2012年08月24日
目指そう「いじめゼロ」・高松・子どもサミット

2012年8月23日に、『高松子どもサミット』が、香川県教育委員会の主催で、香川県内の小中学生でつくる実行委員会の38人が企画運営して行われました。
今回は、小中学生や教員、保護者ら計約700人が参加しました。
このサミットは、2009年に開催されましたが、今般の滋賀県大津市の事件を受け、開催が再開されることになりました。
このようなことが、人口密集地の、東京都や大阪府などの大都市で自発的に開催されるようにならないといけませんが、どうして、そうならないのか、と考えますと、私は、どうも、そのあたりの地域は、香川県よりもエンゲル係数が高いからではないかと感じております。
飲食代が高くなると、人間は、どうしても、明日の飯代を稼ぐことにばかりに興味が行って、殺伐とした状況になるのでしょうね。
首都圏の飲食代が高価であることは、全ての、悪い状況の根っ子にあると思います。
今、少年犯罪について、少年法の改正に伴い、犯罪を犯した少年の更正プログラムをきちんと作らないといけない、ということが議論されていますが、私は、少年の更生プログラムよりも、その少年をしつけ育てた、両親の更正プログラムの方が重要だと思っています。
その点では、このようなサミットに保護者が積極的に出席して、自分の子育てがどうだったかをふりかえる機会にすることが一番大切なことだと思います。
香川県では、セルフサービス讃岐うどん店や製麺所の存在がとても意義のある場所になっていますね。
老若男女関係なく、香川県民の全員が食べに来ますから、高齢者は若い中学生などの子供達に、若い中学生などの子供達は高齢者に、食べ方やしゃべり方を見られているのです。
しかも、セルフサービス讃岐うどん店や製麺所の社長は町内会長ですし、讃岐うどんを始めてくださったのは、香川県民が全員尊敬している弘法大師なのです。
不良学生がローソンの前にたむろしている状況や24時間営業のファミレスでタメ口を叩いている状況とは全く違っていますが、この、うどん店での状況をクリアしないと、香川県民としては認めてもらえないところがありますので、自然にお行儀はよくなるのです。
下記のクルト・レヴィンの、人間の行動心理公式のとおりで、人間の行動は環境と個性で決まるのですが、環境が9割を決定するのです。
B=f(P.E)〔B;人間の行動、P;人間の個性、E;人間の置かれた環境〕
麻薬密売人は、日の出に開店する讃岐うどん店や製麺所にはいませんので、環境がいいのです。
が、真夜中の都心のコンビニには、麻薬密売人がたくさんいるので、環境が最悪なのです。
日本から犯罪を一掃するには、電気を止めたらいいのですから、原発を直ちに止めたって、犯罪が一掃されればよいことなのです。
一刻も早く、瀬戸大橋を全部潰して、本州との関わりを絶つことが、今は、四国にとって大切なことですね(笑)。

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Posted by 岡田克彦 at 06:56│Comments(0)
│少年犯罪