2012年06月29日

「こだわり麺や」の、『冷たいかけうどん』

「こだわり麺や」の、『冷たいかけうどん』


今日のブランチは、「こだわり麺や・高松支店」で、掲載写真の、『冷たいかけうどん・豊玉梅干、ちくポテ天載せ』、『カボチャ天』、をいただきました。



食べていると、「岡田君でないんな。」と声をかけられました。



振り向くと、この前の、高松市林町の「Cafe Kusaka」のコンサートにも奥様と一緒に聴きにいらして下さっていて、私のホームページの、うどんに関する記事を熟読した結果、美味しくうどんを食べるこつは、その店の茹で時間を熟知して茹でたてをいただくことや、社長のうどん職人としての師弟関係をチェックすることなど、私がやっていることを実行して、うどん県民であることを再確認した、高松高校の同窓会のG君でした。



彼は今、親御さんの跡をとって、トキワ新町にある、高級宝石・時計店のオーナー社長をしているのですが、JA香川県の部長をしている、I君と共に、高松高校の同級生なのです。



でも、私は昔から、人の名前を覚えるのが苦手なのですが、ピアノと作曲、中学時代にはそれに加えて、トランペットもやっていましたので、常に目立つ存在だったので、37歳の時、母の介護のために高松にUターンした時に、街を歩いていると、



「岡田君でないんな。なんしょんなあ。」と声をかけられることが多かったのです。が、私は同窓生がいっぱいの世代でしたので覚えているはずもなく、



「あんた誰なあ。」と返事することがほとんどでした。



G君のことも、従って、私は全然覚えていなかったのですが、Uターン直後の経営コンサルタントの仕事でお世話になった、JA香川県総務部長のI君の紹介で、同級生であったことを確認したようです(笑)。



困ったものですが、私のように、このように能天気に生きていても、高松は、よその人に対して閉鎖的な分、生まれ育った人に対しては暖かい、全ての住民が『親戚ばし』でつながっているような、まるで、町全体が農協のような、地縁関係でガチガチにつながっている、素晴らしい故郷なのですよ(笑)。



そういう場所ですから、議論は嫌いなので、相手の言うことをいつも、「ほーなー、ほーなー」と聞き流し、自分の感想や意見をいう時には、「うまーげなのう」などという「・・・げな」をつけて、決して断定しないようにしているのです(笑)。



が、もし、喧嘩になったりしたら、「かまんでないんな。」という、かまわないのか、かまわなくないのか、全然、はっきりしない、ファジーな方言の極地ですませて、みんな仲良くしているのです。



ですから、讃岐弁は、基本的に友達言葉なので、敬語は全くないので、語尾を伸ばせば、謙譲語になってしまうという、大マジックが含まれる、素晴らしい方言なのです。



大体、商売人は、どこでも、何かを売る時に、お客様にお願いすることが普通なのですが、住民がみんな友達の高松では、お願いせずに命令するのですが、それが、「・・・まい」という言葉なのです。



「買いまい」は、「買いなさい」という命令文なのですが、旧知の人なら、これで販売できるのです。が、初対面の人ならば、語尾を伸ばして、「買うてーたー。」「買いまーせー。」となるので、これは、謙譲語なのです。しかし、原型は、命令文なのです。



G君が同窓生であることをI君から聞いて会いに行った時も、私が彼のことを全然覚えていなかったことをあやまりましたが、東京からUターンして10年以上経過していましたから、完全に、香川県風な対話でしたね。



「G君、覚えとらんでごめんのう。ほんだけど、ものっそ昔のことやけん、かまんでないんな。」



「かまんかまんで。」



これでOKなのです。素晴らしい方言でしょう。



従って、今だに、かまわないのかかまわなくないのか明確でないまま、仲良くしています(笑)。



彼は、冷たいかけうどんに、ちくポテ天を載せて食べていました。



冷たいかけうどんは、いろんなお店が出していますが、冷たいかけだしについては、「こだわり麺や」が最高に美味しいですね。




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