2012年08月23日

ほっとする、「まるいち」の『生醤油うどん』

ほっとする、「まるいち」の『生醤油うどん』


『生醤油うどん』は、香川県のうどんの原点です。



茹でたうどんを丼に打ち上げ、醤油、味の素、鰹節、ネギ、大根おろし、をトッピングしていただくスタイルです。



うどんが主食だった香川県では、『生醤油うどん』が、他県の、ご飯に相当するもので、他県の卵かけご飯に相当するものが、『生醤油うどん』に生卵を加えた『釜玉うどん』です。



『生醤油うどん』に牛肉のしぐれ煮を加えていただくこともありますが、牛肉のしぐれ煮のような油っこいものを載せる時には、ポン酢を少し加えると、とてもあっさりといただけます。



私の小さい頃から、そのようにすることは、うどん県民としての常識でしたので、ポン酢を置いていない、うどん店や製麺所は一ヶ店もありません。



フランス料理、中華料理、エスニック、懐石料理など、いろいろと食べたりして、消化器の調子が悪くなった時、私は、自分の味覚の原点の『生醤油うどん』に戻ると、ほっとします。



この前、ロンドンオリンピックに出場したアスリートの皆様のインタビューで、日本からご飯を持ってゆかないと実力を出せないと言っていましたが、ロンドンは「オートミール」や「フィッシュアンドチップス」しかないような、食文化の皆無の場所ですから当然ですし、食文化のしっかりした地域でも、日本人には、白飯が必須だと思います。



同様、うどん県民には、『生醤油うどん』は、必須なのですね。



ほっとする、「まるいち」の『生醤油うどん』



さて、ここのところ、作曲関係の、面会や打ち合わせで、高松市兵庫町の「平安閣」の中華料理、高松市亀井町「マサラ亭」の『シーフードカレー』、高松市木太町2区の「フレンチ・ビストロ・いしはら」の『チーズフォンデュー』、高松市瓦町「越南飯店 món món ça phê」の『ゴクイン(生春巻)』、高松市丸亀町「イタリアン・ビストロ・ヒライ」の『お任せコース』、高松市瓦町「串よし」の『串揚げ』、高松市百間町「篠乃路(しののじ)」の『おまかせ懐石』、などを食べることが多かったので、胃袋がおかしくなっていましたので、うどんをいただくことは、健康上、絶対に大切なことなので、食生活を調整しました。



こうして、昨日の夕方、私は、早い夕飯を、「まるいち・鶴市町支店」でいただきました。



いつものように、『冷やしうどん』『ごぼう天』『高野豆腐天』『ほうれん草のおひたし』などをいただいたあと、もう少し食べたかったので、『箱寿司』にしようかと思ったのですが、『生醤油うどん』にしましたので、胃の調子がよくなりました。









ほっとする、「まるいち」の『生醤油うどん』



この『生醤油うどん』は、なんと素朴で懐かしい味だろう、と感動しました。こういう食べ物が、まさしく、ソウルフードなのですね。



掲載写真は、順に、うどん県民の私のソウルフードの「まるいち」の『生醤油うどん』、ソウルフードと対極にある、「越南飯店 món món ça phê」の『ゴクイン(生春巻)』、「フレンチ・ビストロ・いしはら」の『チーズフォンデュー』、です。



ソウルフードであることは、それだけで、大変に価値があるのです。



お金を何兆円積んでも、ソウルフードは買えません。自分が生まれてから生きてきた人生の中で発達した味覚、消化器の安定、健康のベースになっている食べ物なのですから、歴史と不可分なのですから、お金で買えるものでは絶対にありません。



掲載写真は、順に、「まるいち」の『生醤油うどん』120円、「越南飯店 món món ça phê」の『ゴクイン(生春巻)』600円、「フレンチ・ビストロ・いしはら」の『チーズフォンデュー』980円、です。



東京スカイツリーの「そらまち」の中の、「うどん本陣・山田家・スカイツリー支店」の、『釜ぶっかけうどん』と、高松の「フレンチ・ビストロ・いしはら」の『チーズフォンデュー』(2~3人前)の値段が、1000円弱で、ほぼ同額、ということは、いったいどういう理由によるものなのでしょうか。



永遠の謎ですね。でしたら、さっさと地方分権していただかないといけませんねえ。



なぜなら、東京のコストパフォーマンスを地方都市が押し付けられることは、地方都市在住者の健康被害を引き起こし、寿命を短くするからです。



時代は変わってしまったのです。首都圏は、全国の地方都市に、衣食住、という人間が生きるうえで必須の部分で大変な迷惑をかけていることを、強く強く、自覚して、謙虚になっていただかないといけません。




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