2013年10月04日
幸せだなあ。


本当に今朝は幸せです。
昨日は、いろいろと、浜田省吾の作品のアレンジなどしていましたが、ひょんなことで、You Tube で、森進一氏の歌った、新井満氏の作詞作曲、千住明氏アレンジの「富士山」を聴いて、思わず、聴き惚れてしまいました。
ラテン気質の私は、傑作音楽作品と出会うと、それに集中してしまうので、浜田省吾や米倉利紀の作品のアレンジは放置して、まず、この「富士山」をアレンジしました。
何がすばらしいかと言うと、歌詞が素晴らしいのです。春夏秋冬の富士山の風情に人生を重ねて、夏に、曲がった道を歩んで、傷つくたびに泣くたびに『元気出せよ』と富士の山、という、素晴らしい歌詞が登場します。
秋には、故郷を思い出して、故郷の親や、幼少期の友人の歌声が富士山から聞こえてくる、となるのです。
そして、とどめは、冬です。「よくやったね」と微笑んで、春を夢見る富士の山、という歌詞には、参りました。
冬に、雪をかぶった富士山を見て、ただ、美しい、と感じるだけでなく、春を夢見ながら、「よくがんばったね」と、見る人に、富士山が微笑んでいる、と感じる、平井満氏の豊かで包容力のある感受性は、素晴らしいですね。
この作品は、絶対に残ります。私は、平井満氏と同じ国、日本に生まれてよかったなあ、と、日本人であることを誇りに思いました。

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