2011年04月25日
香川県庁主催・東北フェアー

この掲載写真、たくさんの人達が買い物に訪れ、長蛇の列が出来ているのは、スーパーやデパートではないのです。
高松市番町の、香川県庁東館の1Fロビーなのです。
香川県外郭団体の香川県物産協会が主催して、今日開始した、大地震被災地東北地方を援助するイベントで、東北地方のものしか売っていないのです。
売り上げ収益の全額を義援金に回すこの企画が、今日スタートしました。
初日から数日の今回は、高松の香川県庁で開催しますが、来週から、丸亀市や小豆島など、香川県内各市町村で順番に開催するので、6月までの長期企画です。
しかも、この企画は、ずっと毎年リピートするのです。
初日の今日は、ものすごい行列で、東北各県の、お米などが、飛ぶように売れていました。
農耕民族国家の日本での、地域コミュニティーの残っている地方都市では、これがあたり前のなのです。
管総理が総理大臣のポストにしがみついていてもいなくても、六本木ヒルズ族が多額の寄附をしてもしなくても、芸人風情が売名行為のために義援金を寄附してもしなくても、麻薬に現を抜かしても抜かさなくても、そんなものは、四国の香川県では全く無関係に、地域コミュニティーがしっかり残っている東北地方のことを思いやるのです。
他の西日本の地方都市も、そのうち全部やると思いますから、それでよいのです。
これが、日本の弥生時代からの長い歴史に支えられた文化的常識なのですから。