2014年09月17日
「もももも・・・・もんげぇー」、に関する若干の考察


今回、お向かいの岡山県の地域アピール用語として、「もももも・・・・もんげぇー」、が取り上げられ、岡山県庁製作のビデオを拝見して、久々に、感動しましたので、それについて書きます。
岡山弁で、「ものすごく」「大変に」、という意味で使われる言葉としては、「ぼっけぇーーー」がポピュラーなのですが、「もんげぇーーー」も全く同じ意味なので、どちらでもいいのですが、このビデオでは、主人公の大男が、岡山名物の白桃をまるかじりしてから、「もももも・・・・もんげぇー」と叫ぶので、桃の名産地ということとかけているので、とても素晴らしい出来だと思いました。
私の住む香川県の方言で、岡山県の「もんげぇー」と同じ意味の讃岐弁は、「ものっそ」ですし、讃岐弁の代表格は、「こんにちは」という意味の、「なんがでっきょんな」といった具合で、讃岐弁の特徴として、弾む音のものが多いので、この岡山弁に対抗出来る讃岐弁は、「まんでがんいたぁー」〔全部下さい、という意味〕、くらいでしょうね。
幸いにも、香川県は既に、「うどん県」として定着していますし、讃岐うどんのメニューの一つの、山越発祥の、「釜玉うどん」は全国的に大人気ですから、岡山県の、「もももも・・・・もんげぇー」、に対抗する、香川県の地域アピールには、釜玉うどんを使えばいいでしょうね。
というのも、「うどん県」では、「釜玉うどん」にもいろいろあって、シンプルなダシ醤油だけの「釜玉うどん」のほかに、「明太子釜玉うどん」、「釜バターうどん」、「チーズ釜玉うどん」、「キムチ釜玉うどん」、「マヨネーズ釜玉うどん」等々、いろいろありますので、釜玉うどんを食べにいらした人はいつも迷いますから、いろんな種類の釜玉うどんが並んでいる讃岐うどん店のカウンターで迷った讃岐人の大男が、「まままま・・・・まんでがんいたぁー」と叫び、釜玉うどんは、うどん県では、250円前後ですから、店員が、「かしこまりました。5つで、合計1250円でございます。」と答えれば、十分な地域PRになるように感じますね(笑)。
もちろん、讃岐うどん店で1250円も使う讃岐人は一人もいませんので、あくまでも、県外向けのPRとしてなのですけど、ここはもう、47都道府県で、香川県のエンゲル係数が一番低いことをPRした方がいいように感じますからね(笑)。
掲載写真は、「山越」の『釜玉うどん』、です。「山越」の『釜玉うどん』が抜群に美味しいのは、お店の裏にある、綾川の伏流水の湧き水で手打ちしているために出来る独特のコシが釜玉にピッタリだからなのですが、お店のある綾川町は、私の住む高松市から遠いので、「山越」で修行した藤本さんのやっている、高松市中新町の「正家」はうちの近所なので、私はいつも、「正家」で『釜玉うどん』をいただくことに決めています。もちろん、高松市花園町の鴨鍋の「銀波亭」に行った時には、しめの、うどんが、山越直送のうどんで、しかも、釜玉にして下さるので、素晴らしいのですけどね(笑)。

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Posted by 岡田克彦 at 04:07│Comments(0)
│讃岐弁