2014年08月25日
香川県危機管理課に期待


「2001年からすすめられている、土砂災害防止法に基づく、土砂災害危険箇所の調査、避難計画、ハザードマップの作成、等、の完了している都道府県は、青森、山形、栃木、富山、石川、福井、山梨、岐阜、兵庫、奈良、鳥取、島根、山口、福岡、沖縄、の15県だけである。」という新聞記事を見た私は、早速、香川県庁・危機管理課、に電話しました。
早稲田大学政経学部の同級生だった、香川県庁勤務のM君と一緒に飲みに行った、高松市古馬場町のスナックに突然いらっしゃった、M君の親しい、当時の危機管理課長と面会したのは、もう、10年前のことになります。
「香川県は台風もよけてくれ、雨もあまり降らないし、出身者の弘法大師のご加護がありますから、危機なんて起こらないでしょうに、危機管理課なんて必要なのですか。」と、当時の私は笑いながら言ったものでしたが、広島での土砂災害の悲惨な状況を見て、あの雲が、もし、高松市上空に来ていたら、と感じたので、香川県の土砂災害危険箇所の調査、避難計画、ハザードマップの作成、等、がどうなっているのかを、確認したかったのです。
「14年もかかって、まさか、全く、何もやっていません、ということはないですよね。」と質問した私に、受け付けて下さった若者は、当初は、専門機関を担当している部署に電話を変わろうとしたので、許しませんでした。
「私がお聞きしたいのは、専門的な土砂や地質のことではなく、調査が、どの程度、進捗しているかを示すパーセンテージ、なのです。15県のように、全てが完了するまでには、予算など、いろいろな制約がありますから、100年くらいかかってもいいのです。ただし、14年間で何パーセント進捗したのかを教えてください。」
「ああそうですか。それでしたら、調査は、26パーセント、完了しています。」とのご回答でした。
そこで、私は、自然災害の少ない香川県ですから、頑張っているな、と思いましたので、『うどん県プロジェクト』等も含めて、県知事の浜田さんは頑張っていることを確信しましたので、早速、高松市役所まで期日前投票に行って、月末の県知事選挙は、浜田さんに入れました。
ちなみに、私の住む、高松市西宝町は、これから調査に入るそうで、年内には入るだろう、とのことでしたので、ほっとしました。
まあ、広島のような異常気象事態が起こったら、日本国内のどこであろうと、どうしようもないでしょうから、あの世に行くことを、覚悟しないといけないことは、既に常識だろうと思っています。
高松市番町四丁目で生まれ育った私の離乳食は、高松市番町四丁目にあった「久保製麺所」の、素晴らしい、うどん、でしたので、3歳の時からピアノを教えて下さった、故.石井ルリ子先生に鍛えていただいた、絶対音感に基づく聴覚と、味覚は、とても楽しい人生を送れましたので、何の後悔もありません。
・・・・・以上、能天気なことを書いていますが、こうでも考えないとやっていられないほど、広島での土砂災害は、ひどく、残酷なものですね。
ただし、ボランティアがたくさん広島にかけつけていることは、素晴らしいことなのです。日本の国民性は素晴らしいのですが、こういう歴史や伝統は、全ての国民の住む各地域の人達に支えられていることを念頭に置いた活躍を、香川県危機管理課には期待したいですね。

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Posted by 岡田克彦 at 14:16│Comments(0)
│異常気象