2014年01月13日

「こだわり麺や・高松支店」にて

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「こだわり麺や・高松支店」にて



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「こだわり麺や・高松支店」にて






「ところで、君、学部は、どちら。」



「オレは経済学部です。」



「あっそうなんだ。ぼくは早稲田の政経の経済学科でケインズ・近代経済学を専攻していたんだけど、君もそうなの。」



「そうです。でも、この先の景気状態がどうなるかは、全く未知数だな、って感じています。」



「同感だね。アベノミクスが、有効需要政策になるかどうかは、労使交渉如何だけど、ここまでデフレが続いたら、企業も個人も将来に対して弱気になっているから、内部留保や貯蓄に向かう気持ちを、給与アップや投資に向かわせるのは大変だからね。」



「だから、こんな時に経済学を専攻して後悔してるんですよ。」



「まあまあ、まだ一回生だからいいじゃない。明日は明日の風が吹くからさ(笑)。で、そっちの彼は何を専攻しているの。」



「オレは農学部です。連休中は、バンドでギターとボーカルやってるんで、そちらにのめりこんでました。」



「えっ、農学部。それは素晴らしいな。ぼくの親友の東大農学部出身のアマチュアピアニストの高溝君はコンクールで入賞しているからね。大体、東京の日本アマチュア演奏家協会アマチュア楽器奏者の8割は理系で、農学部はその中でも一番レヴェルが高いんだよ。東京農大ピアノのには、作曲勉強している人も多くて、レヴェル高いからね。」



「やっぱそうなんだ。理系の人は文系よりのめりこむ人が多いと感じていますけど、そうなんですか。」



「そうなんだよね。まあ、音楽の原点の音程を決めたのは、ピタゴラスだから、音楽は数学的な芸術なんだよ。で、そっちの彼は岡山出身だそうだけど、君は、どちらの出身。」



「埼玉です。」



「あっそうか。ぼく大学時代、西武線沿線に住んでたけど、君は、どの沿線。」



「オレは東武線です。」



「まあ、東武でも西武でも、埼玉は、絶対にうどん県よりは芸術水準が高いから、ライブやるんなら、出来るだけ、首都圏でやったほうがいいよ。君も両方でやってたらわかるでしょう。」



「はい。聴衆の反応は、全く違いますね、高松と埼玉じゃ。」



「まあね、うどん県は食べ物は豊かで空気は綺麗で海も山も近くていいんだけど、うどんが安すぎるため、時間芸術の貨幣価値を認識できない人が多いからしかたないんだ。ここのかけうどん、190円は、安いと思うでしょう、でも、ぼくが子供の頃は、かけうどんは50円だったんだよ。だから、喫茶店が初めて出来た頃、250円のホットコーヒーの価値が高松の人は理解できなかったんだよね(笑)。」



「本当に香川県のうどんは安いですね。綿谷製麺の肉うどん370円なんて、食べきれないくらい讃岐牛と卵が載っていて、びっくりしました。」



「まあ、南新町の綿谷製麺の肉うどんは、肉が讃岐牛だから素晴らしいね。並びの吉野家はオーストラリア牛だし、卵が別売りだから、ガラガラでしょう(笑)。綿谷製麺は本店は丸亀市なんだけど、親会社が西讃の小学校の給食を独占しているから、讃岐牛を安く仕入れるルートを持っているので、間違いなく美味しいね。」



「そうなんっすか。オレ知らなかったな。」



「まあ、こんな田舎、個人情報保護なんて有り得ないからね(笑)。でも、農学部はいいねえ。自給自足できるという生き方がこの先は一番大切だよ。」



「有難うございます。でも、オレもそう感じてます。」



「ぼくは、高松高校当時の同窓生が、JA香川県の総務部長になって、彼が自宅で作るお米をいつも分けてもらっているから、スーパーより絶対に安く美味しいし、新鮮で間違いないから、有難いと思ってるよ。」



「経済学部のオレ、どうしよう。」



「大丈夫大丈夫。若いことが一番の強みだよ。ぼくなんか、もうすぐ60歳だから、死にかけだからね(笑)。」



・・・・・



今朝の朝うどんを、近所の、「こだわり麺や・高松支店」でいただいていた時のことでした。



若者二人連れが、「釜玉うどんの大」を注文して私の並びの座席に座ったのですが、歩き方で、高松人じゃないことはすぐにわかりましたし、「釜玉うどん」を香川県のうどん店でオーダーする人の大半が県外客なので、私はすぐに話しかけました。



「遠方から、うどん食べにいらしたのですか。」と。



すると、二人とも、香川大学の一回生だということ、それぞれ、岡山と埼玉の出身だということがわかったので、いろいろお話しました。



今の景気状態は、一朝一夕に、デフレからインフレになるわけないと、私は思っています。国民の気持ちをうしろ向き〔弱気〕にしてしまっているものを、前向き〔強気〕に変えるのは、相当大変だと思いますからね。



しかも、アベノミクスでやっていることは、株価、外為など、金融数値だけのことなのです。マクロ経済学的には、実体経済の、GDP、雇用、に波及すればいいのですが、国民のうしろ向きの心理状態がその妨げになります。



私の感覚では、東京オリンピックが50回くらい毎年開催されることが決まれば、日本国民の弱気も強気になると思います。それくらい、今のデフレは重症なのです。



東京だけがよくなっていて、地方都市は差別されている、という言い分を、阿呆マスコミが騒いでいますが、地方都市、と、ひとくくりにすることは間違っていますし、地方都市にも、知事や市長がいるのですから、闘えばよいのですよね(笑)。



掲載写真は、順に、「こだわり麺や・高松支店」の『かけうどん・大根おろし・レモン・ショウガ載せ』、『大根おろしの載った大写し』、と、『揚げたての、アジフライ』です。



値段は、『かけうどん』190円、『アジフライ』110円、合計300円もしましたので、大変贅沢な朝食でした。高松では、朝うどんは、250円以内で納めるのが通常ですからね。



しかし、「こだわり麺や」は、坂出市に自家農場を持っていて、野菜はそこで取れたものを使っていますが、無料トッピングの、大根おろし、レモン、ネギ、ショウガ、が、最高でした。



また、ラッキーにも、『アジフライ』が途切れていたので言ったところ、すぐに揚げてくれたので、揚げたてで最高でした。



えっ、「うどんは美味しかったか。」ですか? いつも通り、素晴らしかったですよ。うどん県県庁所在地の高松で、うどんの不味い店は、県外資本の、「はなまる」と、「丸亀製麺」、だけですからね(笑)。






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