2013年10月19日
高松市内のうどん店の歴史


もう、わしは、昭和32年1月10日生まれの56歳やけん、コテコテの讃岐弁で書くけど、こらえてぇたのう。
わしの爺さんが板前で、瓦町の天満屋並びの、今、アイゼンパチンコ店のあるとこで、「丸天旅館」いうんを経営しよって、おじいちゃんの親友は、加ト吉の加藤さんやって、たまに遊びに来る時、春風堂のケーキをおみやげに持ってきてくれよったけん。
わしは、加藤さんが来るんは、ケーキが来ることや思いよったけん楽しみにしよったんで。高松にはケーキ屋は、春風堂しかなかったけんのう。
自宅は番町4丁目3-7〔もともとの町名は、七番町〕やったけん、うちでいつも使いよったうどんは同じ番町4丁目にあった「久保製麺所」やったんで。
「さか枝」も出来る前やったんやけど、わしが四番丁小学校卒業する頃に近所に開店したんが「手打ちうどん番丁」やったんや。
今の先代のおじさんも若かったけん髪の毛も真っ黒でフサフサで結婚したてやったんで。みんな知らんやろうけど、かけうどんに、鳴門ワカメ載せたんは、「手打ちうどん番丁」が高松では一番最初やったんで、そらもうの、ここのワカメうどんが有名になって、香川県警がワカメが体にええいうて、その頃は、ワカメうどんの出前が、香川県警の昼ごはんやったんで。
ワカメうどんで県民が犯罪から守れますかいな。ほんだけど最近、香川県警のゆるキャラが那須与一の与一君になったけん、弓矢で警察が取り締まれるわけないんやけど、ワカメよりは、ちょっとは強うなったんで、まあ、かまんでないんな、思うとるんじゃ。
「手打ちうどん 番丁」の隠れメニューは、焼き豆腐のおでんでっせ。
これは、開店時から全然かわっとらんのやけど、専属の豆腐専門店から取り寄せよるけん、ものっそ美味しいけん、100円やけど、いっぺんは食べまいの。
ここの松茸うどんの松茸はカナダの松茸やけん香りは最高にええんで。韓国や中国のより全然美味しいけん、600円もするけど、スダチは徳島の分やけんええで。
あと、しっぽくは、具が高松で一番大きいんで有名で特にサトイモは一口では絶対に食べられんけん、覚悟して食べにいかないかんでえ。
この店の夕食は、うどんと丼のセットがええのう。
それとのう、有名な芸能人も時代と共に移り変わるんやけど、ここ「番丁」には、大昔のNHKのアナウンサー出身の『宮田輝』のサインがあるけど、他の最近の芸能人のサインの奥に隠れとるけん、大将に言うたら見せてくれるけん、達筆やけん一遍は大将に言うて見せてももろうたらええで。
ほんだらまたの。

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Posted by 岡田克彦 at 08:08│Comments(1)
│讃岐うどん
この記事へのコメント
岡田さん こんにちは
番丁さしての里芋は近年小さくなっておりますね
お兄さんからの極細ネギは お客さんの要望で
細かく刻まれてしまいました。残念!
しっぽく と 松茸うどんは必ず戴いております。
お豆腐のおでんは本当に美味しいですね
何時も開店準備中にお邪魔しております。
番丁さしての里芋は近年小さくなっておりますね
お兄さんからの極細ネギは お客さんの要望で
細かく刻まれてしまいました。残念!
しっぽく と 松茸うどんは必ず戴いております。
お豆腐のおでんは本当に美味しいですね
何時も開店準備中にお邪魔しております。
Posted by 沼津の源さん
at 2013年10月19日 08:54
