2012年04月27日
「こだわり麺や」の『Wトマトうどん』

今朝は遅く起き、朝ごはんを食べに、近所の、香川県庁向かいの「こだわり麺や・高松支店」に行きました。
すると、午前8時30分を過ぎていたので、午前8時30分~11時までのサービスタイムで、190円の『かけうどん』が150円になっていましたので、『筋肉と大根のおでん』、『半熟茹卵とイイダコの天麩羅』、『炊き込みご飯』と一緒にいただきました。
お腹一杯になったので、喫煙もOKの時間だったので、タバコを数本楽しんで、デザートは、観光通の「わたや」に、『かけうどん』を食べに行こうかと思っていたら、「Wトマトうどん・新発売」という、とんでもないポスターがはっていたので、店長に聞きました。
すると、丸亀市に本店のある「こだわり麺や」は、20歳代の若い従業員がいっぱいなのですが、「めんやフェスティバル」という若い彼らの新しい発想による創作うどん大会を社内でやっているのだそうで、そこで1位になったものが、一年間メニューに加わるのだそうです。
そして、『Wトマトうどん』は、高松支店の若者が出展して1位になったので、全店で、今週はじめから販売開始したばかりだ、とのことでした。
ですから、私は、『Wトマトうどん』をいただくことに決めましたが、まだお腹が一杯だったので、30分ほど休憩させてね、とお願いすると、顔見知りなので「どうぞどうぞ」と快く若い店長が言ってくれたので、タバコを吸ってほうじ茶を飲んでぼーっとして、少しお腹がすいたところで、『Wトマトうどん』をいただきました。
そして、私は、その美味しさに、久しぶりに感動してしまいました。さすがは、若者が考えたもので、麺はここのハイブリッド小麦を使った素晴らしいうどんなのですが、周囲は、完全にイタリアンになっていました。
洋風の操作うどんは、高松市内では、既に、いろいろなお店が出しているのですが、ほとんどが、イリコだしベースの醤油味のぶっかけうどんに、プレーンオムレツ、チーズ、バター、マヨネーズなど、洋風の素材を載せているだけのものでした。もちろん、それに合うようにいろいろな工夫をしているのですが、ダシのベースは、昔からのものでした。
しかし、『Wトマトうどん』は、ダシも全てイタリアンなのです。
ベースは、小豆島のオリーブオイル、トマトピューレで、これに、細かく刻んだ、カリカリに焼いたベーコン、茹でたカボチャが入っていて、クリームチーズとパルメザンチーズがトッピングされて、大きな生のトマトと三豊市のレタスが載っているのです。
すごいなあ、と思ったことは、カボチャの自然な甘みと、トマトの自然な酸味が、このダシの命だという、自然をベースにしていること、カリカリに焼いたベーコン、シャキシャキのレタスと、ここの素晴らしいこしのうどんのコントラスト、二種類のチーズのコントラストが、オリーブオイルに優しく包まれていて、そして、さりげなく、地産地消を主張していることでした。
「ダシをほかのメニューとは別に、もう一つ作らないといけないので大変ですね。」と店長に言うと、「いえいえ。とても人気があるので、有難いことです。」と笑顔で答えていました。
ともかく、素晴らしい創作うどんの、新メニューでした。なのに、たったの480円なのですよ。
掲載写真は、順に、「こだわり麺や・高松支店」の、『Wトマトうどん』、『かけうどん・半熟ゆで卵天のせ』『イイダコの天麩羅』『筋肉と大根のおでん』『かやくご飯』、です。

Posted by 岡田克彦 at 16:22│Comments(0)
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