカフェラッテをいただいて、ラークを楽しんだ後、私は、自転車で移動していたので、自宅にいったん戻り、今日は、アルコールを飲みたくなったので、タクシーを呼んで出かけ、北古馬場にゆき、夕食は「北古馬場ごえもん」で、焼酎のお湯割で、おでんをいろいろいただいたあと、でっかい豆腐の湯豆腐と、アサリうどんでしめてから、親友のやっているスナックへ行きました。








高松らしい、秋晴れのうどんな1日



高松中央商店街が既にクリスマス一色だったから、マッキーの「雪に願いを」を歌いたくなったからです。とりあえず、美空ひばりの「夾竹桃の咲く頃」、都はるみの「古都逍遥」、「サライ」あたりで発声練習かたがた歌ってから、マッキーをいろいろ歌って飲んで楽しみ、帰宅しました。



こうして、昨日は3食とも、讃岐うどんでしたので、熟睡出来、とてもよかったのです。



掲載写真は、順に、「こだわり麺や・高松支店」の、『温かいかけうどん』、『ちくポテ天〔ちくわの穴にマッシュポテトをつめた天麩羅〕』、『イカゲソ天』、『大根と筋肉のおでん』、「うどん市場・兵庫町本店」の、『柚子コショウうどん』〔かけうどんに、鶏肉の塩照焼、鳴門ワカメ、ネギ、柚子コショウが載っている、素晴らしく温まるうどん〕と、『オクラの煮浸し』、「北古馬場ごえもん」の、『アサリうどん』と『でかい湯豆腐』、です。









Posted by 岡田克彦 at 07:48│Comments(0)
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