2015年03月10日

バーチャルの認識

バーチャルの認識




2000年のことでした。

まだ、パソコンを買って1年弱だった私が、ネットサーフィンで見つけた「クラシック音楽をあなたに」というホームページを開設していた愛知県豊橋市在住の、龍@MIDIパラダイスさんの作った、モーツァルトの36番のシンフォニー〔リンツ〕のMIDIにする時の対位法処理が完璧だったので、詳しい作曲技法に関する感想を送ったところ、お返事をいただき、急速に親しくなり、私が作曲をやっていることを彼は見抜いて、私の作品を聴きたいとのことで依頼がありましたので、カセットテープやVHSをお送りしたところ、ホームページを作るべきだ、とのことで、ためしに作って下さったことから、私のホームページ「K.OKADAワールド」が始まり、まったくスキルのない私は、作曲作品収録のカセットやVHSを送り、彼が、ジオシティーズに全てアップロードして下さっていました。

当時の私はタグなんて全然知りませんでしたので、勉強し始めて、ウェブにデビューしました。

というのも、びっくりしたのですが、日本国内、特に、東京都周辺地域、仙台市、札幌市だけでなく、ヨーロッパ、アメリカからも、私の作曲作品を気に入った皆様から楽譜送付依頼が来て、その影響力に驚いたためでした。

来客数も半年で30万人をこえたところから、2ちゃんねるネットウォッチ板の攻撃にさらされ、
私のメールアドレスをハッキングして、松坂牛8万円分を勝手に代引きで送りつけるようないたずら、寝たきりだった、東京からUターンして介護していた母が寝ている自宅に朝の4時にいたずら無言電話をかけるなどの嫌がらせが起こりました。

あまりにもひどかったので、警察に相談したところ、首謀者の、ハンドルネーム「夢名楽士」という、尼崎市在住の男は兵庫県警がつかまえてくれましたが、ただの劣等感のかたまりでしたので、放置していますが、バーチャル、匿名の場合何でも言えるという状況がよくわかりました。

まあ、本当に興味のある演奏家などからの連絡はあったので、ホームページをやめることは考えられませんでしたが、2ちゃんねらーの攻撃は執拗でした。

彼ら凡庸な瓦礫に理解出来なかったことは、私は演奏オンリーのピアニストではなく作曲家で、ピアノ演奏はついでにやっているだけだったことです。幸いにも、私は曲が出来るときには自然に出来ますので、聴衆や演奏者が私の作曲作品を気に入ってくださればそれでよいだけなのですが、このあたりが、絶対音感もない彼らには感知出来なかったので仕方のないことでした。

バーチャルの認識はこの程度のことなのです。

死ね、とか、殺すぞ、という、言辞的脅迫メールは、山のようにいただきましたが、15年もたった今でも、ホームページ冒頭に明記している私の住所地に誰も殺しにいらっしゃらないので、呆れていますし、精神異常者を相手にしても無意味だと感じています。

ところで、私は、介護していた母の没後、添付写真のようなスキンヘッドに変えました。東京にいた頃から、演奏
家、作曲家仲間からは、スキンヘッドが似合うよ、と、言われていたのですが、早稲田大学政経学部卒業後勤務していた住友信託銀行では、仕事柄そういうわけにもゆかなかったためでしたが、私を殺したい2ちゃんねらーの皆様が殺害にいらっしゃった時にわかりやすいように私の近影を掲載いたしました。

出来もしないことを匿名掲示板で言うのはやめましょうね(爆)。








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