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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年04月30日

米澤寿展(としのぶ)氏のこと





米澤寿展(としのぶ)氏と出会っ他のは、この前の統一地方選挙の少し前でした。高松市の隣の宇多津町で、IT関係の会社社長をしている、若者でしたが、宇多津町議会議員選挙に初出馬されていました。



とても前向きな方だったので、もし、高松市内にいらっしゃったら、私は絶対応援するだろうと思ったのですが、39票差という僅差でやぶれてしまったそうです。が、今回が初出馬でしたので、引き続き頑張って欲しいと私は感じていました。



ところが、先日、香川県宇多津町の、「香川口コミ情報局」から、私のホームページ併設ブログにリンク招待の案内が来たのですが、とてもしっかりした内容だったので、リンクさせていただいたのですが、その主宰者が、yonep、というハンドルネームの方だったのですが、それが、米澤寿展(としのぶ)氏だということが、ついさっきわかりましたので、お電話にて連絡し、彼のホームページともリンクしました。



香川県を扱った音楽作品では、私のアレンジした、せとちとせさん、作詞作曲の「讃岐ブギウギ」の演奏動画をYou Tubeに上げていますので、上記の右端の写真をクリックして、是非、ご覧下さい。



米澤寿展(としのぶ)氏は、東京オリンピックの開催された1964年生まれの、45歳の好青年なので、またまた、いい友人が出来て、とても嬉しく思っているところです。



彼と出会えた記念に、私がアレンジしてピアノを弾いた、高松市のシンガーソングライターのせとちとせさん、作詞作曲の、「讃岐ブギウギ」を、上に掲載します。



http://www.youtube.com/my_videos_annotate?ns=1&v=2XRUE_KLmSQ



また、歌詞は、下記ですが、香川県内の地名が30ヶ所以上出てくるのですけど、全部、わかる人は、香川県民においても少ないように私は感じています。



http://kokada.web.fc2.com/sanuki-bugiugi-kasi.html



掲載写真は、米澤寿展(としのぶ)氏、満開の、小豆島の「二十四の瞳映画村」の菜の花、です。



このような素敵な若者が香川県で生まれ育って活躍していることを、私は誇りに思っています。社会心理学者のクルト・レヴィンの言うとおり、人を育てる最大の要因は、環境なのですね。



  


Posted by 岡田克彦 at 23:17Comments(1)香川県内の親友

2011年04月29日

天麩羅うどん巻寿司




高松空港ビル1Fの、寿司・割烹「瀬戸」にて、2年程前に販売を開始した、「天麩羅うどん巻き寿司」(600円)のことは聞いて知っておりましたけど、わざわざ空港まで食べに行く気もなかったのでした。



まあ、うどん屋では、天麩羅うどんと巻き寿司を一緒にいただくことが多いので、大体、味覚的には問題はないと思っていたのですけど、わざわざ、寿司にまでうどんの麺を入れて食べないといけないとは、私は思っていなかったのでした。



ところが、東京から、高松高校の同窓生がこの連休の帰省時に、おみやげに、高松空港で買って、私の自宅に遊びに来てくれたので、私ははじめて、いただきました。



で、ゲテモノだと思っていた私の考えは間違っていたと反省しましたので、今回は、「天麩羅うどん巻き寿司」のことを書きます。



もともと、このお弁当は、香川県善通寺市にある「ひろや」という仕出し店が、試行錯誤を重ねて作って売り出したのだそうですが、私がびっくりしたのは、天麩羅が竹の子の天麩羅であることと、つけだしが、イリコのきいた、ぶっかけうどんのダシなので、非常に美味しいのであります。



かけうどんに、竹の子の天麩羅を載せたものを想像していた私は、この、ぶっかけダシにつけていただく、コシの強いうどんと、下味のついた竹の子を天麩羅にしたものが巻かれた巻き寿司に、強烈に、感動してしまいました。しかも、ショウガがちゃんと効いているのです。



これなら、OKです。「はなまる」のような偽者讃岐うどん店のできそこないじゃない、素晴らしい、うどんのバリエーションの一つだ、と確信しました。600円というのは、讃岐うどんとしては、高いなあ、竹の子の天麩羅、ぶっかけうどんと巻き寿司を高松市内の讃岐うどん店でいただいても、400円だよな、とは思うのですが、まあ、そこは、開発の努力代として、お支払いしてもいいと思いました。



まあ、皆様も飛行機で高松空港にいらっしゃるときには、ご利用下さいませ。ただし、高松空港についてしまったら、もう、おしまいですよ(笑)。そのあたり一帯から既に、うどん屋だらけなのですから。



高松空港の隣の高松空港グランドホテル1Fのティーラウンジに行かれて、まず、県外の皆様が驚くのは、コーヒー、紅茶、ケーキセット、ホットケーキ等と並んで、「生醤油うどん」があること、しかも、ケーキセットが600円なのに、「生醤油うどん」は300円であること、です。でも、高松市民は、誰も、ここで「生醤油うどん」は食べないですよ。高すぎるからです。高松市内では、「生醤油うどん」は、200円までですし、高松市宮脇町の、さぬきうどん「吾里丸(ごりまる)」は、毎週火曜日に来店すると、「生醤油うどん」食べ放題〔営業時間11:00~14:00の3時間〕が240円なのですから。



掲載写真は、順に、高松空港ビル1Fの、寿司・割烹「瀬戸」で販売している、「ひろや」の、『天麩羅うどん巻き寿司』、です。









  


Posted by 岡田克彦 at 04:13Comments(0)讃岐うどん

2011年04月26日

「風評被害を吹き飛ばそう」 コミュニティー立ち上げ





ミクシィにて立ち上げた、標記コミュニティーについて、ご案内いたします。



今回の東北地方の大地震被害の内、福島県の原発事故とそれに伴う風評被害は、自然災害ではなく、人災だと私は感じています。



人災の部分は、私達、日本人が皆でカバーリングしないといけないと感じております。



幸いなことに、ネットにて、福島県などの東北地方産の食品を私達は取り寄せることが簡単に出来ます。



この運動を、最低でも20年間くらいは、全国の各地方都市でリピートすれば、被災地の復活の一助になると私は考えており、早速、いくつか実行を開始しました。



このお店の、これが美味しくてリーズナブルだ、等の、情報を共有化して、この運動を活性化させてリピート出来る一助になれば、と思い、私は、このコミュを立ち上げました。



URLは、下記です。



http://mixi.jp/view_community.pl?id=5595759



皆様のご参加をどうぞよろしくお願いいたします。



掲載写真は、私がお米などを定期的にお取り寄せ開始した、宮城県の「うまい奥の細道」の産直野菜セットです。




  


Posted by 岡田克彦 at 02:47Comments(0)地震

2011年04月25日

香川県庁主催・東北フェアー




この掲載写真、たくさんの人達が買い物に訪れ、長蛇の列が出来ているのは、スーパーやデパートではないのです。



高松市番町の、香川県庁東館の1Fロビーなのです。



香川県外郭団体の香川県物産協会が主催して、今日開始した、大地震被災地東北地方を援助するイベントで、東北地方のものしか売っていないのです。



売り上げ収益の全額を義援金に回すこの企画が、今日スタートしました。



初日から数日の今回は、高松の香川県庁で開催しますが、来週から、丸亀市や小豆島など、香川県内各市町村で順番に開催するので、6月までの長期企画です。



しかも、この企画は、ずっと毎年リピートするのです。



初日の今日は、ものすごい行列で、東北各県の、お米などが、飛ぶように売れていました。



農耕民族国家の日本での、地域コミュニティーの残っている地方都市では、これがあたり前のなのです。



管総理が総理大臣のポストにしがみついていてもいなくても、六本木ヒルズ族が多額の寄附をしてもしなくても、芸人風情が売名行為のために義援金を寄附してもしなくても、麻薬に現を抜かしても抜かさなくても、そんなものは、四国の香川県では全く無関係に、地域コミュニティーがしっかり残っている東北地方のことを思いやるのです。



他の西日本の地方都市も、そのうち全部やると思いますから、それでよいのです。



これが、日本の弥生時代からの長い歴史に支えられた文化的常識なのですから。






  


Posted by 岡田克彦 at 19:03Comments(0)地震

2011年04月20日

穏やかな春の一日




昨日の高松は、穏やかな春の一日でした。三日前よりは少し寒く、まだ、小雨が時々パラつきましたけど、穏やかな春の一日で、東日本の大震災があったこととは全く無関係に、季節は予定通り、進んでいます。



本当に、あの大震災の悲劇は、生きて生活している、被災された人間の心に、大きな爪あとを残してしまい、大変な事態を引き起こしたのに、本当に、大自然の力のすごさを感じると共に、少しばかり、自分達は万能だ、と思い上がっていた、人間を反省させたように感じています。



かつて、東京在勤当時懇意にさせていただいていた、衆議院議員で、且、シュトックハウゼンの直弟子だった、アマチュアピアニストの、故.有島重武先生(白樺派の小説家の、故.有島武郎さんの甥にあたる方でした。)が、私が企画した、1991年の「ピアノと遊ぶ会・チャリティコンサート」のプログラムに寄稿して下さった文章の中に書かれていた、「私たちは、小さな惑星の上に暫くのあいだ住まわせてもらっている『地球市民』です。」という言葉を思い出して、もっともっと謙虚に生きないといけないな、と、再確認しました。



4月24日の高松市議会議員選挙で私が選んだ人は、このあたりのモデスティーと地域コミュニティーの重要性のわかっていらっしゃる、森川輝男さんに決めていましたので、24日当日は、私の友人とゆっくり過ごす約束をしていたので、昨日、期日前投票に、高松市役所まで行ってきました。



満開をすぎた葉桜の桜や、つぼみがふくらんだツツジのお花が、高松の町のあちこちにあって美しく、投票前に立ち寄ってお昼ごはんをいただいた、高松市役所真向かいの、森製麺所の讃岐うどん、小エビのかき揚げ、イカの練りこみのおてんぷらも、美味しかったのですけど、東北地方で被災した人達のことや無為無策の政府や東京電力の対応を考えると、何だか空しくて、いたたまれない気持ちになって、政府などを批判する気もなくなってしまったので、投票後、高松市役所入口の募金箱にお金を入れて出て、隣の、喫茶ダイアンへ行きました。



ダイアンで、いつも、私は、和三盆のモンブランケーキをいただくのですけど、今日は、アイスコーヒーを飲みながら、旧知の奥さんと、今回の東日本大地震のこと、福島県の原発事故による風評被害のことなどを、お話しました。



ダイアンの奥さんは、あまりの惨状を見せられるので、テレビを見ないようにしているのだそうです。



「ごちそうさま。本当は、いつものように、和三盆のモンブランケーキもいただいて浪費した方が、消費を刺激するから、マクロ経済学的にはいいんだろうけど、どうもそんな気にならなくてごめんなさい。」と、言って奥さんを笑わせて、置いてあった、日赤の募金箱にお金を入れて、出ました。



既にまとまった金額の募金はしているのだけど、たぶん私は死ぬまで毎日、何回か少額でも募金を続けないと、気がすまないと感じています。今回の被害の甚大さから、日本国民は全員、最低でも20年間は、募金をリピートしないと、東北地方は立ち直れないだろうと思います。



たぶん、これを読んで下さっている、地震の直撃を受けなかった西日本地区在住の皆様も、同じ気持ちでしょう。



掲載写真は、緑豊かな高松中央公園真向かいの高松市役所前、です。







  


Posted by 岡田克彦 at 16:39Comments(0)地震

2011年04月15日

カフェ・ジャルダン、の、芝桜





「カフェ・ジャルダン」(高松市西植田町)は、高松市の南端の高松空港近くにある、芝桜の有名な、広い庭園を併設した喫茶店です。



高松空港に到着する飛行機から、この、芝桜の美しい庭園が見えるので有名ですが、今回の東日本大震災を受けて、この庭園の緑の芝生の上に、芝桜で、「がんばろう日本」、という文字が見えるように設営されましたので、地元では、いろいろと評判になっています。



掲載写真は、「カフェ・ジャルダン」の、広い庭園、です。



今日、コーヒーをいただきに行った時にお話したご年配の奥様は、津波で襲われた東北地方のテレビ画像を見て、何も出来ないけど、ただただ、涙が止まらなかった、とおっしゃっていました。



ふつうの感情を持った日本人は全員そうだったのでしょうけど、東北地方が被災した今こそ、ビジネスチャンスだ、などと感じた日本人の皆様は、全員、竹中平蔵や小泉純一郎のような、ブッシュの手下に毒された、拝金主義者でしょうから、拝金主義は放射線共々、体内から排泄した方がよいと感じています。



このゴールデンウイークは、JR西日本などの新幹線の稼働率が23%に止まっているそうですので、日本はまともですね。



東北地方が被災してたくさんの人たちが死んだ今こそ、自粛してはいけない、今こそ商売だ、金儲けだ、と思っている人は、義援金詐欺、放射能排泄偽者ドリンクなどの、極めて幼稚な犯罪をなさればよいでしょうけど、大半の日本人は、自粛するのではなく、小泉純一郎以来の日本の動き方がよかったのかどうかを、一人静かに、反省する時期だと思っていることだと感じています。



「24時間戦えますか。」という阿呆なCMがありましたけど、24時間戦っていたら、過労で死んでしまうのです。止まって、反省したり、この先の動き方を、一人静かに考える時間のないような、落ち着きのない日々ばかりを送っていると、首都圏で流行っている、麻薬中毒患者や、秋葉原の大量無差別殺人大好き人間のような物体が増えるのです。



私は、このゴールデンウィークは、一人静かに、鴨長明 の方丈記を読んでみようと思っているところです。



あたり前のことですが、私は、四国高松に住んでいて、JA香川県主催のミュージカルに作品提供をするなど、JA香川県にも、香川県漁連にも、懇意にしている人がたくさんいますけど、当分の間(というか、現状では、私の残された人生の30年間くらいは)、讃岐うどん以外は、福島県産の農産物とお魚類のみを食べることに決めています。



放射線、そんなもの、全然、怖くないですよ。放射線を避けて多少生きる時間が長くなっても、後悔するような生き方はしたくないですからね。全ての人間は寿命がありますから、死ぬときは死ぬのです。明日、交通事故で死ぬかもしれないのですからね(笑)。








  


Posted by 岡田克彦 at 19:53Comments(0)地震

2011年04月13日

ニューヨークの友人からの電話




ニューヨーク在住の、私の音楽ファンの宮崎さんから、今日電話がありました。



内容は、日本は大丈夫なの、大丈夫じゃないのなら、ニューヨークにいらっしゃい、という、今回の大地震に関する心配でした。



彼は毎年、私の自宅に、カナダの松茸をたくさん送って下さる親友で、神戸のジャック君と私の3人は大の仲良しなのです。宮崎さんが65歳、私が54歳、ジャックミ君が24歳なのですが、音楽の友人に、年齢は全く関係ないので、普通の出来事にすぎません、私にとっては。彼らとは、ミクシィでもつながっています。



3年前、来日時には、私の自宅に亡くなった母のお参りに来て下さいましたが、その際、「たも屋」の讃岐うどんと、「篠乃路」の瀬戸内の魚を使った懐石料理に私はご案内し、懇意にしているエルステージ川六の宝田社長もご紹介し、そちらで宿泊していただきました。



いろいろお聞きすると、アメリカのマスコミは正しく伝えていますね。日本の阿呆民放とはえらい違いです。また、政治家の対応も、日本とは雲泥の差があります。彼が一番驚いていたのは、ニューヨークで開催されるほとんど全てのイベントでは、日本を助けよう、という、赤十字の義援金がたくさん集まっているのだそうですが、被災から1ヶ月も経過した今でも、この義援金が被災者の手に渡っていないことでした。全て、日本の政治家、東京電力と、報道に問題があることは明白で、私は、とても恥ずかしい思いをしました。



阿呆民放局は、この大変な時期に、竹中平蔵、のような、売国奴を、コメンテータとして出演させているようで、困ったものですね(笑)。



竹中平蔵が出て、今の政府の地震への対応を批判していましたけど、そんなことを言う資格はないのですよ。



しゃべっている内容以前に、竹中平蔵は日本人失格なのですから、お話にならないのです(笑)。



あのような、ケインズ経済学を間違えて理解している、ただのマネタリストの学者崩れは、日本から追放した方がいいですね(笑)。



オランダのやった、ワークシェアリングのような、歴史のあるヨーロッパのやり方を日本は見習うべきなのです。



そして、もちろん、ケインズもイギリスのケンブリッジ出身なのです。世界大恐慌のときに、アメリカに招聘されて、有効需要政策を成功させたに過ぎないのですから。



ケインズも、多民族国家で、黒人を差別しているアメリカには吐き気がしたそうですからね。



まあ、竹中平蔵などは、支払われるお金だけを頼りに生きられて、勝ち組になれる、歴史の浅いアメリカのような多民族国家にさっさと、追放すればよいのです。日本人失格なのですからね。



大体、竹中平蔵は、慶応大学の経済学部の教授でしょう。私の卒業した早稲田大学政経学部経済学科の教授とは違って、ただのボンボン教授ですから、お話にならないのですけど、あの男を起用した、小泉純一郎もバツイチでしたね。



女性一人すら幸せに出来ない男が総理大臣になったことが大問題なのです。人間の評価にあたって、精神的な育ちのよさと、苦労した経験があること、ヒューマニストであること、が一番大切なことなのです。



小泉純一郎と、竹中平蔵の二人とそれの取り巻きの、視聴率の欲しい放送局や金の亡者のコメンテータが、今日の日本をだめにしたのです。



また、小泉純一郎は、郵政民営化に反対する議員の対立候補として、「刺客候補」を各地に送り込んで「刺客候補」という日本語を定着させましたから、殺人事件が増えたのです。



さらに、民放放送局の阿呆ニュースキャスターが、カメラ目線で、統計学用語に過ぎない「勝ち組」と「負け組」を間違った意味で使ったことで今のような事態になったのです。



・・・・・・などなど、いろんなお話をしていたら、竹中平蔵のような物体は、アメリカにも来て欲しくない、との、宮崎さんのお話でしたので、地球から追い出した方がよいということに決定いたしました(爆)。



それくらい、竹中平蔵は、放射線と同じくらい、人間には不要な物体なのですが、追放には手間がかかりますね。



ところで、1994年にUターンした私が、日本マンパワー四国総代理店の部長として、高松の地銀の「百十四銀行」の人事部長に面会して、いろいろ聞かれたとき、住友信託銀行で15年間働いていたけど、母の介護のためにUターンしたことを伝えたときには、その人事部長は、こう言いました。



「岡田さん、勝ち組の金融機関で働いていたのですね。でしたら、いろいろ教えて下さい。」と。



だから私は、この人事部長に、「勝ち組」の正しい意味をご説明して、しばらくお説教しましたよ。



「高松市には、三井信託銀行がありますけど、三井信託は負け組なのですか。しかし、おたくのような、江戸時代は無尽にすぎなかった程度の地銀は、三井信託から学ぶことは一杯ありますのに、そんなこともしていなかったのですか。私は、社外交流を通して、三井信託に友人がいっぱいいますけど、少なくとも、おたくのような地銀よりは、はるかに人材育成のノウハウを持っていますよ。」と。



そして、しばらく、お説教したあと、



「まあ、お近くの三井信託でいろいろ教わって、それでも不明な点があれば、私に、質問して下さい。」と申し渡しました。



生意気なことではなく筋の通った正論でした。さらに、百十四がインターバンクで取引のある三菱銀行と仲良くしておくよう、ご案内しました。



もし、百十四銀行に万一のことがあったときに、吸収してくれるのは、インターバンク取引のある三菱銀行だということくらいは、既にわかっていましたからね。



以上の私の応対は、お金儲けのためじゃないのです。生まれ育った、高松の地域コミュニティーのためなのです。



でも、これが、営業の鉄則なのです。この担当者と取引したい、と相手に思わせて、先方から、取引して下さい、と言わせることなのです。



つまり、人間力で勝負しないとダメなのです。これが、住友信託銀行の新入社員研修で教わったことなのです。



すなわち、大切なことは、相手の言うことを聴いてあげること(アクテイブリスニング)なのです。



私の中では、まずは、住友信託と懇意にしていた、徳島の阿波銀行の方が、百十四銀行よりも取引開始の優先順位が高かったのですけど、私が高松で生まれ育っていたので、特別の配慮をして差し上げただけなのです。



もちろん、四国四県の地銀と第二地銀とは、二週間で全て取引を開始しましたよ。簡単なことです。



ほかに、四国四県の官公庁、商工会議所、農協、漁協、四国電力やJR四国など、重要な取引開始希望先がありましたから、地銀ごときに時間もかけられなかったのです。



私は、このあたりの四国内の大手とはさっさと取引を開始して、四国四県の中小零細企業との取引を開始したかったのですから。



その方がずっと楽しかったですよ。だって、中小零細企業企業の社長に会えば、全てわかるのですから。実際、その人の生き方や考え方など、私自身もとても勉強になりましたし、その方が、私にとっては、はるかに大切な財産になりました。



拝金主義者なら、大手との取引を優先したでしょうけど、15年間、住友信託で働いていた私は、大手企業との取引開始には、飽き飽きしていたのです(笑)。



『郷に入れば郷に従え』という格言などはどうでもよかったのです。私は自分のマーケットリサーチ、考え方と、気分で動きました。



でも、楽しかったですよ。だって、帰宅すると、母が日に日に元気になってくれましたからね。私のUターンの目的は母の介護だったのですから。



それだけに、今回の大地震の被災者においても、ご両親をなくした子供達が一番心配なのです、私は。



掲載写真は、諸悪の根源の、拝金主義(マネタリズム)を日本に定着させた、竹中平蔵です。長生きしそうですけど、まあでも、10000年も生きることはないのです。人類も自然の一部にすぎないのですから。が、気分が悪くなるので、マスコミに出るのはやめて欲しいですね。



この、爬虫類のような学者崩れに比べたら、政治家の小沢さんの方が、はるかに、暖かい哺乳類だな、と、私は感じています。







  


Posted by 岡田克彦 at 18:07Comments(1)地震

2011年04月12日

春爛漫の高松




今日もまた、高松は、快晴、春爛漫で、桜が満開でした。



私はお昼ご飯に、近所の行きつけの「さぬき麺市場」へ、自転車で食べに行きました。



途中、桜の名所の郷東川の河川敷を通りましたが、満開の桜があまりにも美しいので、しばらく、眺めてしまいました。



そう言えば、晩年の母は、お花見に栗林公園まで行けなかったのですけど、ここ、桜の名所の郷東川の河川敷は近所なので、よく連れて来たよなあ、と、思い出しましたが、私の住む西宝町は桜の名所なのでよかったなあ、と思いました。



そして、「さぬき麺市場」では、いつものように、大好きな、かけうどん(180円)、と、びっくり鶏天(100円)〔しめて280円〕をいただきました。かけうどんの上には、取り放題のレモン、別皿に取った、びっくり鶏天の上には、取り放題の大根おろしをたっぷり載せて、高知県の名産品の、ユズづくし、を、その上にかけて、素晴らしい君あわせでいただきました。



それにしても、東日本は、余震が頻発していて大変ですね。東北地方から関東地方あたりまでが、全滅するまで、この、地震は続くのでしょうか。



高松でも、ボックスティッシュペーパーの在庫がギリギリのようで、スーパーなどでも、愛媛県の大王製紙のものしか、売っていませんし、コンビにもタバコも1カルトン売りはしていません。



また、納豆は、もともと、高松人は好きではないので、大した問題でもないのですが、どこのスーパーもほとんど置いていませんので、転勤族の皆様は、文句を言っていました。



ところが、今日、うどんをいただいた帰りに、コープ扇町支店に寄ると、ボックスティッシュペーパーの在庫が増えていたので、それを買ってからぶらぶらしていたら、納豆が大量に入っていたので、「おお、久しぶりだな。」と感じて、思わず、買ってしまいました(笑)。



本当に、今回の件で痛感したのは、自給自足が出来ない地域、地産地消の出来ない地域は、サバイバル出来ないだろうな、ということです。四国高松は、讃岐豚の名産地ですし、瀬戸内海の島などには、牛を放牧しているところもありますし、何より、瀬戸内の魚や貝がたくさん採れますし、三豊市のレタスは日本一、飯山町の桃、葡萄、みかん、そして、JA香川県が作っているお米の主力は、「はえぬき」ですが、とても美味しくて、大丈夫です。



また、讃岐うどんの材料になった、塩、小麦、だしになるイリコは、昔からたくさん採れますし、江戸時代に、四国霊場八十八ヶ寺巡礼に、鹿児島から来て、香川県で行き倒れになっていた人を助けたことに感謝された鹿児島の人が教えてくれた、製糖技術を大切に発展させたので、和三盆の名産地でもありますので、人口100万人程度ですから、香川県は、自給自足できます。



今回被災した東北地方も、もともと自給自足できるキャパを持っていましたので、復興すれば大丈夫なのですが、問題は、東京都ですね。地産地消などは、夢のまた夢でしょうし、最終的に、地方出身者が全員郷里に帰ったらどうなるのでしょうね。



この先、地方都市同士の、首都圏を経由しない交流が盛んになれば、東京都の存在意義は希薄になることでしょう。



東北地方の皆様は四国地方の皆様同様、暖かく、恩をあだで返すことはありませんので、しっぽくうどんなどの炊き出しを受けた恩は、絶対に忘れないと思いますよ。



まあ、東京都民には、秋葉原で無差別殺人をしたり、麻薬にうつつを抜かしたり、人の作った会社をM&Aすることにうつつを抜かしている六本木ヒルズ族のようなものが含まれますので、信用の置けない皆様ですし、永田町あたりでは、政治家が足の引っ張り合いをしているのですから、お話にならないのですよ(笑)。



食料については、地方都市の足を引っ張らないよう、東京都は、節電、節約生活をしていただくしかないでしょうね。だって、何も、自ら食料を生産できないのですから、その程度のことはしていただかないといけないのです(笑)。



掲載写真は、お昼ごはんにいただいた、「さぬき麺市場」の、『かけうどん』(180円)、と、『びっくり鶏天』(100円)〔しめて280円〕、です。









  


Posted by 岡田克彦 at 19:04Comments(1)地方都市

2011年04月10日

大自然に抱かれて



今日は、素晴らしい快晴でした。しかも、高松市内のソメイヨシノは全て満開だったので、自転車に乗って、香川県議会選挙にゆく途中、うちの近所の満開のさくらと、真っ青な青空を満喫できました。



東日本であんなひどい地震と津波を引き起こした自然ですが、こんな素晴らしい春の風情を醸し出せる大自然の力の偉大さに、改めて、感服しました。



昨夜、岩手県釜石市の友人からメールが来ました。避難所にいるそうなのですが、そこへ、香川県の讃岐うどん協会が、しっぽくうどんを炊き出しに行ったのだそうです。



何でも、いろいろなところから、炊き出しが来ているのだそうですけど、豚汁とカレーが多いのだそうで、栄養はあるし暖まるのだそうですけど、来る日も来る日も、豚汁とカレーばかりだと飽きますよね。その点、醤油ベース、鶏がらだしで、根菜と豆腐がたっぷり入った、讃岐の「しっぽくうどん」は、人気ナンバーワンだったそうです。



でも、可笑しかったのは、香川県の讃岐うどんの1200年前からの長い正しい歴史に基づき、早朝から炊き出しをしていたのだそうで、朝から出された、鶏肉、大根、人参、里芋、豆腐、お揚げ、こんにゃく、などのたっぷり入った、暖かい「しっぽくうどん」にとても感動されていました。



私は昨夜、私の高松ファンクラブの会長をして下さっている、高松市国分寺町の三好君の香川県議会議員選挙直前の結団式に参加しましたが、今日はいよいよ投票で、夜には即日開票で夜には結果が出るので、当選しても落選しても彼のそばにいてあげたいので、彼の選挙事務所へ、弟と一緒に行く予定です。いろいろ、友人、同窓会関係の皆様にはご案内していますが、選挙ばかりは、結果が出ないと絶対にわかりませんので、ともかく、結果を見るときには、どっちになっても、彼を励ましたいと思っています。



三好君と共通の友人の、武蔵野音大卒のフルート奏者の、K君(お母様の後を継いで老健施設を経営しています。)とは、昨夜の結団式にご一緒したのですが、三好君が当選しても落選しても、デュオでコンサートを手弁当でやることにしています。



だって、気分のいい人のためにコンサートを開催することは、アーティストの勝手ですものね(笑)。コンサートの大義名分を、当選していたら祝賀コンサート、落選していたら慰労コンサート、にすればよいだけのことなのですから(笑)。



どっちになっても、クラシックの室内楽曲(プーランク、フランクと、私の自作の予定です。)の譜面は、五線紙の上を微動だにしないのです。逆に、選挙の当選や落選程度のことで、モーツァルトやショパンの遺した楽譜の譜面が変わったりしたら、エラいことですよね(爆)。



掲載写真は、順に、うちの自宅の向かいの、四電工香川支店前の見事な桜、です。



岩手県釜石市でとりあえず3000食炊き出された『しっぽくうどん』は、香川県庁と香川県庁の外郭団体の「さぬきうどん協会」が主催していますので、完全に復興するまで、ずっと、リピートされるそうですので、東北地方の皆様は、楽しみにしていてくださいね。「困った時はお互い様」なのですから、遠慮は無用です。


  


Posted by 岡田克彦 at 17:18Comments(1)讃岐うどん

2011年04月07日

讃岐うどん協会の本格始動




これまで、香川県内に1500店ある讃岐うどん店は、それぞれ、今回の大地震の被災地に、讃岐うどんの炊き出しに行っていましたが、香川県庁の外郭団体の、讃岐うどん協会本体が、4月9日と10日に、第一回目の、炊き出しに、岩手県釜石市に出かけることになりました。



これまで、炊き出しに行った、「たも屋」等、いろいろな讃岐うどん店からの情報を集約して、今、被災地の避難所にいる人達に一番必要な栄養の調達を考え、メニューは、鶏肉をベースにし、大根、人参、里芋、等の根菜類、こんにゃく、お揚げ、などを、たっぷり入れた、鍋焼きうどんよりもはるかに暖まり、ビタミン、プロテイン、ミネラル、たっぷりの、香川県の冬場の定番の「しっぽくうどん」に、決定し、岩手県釜石市には、3000食を持参することになりました。



高松市のローカル放送局の瀬戸内海放送局が、昨日から、ニュースで流していましたが、讃岐うどん協会理事長の、「讃岐麺業」の社長、讃岐うどん協会理事の、「上原屋本店」の社長などが、手際よく、甘みの強い香川県特産の金時人参などを手際よく切り分けるなどの下準備をしている光景が映し出されました。ものすごい量の野菜だったので、私もびっくりしましたが、阪神淡路大震災の時の軽く20倍ほどの材料を定期的に、東北地方の被災各地に順次炊き出しに行くそうです。マグニチュード9で、被災地域が広いので、あたり前なのですけど、香川県庁あげて、被災者支援に取り組んでいることがよくわかりました。



特に、讃岐うどん協会理事長の、「讃岐麺業」の社長は、「このしっぽくうどんを食べていただければ、絶対に、心が癒されます。」と、自信の程を語っていましたし、「上原屋本店」の社長は、「避難所に来れないご年配の方には、出前もします。」と、大はりきりでしたので、きっと、素晴らしく美味しい、讃岐の「しっぽくうどん」が、東北地方の被災者に届くことと思います。



テレビを見ていた私は、正直なところ、この被災地で提供される「しっぽくうどん」は、絶対に美味しいだろうな、と確信しましたので、私自身も食べたいな、と、東北地方の皆様が、うらやましくなっちゃいました。



讃岐の「しっぽくうどん」は、お店ごとに特徴があるのですけど、今回は、その各讃岐うどん店の社長が集まって、被災した皆様の置かれた環境などを考えて、レシピを検討したものですから、まさしく、「世界に一つだけの花」ではなく、オンリーワンの、世界に一つだけの「しっぽくうどん」になると思いますので、東北地方の皆様は、是非、期待して下さいね。



香川県は、昔から、年越し蕎麦を食べる習慣はありません。年越ししっぽくうどんをいただくのです。香川県外では、冬場のうどんは、鍋焼きうどんになっているようですけど、香川県では、鍋焼きうどんは、年中いつでも食べられる定番メニューの一つにすぎませんので、冬場のうどんは、「しっぽくうどん」に決まっています。それくらい、暖まり、ビタミンがたくさん補給できるので、ショウガを載せていただくと、風邪の予防になる、優れたメニューですので、被災者の体を温める素晴らしいメニューになると私は確信しています。



その他、新学期になったため、香川県にも、被災された小学生を連れた親御さんが何組かいらっしゃっているようで、テレビで放映されていましたが、もう、桜が満開の香川県の暖かい風土に、被災した宮城県の子供達の笑顔が溢れていましたので、ほっとしました。



被災された東北地方では、ハローワークがいっぱいで混乱しているそうですけど、もちろん、仕事も捜さないといけませんけど、とりあえずは、被災した心を休めることが先決だと、私は願っています。無理をして、健康を害したら、元も子もないと思いますからね。



一方、私は、義援金の納付だけではいけないと感じていましたが、まずは、風評被害を跳ね飛ばしたいと思い、宮城県仙台市の被災を免れた、「みちのく・うまい・奥の細道」というお店をネットで見つけましたので、お米や、牛タンを注文していましたが、今日それが届きましたので、早速、いただきました。とても美味しかったので、店長の今野さんに御礼の電話をして、当分の間、お米は「みちのく・うまい・奥の細道」さんで取り寄せることを約束しました。



もう、21世紀で、インターネットの時代が本格化していますから、東京の霞ヶ関や、東京電力が、トロトロしていても、直接、地方都市同士で、「困った時はお互い様」と、相互扶助が出来るのですから、皆様も、是非、被災地の名産品をお取り寄せしたらいいと、私は思っています。



イトーヨーカドーは、さすがに、このあたりの感性が優れていますね。イトーヨーカドーは、四国にはないのですが、お向かいの岡山にあるのですが、今日から、イトーヨーカドーが全店で、東北フェアーを一斉にスタートしたそうで、イトーヨーカドーの岡山支店は大変な賑わいだったそうです。



掲載写真は、4月9日と10日に、岩手県釜石市で、香川県讃岐うどん協会が炊き出しで出す「しっぽくうどん」の材料に必須の、香川県産の、甘みの強い、金時人参などを準備しているところの画像です。







  


Posted by 岡田克彦 at 23:34Comments(0)讃岐うどん