2011年06月16日
冷たい味噌汁うどん・節電の夏の朝食

『味噌汁うどん』を初めて、讃岐うどん店でいただいたのは、香川県観音寺市の「まり」、という、うどん店〔以前は「ゆり」という名前でしたが、店名を変更したようです。〕の『味噌汁うどん』でした。
香川県では、味噌汁を作るときにも、昆布、鰹節、に、イリコを加えてダシをとることが多いです。
私が子供の頃、祖父が経営していた、高松市の「丸天旅館」の板前さんに教わったところでは、大きめのイリコを前夜から水を入れたお鍋に浸したものを冷蔵庫に入れておいて、それを翌朝、温めて、味噌汁のダシとして使っていました。
ですから、朝食の味噌汁が余った時などには、当然ながら、それをかけだしにして、『味噌汁うどん』として、お昼ご飯にいただくことがありましたので、高松で生まれ育った私にとっては、『味噌汁うどん』などというものは、自宅で作るうどんのメニューの一つにすぎないのです。
冬場など、具沢山の、野菜やアサリの入った暖かい味噌汁に、こしの素晴らしい手打ちうどんが入っているものは、とても美味しいのです。
ですから、讃岐うどん店に行っても、『味噌汁うどん』がメニューに加わっていないのは、各家それぞれ、味噌汁の味は違いますから、あたり前だと思っていたので、音楽の友人と一緒に銭形まつりを見に行ったときに、『味噌汁うどん』がメニューに加わっていた時には、びっくりしたものでした。
従って、私自身、母の介護で高松にUターンしてから、自宅で、いろいろ作る時にも、『味噌汁うどん』は、当然、レパートリーに加わっていました。もちろん、茹でたうどんを加えますから、味噌汁に少しダシ醤油を加えて作ります。
一方、夏場にいただくうどんでは、私は、『冷たいかけうどん』が一番好きなのです。
さてさて、福島原発の問題発生以来、今年は節電の夏となっていますので、私は、何かいい、夏場のうどんを、近所の「丸山製麺所」か、「さぬき麺市場」、のお気に入りの、生うどんを買ってきて考えて、いろいろ、自分で工夫して作っていただいています。
ところで、毎朝いただく、味噌汁は、私自身、まとめて、ジャガイモ、人参、玉葱、あたりで大きめの鍋に作っておいて、それを、いただく時に、電子レンジで温めていただくことが多いので、私の自宅の冷蔵庫には、いつも、味噌汁があります。
朝食がトーストの時には、この、冷蔵庫に作り置きしている味噌汁に、牛乳、バター、イタリアパセリを少し加えて、電子レンジで温めると、とても美味しい、洋風味噌汁になりますので、なかなか便利なのですよ。
で、一ヶ月ほど前、ちょっと蒸し暑い朝だったので、私は、近所の「丸山製麺所」まで、『冷たいかけうどん』を食べに出かけるのが面倒だったので、自宅で食べることにしました。
が、『釜玉うどん』も、『しっぽくうどん』も、熱いので食べる気がしなかったので、思い切って、「冷たい味噌汁うどん」なるものを作っていただきました。
とても簡単なのですよ。「さぬき麺市場」で買っておいた生麺を、茹でて、氷水でしめ、作り置きしていた冷蔵庫の『ジャガイモ、玉葱、人参、の、冷たい味噌汁』に少しダシ醤油を加えて、氷で少し緩めてかけ、大根おろし、しょうが、ゴマ、ほうれん草のおひたし、ワカメ、味付け海苔、を加えると、見事な『冷たい味噌汁うどん』が出来たのです。
すごく美味しかったので、この夏場は、自宅での朝食は、これで行こうと思いました。また、皆様も、お試し下さいませ。
掲載写真は、香川県観音寺市の「まり」、の、『温かい味噌汁うどん』、です。
最近は、スーパーでも、味噌にダシ入り味噌、というものが販売されていますけど、私は、個人的に、ダシ入り味噌、だけの味付ではちょっとひと味足りないように感じていて、それを、ヘルシーに補えるものは、玉葱、ダシ昆布、鰹節、ミリン、だろうと思っています。
2011年06月08日
最近開店した、肉うどん、おでんの、激安店

香川県三豊市在住の友人から、明治時代創業の醤油店の老舗が、高松市に、セルフサービス讃岐うどん店を開店した、という情報をいただいたのは、昨年の暮れのことでした。
で、今年になってからすぐに食べに行ったのですけど、東日本大震災が起こり、ブログで取り上げることも別れていました。
が、今日、今年の初めに食べに行った時のことを書くことにしました。
その店は、「麺処 うまげ屋」(住所;香川県高松市木太町1849 TEL.087-813-2431 営業時間;11:00~15:00 第2・4木曜日定休)の店名は、讃岐弁の、「うまげなのう」(美味しそうだね、の意)からとったものです。が、ここの肉うどんは、最高に美味しくて安く、素晴らしいお店ですので、讃岐弁の「・・・・・げな」はつけなくてもよいと思いました。
セルフサービスうどん店は、高松市内に一杯あるのですが、肉うどん専門のセルフサービスうどん店は、珍しいのです。
この店の最大の特徴は、看板メニューの「肉うどん」がすごく美味しくて安いこと、「おでん」の値段も、高松市内のセルフうどん店中、一番安いことです。
「肉うどん」は、1玉で、290円なのですが、玉数を増やすと、肉の量も玉数にあわせて増え、最高は、5玉で、580円、なのですが、これは、絶対に食べられない量でして、まだ、たのんだ人がいないのだそうです。
そして、「おでん」は、牛スジのみ100円で、その他は、全て40円、という、信じられない安さでした。
私は、肉よりも魚が好きなので、とりあえず、看板メニューの「肉うどん」(1玉・290円)と、こんにゃくのおでん(40円)をいただきました。が、330円でお昼ご飯でしたが、お腹一杯になってしまいました。
木太町は、高松市の東部なので、高松市西部に住んでいる私の自宅からは、近くはないのですが、行きつけの床屋さんが、木太町にありますので、床屋に行く時には、寄ることにしています。

まあ、でも、木太町には、私の行きつけの、ハマチの刺身の美味しい「活魚 小松」がありますので、たいていは、「活魚 小松」に行くことにしていますけどね(笑)。
まあ、お肉の好きな皆様は、是非、行かれたらよいと思いました。少なくとも、「吉野家」の牛丼よりは、お肉の水準が高いですからね(笑)。

掲載写真は、順に、「麺処 うまげ屋」の、『肉うどん(1玉)』〔290円〕、『かけうどん(1玉)』〔190円〕、『おろしぶっかけうどん(1玉)』〔350円〕、です。
まあ、人によると思いますけど、「麺処 うまげ屋」に、『かけうどん』を食べに行く人は、ほとんどいないだろうと思いますね。
2011年06月06日
朝うどんのハシゴ
今日は、朝食に、久しぶりに、朝うどんを堪能したかったので、自転車でうちの近所の讃岐うどん店を、3軒もハシゴ、してしまいました。

まず、6時半に、うちの近所の行きつけの、「丸山製麺所」で、裏メニューの、イリコだし、しょうゆ味の『讃岐ラーメン』(170円)と、ラーメンのトッピングにとてもいい、『金時豆のかき揚げ』(90円)〔しめて260円〕、をいただきました。コショウをたっぷりかけていただくと、讃岐うどん店の製麺所の「讃岐ラーメン」は、美味しいのですよ。

続いて、県道33号線を渡って一筋入ったところにある、「さか枝」に7時に行き、『温かいかけうどん』(160円)に、『レンコンの天麩羅』(80円)〔しめて240円〕を載せていただきました。「さか枝」のレンコンの天麩羅は、非常に美味しいのですが、これは、材料が新鮮なためです。

こうして、温かいメニューが非常に美味しかったので、デザートに冷たいうどんをいただくことにしました。すなわち、「さか枝」からすぐの香川県庁の裏口から表口に回った、香川県庁の真向かいにある、「こだわり麺や・高松支店」の、『冷たいかけうどん』(190円)、を、7時半にいただきました。
「こだわり麺や・高松支店」は、自分の畑で作った自家製のハイブリッド小麦を使って手打ちしていますので、デザートとしていただく、小麦の香り豊かな『冷たいかけうどん』には、トッピングの天麩羅を載せずに、そのままいただいた方が美味しいのです。
こうして、とてもハッピーな、しめて、690円の、讃岐高松の朝ごはんが終わりました。
まあ、私は、週に一回は、こういうスタイルの朝食をいただいているお陰で、胃の調子もいいようですが、たぶん、こういう、朝食のとり方は、高松市でないと出来ないですね。だから、私は死ぬまで高松に住んでいようと思っています。
掲載写真は、順に、「丸山製麺所」の、『讃岐ラーメン・金時豆のかき揚げ載せ』、「さか枝」の、『温かいかけうどん・レンコンの天麩羅載せ』、「こだわり麺や・高松支店」の、『冷たいかけうどん』、です。

まず、6時半に、うちの近所の行きつけの、「丸山製麺所」で、裏メニューの、イリコだし、しょうゆ味の『讃岐ラーメン』(170円)と、ラーメンのトッピングにとてもいい、『金時豆のかき揚げ』(90円)〔しめて260円〕、をいただきました。コショウをたっぷりかけていただくと、讃岐うどん店の製麺所の「讃岐ラーメン」は、美味しいのですよ。

続いて、県道33号線を渡って一筋入ったところにある、「さか枝」に7時に行き、『温かいかけうどん』(160円)に、『レンコンの天麩羅』(80円)〔しめて240円〕を載せていただきました。「さか枝」のレンコンの天麩羅は、非常に美味しいのですが、これは、材料が新鮮なためです。

こうして、温かいメニューが非常に美味しかったので、デザートに冷たいうどんをいただくことにしました。すなわち、「さか枝」からすぐの香川県庁の裏口から表口に回った、香川県庁の真向かいにある、「こだわり麺や・高松支店」の、『冷たいかけうどん』(190円)、を、7時半にいただきました。
「こだわり麺や・高松支店」は、自分の畑で作った自家製のハイブリッド小麦を使って手打ちしていますので、デザートとしていただく、小麦の香り豊かな『冷たいかけうどん』には、トッピングの天麩羅を載せずに、そのままいただいた方が美味しいのです。
こうして、とてもハッピーな、しめて、690円の、讃岐高松の朝ごはんが終わりました。
まあ、私は、週に一回は、こういうスタイルの朝食をいただいているお陰で、胃の調子もいいようですが、たぶん、こういう、朝食のとり方は、高松市でないと出来ないですね。だから、私は死ぬまで高松に住んでいようと思っています。
掲載写真は、順に、「丸山製麺所」の、『讃岐ラーメン・金時豆のかき揚げ載せ』、「さか枝」の、『温かいかけうどん・レンコンの天麩羅載せ』、「こだわり麺や・高松支店」の、『冷たいかけうどん』、です。
2011年06月04日
「コープ扇町店」前での、激安讃岐うどん大会

今日、昼過ぎに、近所の「コープ扇町店」に買い物に行ったところ、店前で、激安讃岐うどん大会が行われていましたので、えびの天麩羅うどん(150円)うどんをいただきました。
今月一杯、いろいろなうどん店が、週末に順番にやるのだそうですが、今日は、「かな泉」だったので、冷凍食品の「加ト吉」にM&Aされてから、味が落ちたので、あまり期待していなかったのですが、ものすごく美味しかったのです。特に、ダシの味が素晴らしかったので、食べ終わった後、「加ト吉」の担当者に言ったところ、麺は、「かな泉」だそうなのですが、ダシは、「コープ扇町店惣菜部」が作ったそうですので、さすがは、うどんにうるさいので有名な、「コープ扇町店惣菜部」だな、と、納得しました。

まあ、私の自宅近所のこの一帯は、番町にも近い住宅街だし、香川大学の近くなので、一杯の人でしたが、かけうどん(100円)、トッピングは、えびの天麩羅、レンコンの天麩羅、高野豆腐の天麩羅、金時豆のかき揚げ、ビーフコロッケ、等、全て、一律50円、チラシ寿司150円、でしたので、確かに、激安でしたけど、さすがは、高松ですね。チラシ寿司を食べている人はほとんどいらっしゃいませんでした(笑)。
うどんコーナーの並びには、この前の四国B級グルメ大会で優勝した、「かっしゃ焼き」(たこ焼きにタコの代わりに、讃岐名物の、骨付き鶏の親鶏の細切れを入れたもの)〔7コ盛で300円〕の屋台も出ていましたので、えび天うどん、ビーフコロッケと、かっしゃ焼き〔しめて500円〕を食べるとお腹一杯になるので、若い大学生達はそうしていましたけど、私は、そんなに食べられませんでした(笑)ので、ビーフコロッケとかっしゃ焼きをテイクアウトして持ち帰り、おやつにいだきました。

掲載写真は、順に、本日のお昼の「コープ扇町店」前での、激安うどん大会でいただいた、『エビの天麩羅うどん』(150円)、うどん調理配布窓口、かっしゃ焼き調理配布窓口、です。
2011年06月04日
素晴らしい、初夏の冷たい創作うどん

昨日のお昼、またまた、新しく出た、素晴らしい初夏の冷たい創作讃岐うどんをいただきました。
それは、「うどん市場・兵庫町本店」の出した、『竹の子、ほうれん草、鳴門ワカメ、温泉卵の、冷たいぶっかけうどん』(290円)です。
この梅雨時のうっとうしい気候を吹き飛ばす、素晴らしいうどんでした。
昼食時で、「うどん市場・兵庫町本店」は、転勤族の勤務する大手企業の支店の入ったビル街という立地のため、いつものように、満席でしたが、ほとんどの皆様が、この新しい創作うどんを食べていました。
食べてすぐにわかりましたが、この新しいうどんに載っている、竹の子が、竹の子の名産地の高松市塩江町の竹の子で、とても柔らかく素晴らしいものでした。
また、天かすも、青海苔の天かすでしたので、いりゴマと共に、とても香ばしく、喉越しのよいここのこしのしっかりしたうどんと共に、素晴らしいものでした。

「うどん市場・兵庫町本店」は、高松市の町のど真ん中なのですが、かけうどん(温・冷)が160円、肉うどんが350円、と、とても良心的なお値段で、小鉢の種類も豊富なので、300円~450円で、確実に、お腹一杯になるので有名ですし、このお店の存在ゆえに、すぐ近所の、リーガゼストホテル高松支店のランチは、500円、しゃぶしゃぶ割烹「まる」の豚のしゃぶしゃぶランチは、499円、になっているのですけど、「うどん市場・兵庫町本店」の方が、必ず混んでいますし、「うどん市場・兵庫町本店」の隣の、喫茶「銀座サロン」の麦飯ランチはとてもヘルシーでコーヒーもついて650円なのですけど、立地がよくないため(笑)、いつも昼時は、ガラガラなのです。
私は、今日は、この、新しい素晴らしい創作うどんの、『竹の子、ほうれん草、鳴門ワカメ、温泉卵の、冷たいぶっかけうどん』(290円)と、ヘルシー小鉢の、『オクラ、納豆の摩り下ろし山芋和え』(110円)〔しめて400円〕をいただいたあと、丸亀町商店街の、「讃岐うどん・明石家」で、50円のポッカ缶コーヒーの『カフェオレ』を買って、すぐそばの、高松中央公園の花畑前の喫煙ベンチでそれわ飲みながら、今日は、ラークを、ゆっくり、くゆらせながら、満開のツツジを楽しみました。
台風一過という天気ではなかったのですが、高松は、梅雨時でも、めったに雨は降りませんので、既に、半袖のTシャツでしたので、とても快適なひと時でした。
掲載写真は、順に、「うどん市場・兵庫町本店」の、『竹の子、ほうれん草、鳴門ワカメ、温泉卵の、冷たいぶっかけうどん』(290円)と、ヘルシー小鉢の、『オクラ、納豆の摩り下ろし山芋和え』(110円)〔しめて400円〕、サラリーマンで一杯の、店内、高松中央公園のツツジ、です。
こういう素敵な環境でお昼ご飯をいただいていると、東京の永田町界隈で起こっている、管総理が辞めるか辞めないかなどは、もう、どーでもいいな、って感じています。

2011年06月01日
肌寒い今朝の朝うどん

今朝は、肌寒かったので、暖かい朝うどんをいただきました。
すなわち、近所の行きつけの「丸山製麺所」で、お腹が空いていたので、『かけうどん』に、練り物の『おてんぷら』を2つ載せ、『巻寿司』もいただきました。
いつもどおり、素晴らしいイリコのだしで、とても満足しました。
夏場になると、冷たいうどんは、「土三寒六」の掟で、こしが強くなり、素晴らしい喉越しで冷却効果がありますので、冷たい讃岐うどんを製麺所で食べているときは、よほどでない限り、扇風機で十分なので、エアコンは無用です。
また、風呂上りにも、冷しうどんをいただく習慣が、香川県では、電気が普及する以前の大昔からありますので、いろんな点で、もともとエコなのですね。有難いことです。
