2013年11月17日

「さぬき麺市場」にて

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さぬき麺市場・郷東町本店1



さぬき麺市場・郷東町本店2



さぬき麺市場・伏石町支店





思い起こすと、この店に初めて食べに行ったのは、3年前くらいの開店直後のことでした。



ピアノの恩師の、亡.石井ルリ子先生の兄弟弟子で親友のソプラノ奏者の西谷先生の嫁がれた『西谷歯科』マクドナルドの並び、白洋舎の隣の広い駐車場の奥に開店した2010年のことでした。



当時、私の行きつけうどん店の一つは、浜街道沿いにあった、「まるいち・郷東店」でしたが、そちらに自転車で向かっている途中に、県道33号線沿いの郷東町のこの店が出来たので、寄ったものでした。



「まるいち・郷東店」は、高松市内の「まるいち」では、唯一、19:00まで営業していたので、自宅近所で、夕食時にいただけるということ、喫煙席のあるうどん店だということ、で、愛用していました。が、その後、閉店してしまいました。



ところで、「さぬき麺市場・高松郷東町本店」のうどんに、私がびっくりしたのは、トッピングの一つの『びっくり鶏天』(300gの鶏肉の天麩羅・100円)、と、『大根おろし』『徳島のスダチ』(タダで取り放題)、でした。



が、ずっと生まれた時から、うどんを食べてきた私が感動したのは、高松空港そばの名店「もり家」のうどん〔つまり、かつての大阪万博当時の1970年頃、最盛期を迎えていた、今は『加ト吉』に吸収されてしまった『かな泉』のコシ、喉ゴシ、弾力のあるうどんの麺〕でした。



創業マスターの神腹さんとお会いしたので、そのあたりをお話しましたら、生醤油うどんをごちそうしてくれましたので、以来、私は、お中元とお歳暮を持参しています。



私と同世代の彼は、多度津町の出身で、多度津町にて会社を経営されていて、うどん店は副業で展開しているとのことでした。



小麦のブレンドに一番苦労した、とのことでしたが、彼が目指しているうどんのこしは、「もり家」だということでしたので、絶対成功すると私は直感しました。



というのも、西宝町から郷東町界隈には、団塊の世代の方が一杯住んでいるためで、その世代の人たちにとっては、大阪万博の頃の最盛期のかな泉のうどんが一番喜ばれるからでした。



果たして、この店は、朝6時開店、夜8時閉店で、元旦以外年中無休になりましたが、この近所在住の皆様の朝うどん行きつけ店になりましたので、絶対に成功すると思っていました。



高松市内では、朝うどんを毎日食べに来る顧客をつかめるかどうかが、讃岐うどん店の勝敗を決めるのですから、当然のことです。



また、彼の実家のある多度津町界隈は地縁関係が濃厚に残っているそうで、まんのう町の契約農家で作ったつきたてのコシヒカリを導入して、天丼とうどんの店にしたり、天つゆを無料で置いていて、夕食時も、楽しめるお店にされましたので、近所のジョイフルは一番打撃を受けたようですね。



こうして、「さぬき麺市場」は、開店して半年で、伏石町に最初の支店を出し、急成長しました。



天丼と讃岐うどんの店、として定着しましたから、うどんの嫌いな方も全て取り込むことに成功したのです。



ちなみに、大根おろしは、お米の契約農家で大根がいっぱい採れすぎて困るので、たくさんタダでトッピングも出来ますし、別皿にとって、テーブルに置いているユズづくしをかけていただけば、ビタミンの摂取も完璧になりますので、一挙に人気が出ました。



JA香川県に、高松高校同窓生の友人がいる私は、大根や万葉をお土産にいただくことが多いので、驚くべきことではないのですよ(笑)。



また、釜玉うどんを食べ終わって残ったダシに、まんのう町の、つきたてのコシヒカリのごはんを入れて食べると、普通の卵かけご飯より、はるかに素晴らしいので、そういう食べ方も推奨しています。



私は一昨日の夜、ここで、びっくりかき憂げ天丼と、びっくり鶏天載せのかけうどんを、ランチ皿いっぱいの大根おろしと共に、いただきました。もうお腹一杯でしばらく動けませんでしたが、素晴らしい夕食でした。



なのにお値段は、かけうどん180円、コシヒカリのご飯150円、びっくりかき揚げ天100円、びっくり鶏天100円、ですから、しめて、530円なのです。大根おろしはタダですから食べたいだけ食べればよいのです。



これでは、ジョイフルもガストも、絶対敵いませんね。しかも、この「さぬき麺市場」のモットーは、地産地消ですから、偽装食材などは、あり得ないのです。



また、嬉しいことに、昨夜の高松市林町の「カフェクサカ」でのコンサートに、フェイスブックの、「香川うどんランチ」で出会ってリンクした、林町陪従の半田哲也さん、円座町在住の上岡直弘さんと、半田さんの近所の友人と一緒に聞きにいらして下さいました。



上岡直弘さんは、団塊の世代の先輩、半田さんと彼の友人は、私よりも一回り若い方でしたが、香川県内のウェブ上での出会いのきっかけがうどんのコシの好みならば、絶対に間違いないので、うどん県は、日本国内の他府県と絶対的に違っている、この一点ゆえに、ウェブ犯罪が少ないのですね。



第一、うどん県知事、県庁所在地の高松市の市長、の、うどんのコシの好みやいきつけうどん店は、全県民が知ってますので、知事や市長に用があったら、行きつけのうどん屋に行けば絶対会えるのです。



高松市役所の斜め向かいは、製麺所ですから、こういう県庁は、うどん県だけでしょうね。



掲載写真は、順に、一昨日いただいた「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、『かけうどん、びっくり鶏天、天つゆ、と、大根おろし』『びっくりかき揚げ丼』、昨夜、「カフェクサカ」でのコンサート後食べに行った、「さぬき麺市場・伏石町支店」で、半田哲也さん、上岡直弘さん、と一緒に撮ってくれた写真です。



「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、天つゆは、イリコだしで、甘めの味付けなので、デザートなのです。私は、「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、『かけうどん、びっくり鶏天、天つゆ、と、大根おろし』『びっくりかき揚げ丼』で、お腹一杯でしたが、足りない時には、明太子おにぎり(100円)を追加すればよいのです。



でも、『地産地消』の「さぬき麺市場」は、安くて、安心なので、いいですね。















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