2012年02月27日
先週金曜日、東京の友人を迎えて

先週の金曜日、東京の音楽の友人が、高松に遊びに来ました。
四国を一周する予定でしたので。昼前に、高松に到着したときに、JR高松駅で再会して、まず、ブランチに、「たもや・南新町女道場店」へご案内しました。
今、「たも屋」では、古代米の黒米の餅を入れた、かけうどんが素晴らしく美味しいので、それを食べに「たも屋・南新町女道場店」へ連れて行き、ここの有名なコロッケと一緒にいただきました。
そして、夜、落ち合って飲みに行くことにして別れました。
そして夜、私は、遊びに来た東京の友人と落ち合って飲みに出る前に、夕食をいただくために、ライオン通り商店街をぶらぶらしていました。
高松市中心部にある、アーケードでつながった八つの商店街の中でも、丸亀町商店街と平行に走っているライオン通り商店街は、一番飲食店が集中しているのです。以前から讃岐うどん店は一杯あるのですが、ここのところの、丸亀市の一鶴で始まった、骨付き鶏、がブームになっているため、そのお店が急増していました。
骨付き鶏は、実際美味しいのですが、丸亀町商店街のさぬきうどん店「明石家」も骨付き鶏を始めたりしていますので、瀬戸内の魚を中心にやっていた一般の居酒屋も、今は、骨付き鶏を置いているところがほとんどになっています。
が、まあ、昔からある「一鶴」の骨付き鶏が、独特のタレで焼いているので、それを真似るところが多いのですが、私がふらっと入った、「讃岐食酒工房 ふるさと」は、以前は、瀬戸内の魚を中心にやっている居酒屋だったのですが、3年ほど前からメニューに加えた、骨付き鶏が独特で、素晴らしかったので、それをご紹介いたします。
「讃岐食酒工房 ふるさと」〔住所 〒760-0045 香川県高松市古馬場町6-2(ライオン通り)、TEL 087-821-1001、URL http://wwwi.netwave.or.jp/~furusato/〕は、開店38年になる老舗なのですが、今は、跡取りの息子さんが加わって、新しいこのメニューを加えたようですね。

まあ、瀬戸内の魚は、高松市内での通常価格ですので、はまち、さわら、などの魚の刺身は、一皿600円少しくらいです。が、ここの骨付き鶏は、1500円以上するのですが、讃岐コーチンの骨付き鶏をシンプルに塩味で焼いたもので、素材の新鮮さで勝負していましたので、素晴らしく美味しかったです。
果たして、店内は、満席で、若い皆さんが何組もいらしていました。
こういう場面に直面すると、私など年寄りが一人で入るのは気が引ける人も多いみたいですけど、私は、人間観察がとても好きなので一人でカウンターに座って大将とお話しながら、団体さんの動きを見ながら飲んだり食べたりすることが食欲を増進させるのでいいですね。
大将とお話していると、女遊び大好きな、音楽評論家の、私の、元、父親をよくご存知でした。まあ、高松はものすごい田舎なので、クラシック音楽評論家などやったり、田舎の放送局に出たり、田舎の新聞に書評を書いていると目立ちますし、私の顔が親父にそっくりなので、慣れているのですが、その都度、「私は作曲家です。父のような口先だけの音楽評論家のような詐欺師じゃありません。」と、お話して、『丸天旅館』を経営していた、板前の祖父の孫だ、と自己紹介することにしています。
新たなものを創造する板前さんのほうが、音楽評論家よりも数億倍立派な職業であることは、決まっていますからね(笑)。
私も新たなものを創造する作曲家ですから、大体の板前さんとは、すぐに仲良くなりますよ。
こうして、美味しくいただいた後、しめは、南古馬場町の、讃岐うどん店「五右衛門」で、暖かいおろしかけうどんをいただきました。
久しぶりの「五右衛門」でしたが、やっぱりここのうどんのこしは最高でしたね。

高松で、この程度のディナーは、全部で2000円くらいなのです。東京だと、5000円は下らないと思いますが、その差額の大半が、不動産の賃料なのですから、東京は馬鹿げて高いですね。
私は、このディナーの後、東京の友人の泊まっている、高松ワシントンホテルで落ち合って、飲みに出ました。
掲載写真は、順に、「たも屋・南新町女道場店」の、『黒米の古代米の餅の天麩羅入りかけうどん』と『コロツケ』、「讃岐食酒工房 ふるさと」で焼酎と一緒にいただいた、『讃岐コーチン』の骨付き鶏、「五右衛門」の、『暖かいおろしかけうどん』、です。
Posted by 岡田克彦 at 06:25│Comments(0)
│骨付き鶏