2012年09月21日

「竹清(ちくせい)」の『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』

「竹清(ちくせい)」の『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』



「竹清(ちくせい」は、今では、どのうどん店でもトッピングとして置いている、『半熟ゆで卵の天麩羅』の発祥店です。



ご主人が、うどんの手打ち、奥様が天麩羅を担当している、高松市亀岡町、という、官庁街からも近い、県道33号線沿いにあります。



ですから、私の生まれた番町4丁目からはすぐだし、現在の自宅のある高松市西宝町2丁目から、官公庁界隈の美味しいうどん店「こだわり麺や・高松支店」、「ばん家」、「森製麺所」、南新町商店街の「綿谷製麺・高松支店」に自転車で向かう途中にあるので、いつでも行くことが出来るのですが、いつもいつも、県外客だけでなく香川県民のみなさんの行列が出来ているので、並ぶのが面倒くさくて通り過ぎてしまうことが多いのです。



が、たまに、時間帯で、空いていることがあるので、その時は、入りますが、もう、ここ3年位は忙しかったので、寄っていませんでした。



人の味覚は様々ですから、いろいろな感想があるのですが、私は、「竹清(ちくせい)」については、うどんは普通なのですが、天麩羅が抜群なので、天麩羅を食べに行くところだと思っていて、行った時には、亡き母が、ここの天麩羅を気に入っていていつもテイクアウトしていたので、私は、1コ90円の天麩羅を何個かテイクアウトして持ち帰り、夕食には、ここの天麩羅を自宅で作る天つゆにつけてご飯に添えていただくようにしていますので、天麩羅を入れるビニール袋を必ず持ってゆくようにしています。



自宅からも近いので、揚げたばかりの天麩羅を持ち帰ってすぐに食べてもいいのですが、ここの天麩羅は冷めてもサクサク感が失われない素晴らしいものですので、一律90円というのは、どんなスーパーで買うよりも価値があるのです。





「竹清(ちくせい)」の『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』



三豊市高瀬町在住の若い音楽の旧友のT君がよく食べに来ていたので一緒に食べに行ったものでしたが、彼のお話によると、ここの天麩羅を揚げている奥様の実家は、三豊市高瀬町の近所だということで、とても人柄のいい方だ、とのことでした。他県はいざ知らず、うどん県において、うどん店に関しては他の食べ物同様、作ってくださる方の人柄が、うどんやトッピングが美味しいかを決めますので、経営しているご夫妻のお人柄が決め手になるのです。



「竹清(ちくせい)」の入口では、奥様が天麩羅を揚げていて、まず、ここで天麩羅を注文してから店内に入り、ご主人が作っている、手打ちうどんの玉数を言って(1玉140円)丼に入れてもらって、自分で好みにテボで湯煎し、丼に載せてイリコダシをかけて〔ぶっかけの場合はぶっかけだしをかけます。〕、無料の、ネギ、ショウガ、大根おろし、ゴマ、をトッピングして、天麩羅が揚がってくるの待ちます。



この店では、人気の半熟ゆで卵天、と、ちくわ天の作り置きはしていないので、揚げたばかりの天麩羅がいただけます。もちろん、急ぐ人のために、作り置きしているその他の天麩羅も置いていますけど、半熟ゆで卵の天麩羅だけは、出来たばかりのものから、とろとろの黄身が溶け出してイリコダシと混じることが素晴らしく、高松に他のどのうどん店の、半熟ゆで卵天よりも、トロトロ具合が最高なので、これだけは揚げたばかりが美味しいです。



先日久しぶりに私は、お客さんが並んでいなかったので、「竹清(ちくせい)」に入り、『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』をいただき、『半熟ゆで卵天』『ちくわ天』『エビ天』も別皿でいただきました。この3つはビニール袋に入れて持ち帰り、夕食に、自分で作った天つゆにつけて、ご飯に添えていただきました。



冷えても、ここの天麩羅は、サクサクと美味しいので、生前の母も「竹清(ちくせい)」の天麩羅の大ファンで、私はいつもテイクアウトして、寝たきりだった晩年の母のために自宅に持ち帰ったものでした。



三豊市高瀬町在住の若い音楽の旧友のT君の話では、衣に秘密があるのだそうです。ここの奥様の天麩羅に関する職人技から、香川県内の全うどん店中、天麩羅の人気アンケートでは、「竹清(ちくせい)」が第1位なのです。



まあ、お値段は、これで、昼食と夕食の一品を合わせて、140円 + 90円 × 4 = 500円 ですから、コストパフォーマンスがどうこうというレヴェルではなく、メチャクチャ安いのです。



本当に、有難いことですね。



ちなみに、福山雅治さん、は、来高時、必ず、ここの、『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』を召し上がるのだそうですが、当然でしょうし、椎名誠氏は、1980年代執筆のエッセイで、高松市内のセルフ店の代表として、「竹清(ちくせい)」を取り上げていて、天麩羅を揚げていたここの奥様が美人だ、と書かれていました。




「竹清(ちくせい)」の『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』



掲載写真は、順に、「竹清(ちくせい)」の『かけうどん・半熟ゆで卵天載せ』、『半熟ゆで卵天・ちくわ天・エビ天・盛り合わせ』、「竹清(ちくせい)」の笑顔が最高に素晴らしい、天麩羅を揚げている奥様、です。













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