2011年09月10日
高松市亀岡町「丸山製麺所」の『朝ラーメン』

一昨日の夜、私は、うちの近所の高松市郷東町「さぬき麺市場・本店」で、トッピングとはとても思えない、鶏の天麩羅300g(100円)を中心にした、素晴らしい讃岐うどんの夕食をいただきましたので、昨日の朝は、あっさりとした植物性たんぱく質をメインにすえた朝うどんを食べるために、行きつけの近所の、高松市亀岡町「丸山製麺所」へ行きました。
高松市郷東町「さぬき麺市場・本店」も、朝6時開店なのですけど、高松市郷東町「さぬき麺市場・本店」は鶏の天麩羅は素晴らしいのですが、金時豆のかき揚げと、ダシについては、昨日の朝の私の気分で、朝6時開店の、高松市亀岡町「丸山製麺所」がいいな、と思ったので、そうしました。
これが、もし、『ゲソ天』か『アナゴ天』をいただきたい朝ならば、朝5時半開店の、やはり近所の、高松市番町の「さか枝」に行くのですけど、昨日の朝の私は、『金時豆のかき揚げ』を欲していたので、そうしました。もちろん、『金時豆のかき揚げ』は、「さか枝」にもあるのですけど、イリコだしの加減が、『金時豆のかき揚げ』に一番合うのが、「丸山製麺所」であることを私は熟知しているので、迷いはありませんでした(笑)。
ところが、一昨日の夜、食べ過ぎたためでしょうか、「丸山製麺所」に到着する頃には、うどんよりもラーメンが食べたくなっていたので、高松市内の製麺所は大体置いている裏メニューの、「讃岐ラーメン」(170円)を頼んで、『金時豆のかき揚げ』(90円)と一緒にいただきました。
鰹節と昆布だけのダシならば、うどんにしか通用しないのですが、香川県観音寺市沖の、伊吹島のイリコだしならば、うどんでもラーメンでもOKなのです。しかも、うどん製麺所のラーメンは打ち立てですから、美味しいに決まっています。
高松市には福岡の豚骨ラーメンの店、札幌の味噌ラーメンの店も、当然、支店がありますが、香川県にいらっしゃったら、そんな高価なものは召し上がらずに、是非、イリコだしのあっさりした醤油味の『讃岐ラーメン』を、製麺所で食べてくださいね。セルフや一般店の讃岐うどん店にはありませんし、製麺所の讃岐ラーメンは、うどんほどたくさん作っていませんので、昼前には、絶対に売り切れていますので、『讃岐ラーメン』は、朝に限るのです(笑)。
実際、「丸山製麺所」も、行きつけの人にしか、ラーメンは出していないので、表示のない裏メニューなのです。高松市栗林町の「松下製麺所」は珍しく、讃岐ラーメンを表メニューにしていますけど、お昼の12時に行ったら、絶対に売り切れていて食べられないので有名ですし、「松下製麺所」では、全国的には一つの麺料理だと認識されているラーメンが、ゲソ天などと同じ位置づけのトッピングに格下げされていますので、うどんにラーメンをトッピングした『ハーフアンドハーフ』というメニューが有名ですし、俳優の中尾彬さんは、これを食べに時々いらっしゃるそうです。
こうして、「丸山製麺所」で、ラーメンを頼んで、自分でテボでゆがいて丼に入れ、天かすとネギをトッピングして、イリコだしをかけ、座席に座ったら、一味、七味唐辛子の横に、コショウがありますので、それを降って、あっさりとさわやかな、高松の朝の『讃岐ラーメン』がいただけるのです。
あたり前のことですが、『讃岐ラーメン』のトッピングには、チャーシュー、シナチクのようなものは合いませんし、そんなものは、讃岐うどん製麺所には置いていません。
私は行きつけの「丸山製麺所」で、『讃岐ラーメン』に、全ての天麩羅をトッピングしていただきましたが、『金時豆のかき揚げ』、『高野豆腐の天麩羅』、『アナゴの天麩羅』、が、ベストスリーなのです。
久しぶりに、早朝の、素晴らしい『讃岐ラーメン』に『金時豆のかき揚げ』をトッピングしていただきながら、ここ「丸山製麺所」で飼っている金魚蜂で泳いでいる、讃岐うどんを食べ過ぎて丸々と太っている金魚を眺めながら、ゆったりと朝ラーメンを楽しみました。
やっぱり、讃岐うどん製麺所の朝食はいいですね。

掲載写真は、順に、「丸山製麺所」の『朝ラーメン』と『金時豆のかき揚げ』、朝うどんを食べにいらしていた、近所の若いご夫妻、です。
Posted by 岡田克彦 at 05:44│Comments(0)
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