2011年03月25日
「たも屋」・新しい讃岐うどん店の代表

「たも屋」は、平成14年創業の新しいさぬきうどん店の代表です。社長の若い黒川さん以下、全員、素晴らしくサービスのいいお店です。
高松で麺の量の一番多いセルフさぬきうどん店で、揚げたての天ぷらをはじめトッピング類はすべて手作りですが、手作りコロッケが抜群に美味しいので有名です。
本店〔住所 高松市朝日新町1-16 電話 087-821-4480 営業時間 7:00~14:00 休業日 日曜(12/29~1/4) 県外客のリクエストで祝日は開店することになりました。〕 は、JR高松駅から少し東に行った、浜街道から海に突き出たF地区の中にありますが、林店〔香川県高松市林町6-38/tel 087-816-0888 営業時間 AM7:00~PM3:00/定休日 なし〕、藍住店〔徳島県板野郡藍住町徳命字元村東25-1(パルス藍住内)/tel 088-692-1266 営業時間 AM11:00~PM5:00/定休日 月曜〕、高知店〔高知県吾川郡春野町弘岡下3454-1/tel 088-894-5131 営業時間 AM10:30~PM2:30/定休日 なし〕等、支店が増えているお店です。黒川社長がいつも本店で働いているので、ぼくがいつも県外の音楽の友人を連れてゆくので、すっかり顔なじみになっていますが、この前、高松のうどん店「もり家」が、浜松に支店を出したところ、新幹線に乗って東京から食べに来る人もいるような状況なのに、「たも屋」は、まだ、東京、関西に支店を出していないので、ぼくが、「黒川さんは、次の、たも屋の支店を東京や関西なんか放っておいて、ニューヨークかパリに出すつもりでしょう。」と言うと、爆笑していましたけど、まだ、40歳代になって少しだから、彼なら出来ると思っています。
主なうどんのメニューは、かけうどん(小)180円、かけうどん(大)260円、かけうどん(特大)330円、ぶっかけうどん(小)250円、ぶっかけうどん(大)330円、ぶっかけうどん(特大)400円、ざるうどん(小)250円、ざるうどん(大)330円、ざるうどん(特大)400円、釜あげうどん(小)250円、釜あげうどん(大)330円、釜あげうどん(特大)400円、釜玉うどん(小)300円、釜玉うどん(大)380円、釜玉うどん(特大)450円、肉うどん(小)350円、肉うどん(大)430円、肉うどん(特大)500円です。
私がいろいろ食べた経験では、ここ「たも屋」のうどんの値段が、高松市内のセルフ店の適正価格だと思っていただければよいお店ですので、ここより高いセルフ店は、全て、高い、ここより安いセルフ店は、全て、安い、と、一刀両断に判断していただければよい、模範的に素晴らしいこしとつやつやの表面のうどんです。ですから、かけうどん180円よりも、たとえ10円でも高いセルフサービスうどん店は、10円分のうどんとダシの付加価値がないとダメだ、ということ、また、かけうどん180円よりも、10円でも安いうどんでも、「たも屋」より不味かったら食べない方が良いセルフ店だ、ということです。
午前7時開店ですが、名物の、手作りコロッケ(120円)、は、午前9時からなので、行かれる時は、午前9時以降の来店がいいですが、ここのコロッケは、ほとんど全員が取りますし、テイクアウトする人も多いので、12時には売り切れますし、14時前には麺が売り切れますので、閉店になりますので、13時までには行かれたほうがいいです。
また、ここは、ショウガ、ネギ等とともに薬味として並んでいる、天かすが素晴らしいのです。超サラサラの天かすで、ダシにつかった直後に溶けるので、抜群に美味しいです。また、大根おろしと、紀州梅干も、無料で取り放題になっています。大根おろしと、紀州梅干、無料で取り放題のセルフ店は、高松市内でも、ここ「たも屋」だけです。ですから、胃の調子が悪い時なんか、ここのかけうどん1玉(180円)に、山のように大根おろしと紀州梅をタダですからいっぱい載せていただくと、胃の調子がよくなってしまうのですよ。
本店は、JR高松駅から、タクシーでも近いので、午前中にJR高松駅に着かれたら、まずは、ここ『たも屋』と、以前にご紹介した『しんせい福岡店』、『大吉』が、セルフさぬきうどん店としては美味しいので、このどちらかに行かれて、高松でセルフさぬきうどんの醍醐味を味わう出発点にすればよいと、ぼくは思います。
そして、高松市内には、既にご紹介した、「まるいち」「さか枝」「番丁」「めりけんや」等の、セルフの美味しいさぬきうどん店がいっぱいありますので、2泊3日程度だったら、3食全部、セルフの美味しいさぬきうどん店で行けますよ。まぁ、でも栄養が偏るといけないから、たまーーーに、「一鶴(いっかく)」の骨付き鳥、「しゃぶ亭まる」のしゃぶしゃぶ、「レストラン北斗」のステーキ定食か、懐石料理店「篠之路(しののじ)」の2汁7菜の2600円の瀬戸内海の魚を使った懐石料理を召し上がれば、安く美味しいおなか一杯の体験が出来るのでいいのじゃないかな、って思います。
間違えても「はなまる」のようなところへ行ってはなりませんよ(笑)。
『名物にうまいものなし』という格言があるみたいですけど、これは、少なくとも、ぼくの住む香川県のさぬきうどんは名物ではなく文化なので、あてはまりません。
つい週末の先日、高松市内古馬場町の行きつけのスナックに、仕事で疲れたので、夜遅く飲みに行ったら、隣の席で、30歳になったばかりの、体育会系の若手サラリーマン数名が、大阪から高松の出張帰りに来て飲んでいました。
随分カラオケが上手かった(「シーソーゲーム」は、とても好きな曲なんだけど、昭和32年生まれのぼくは、歌詞の使い方についてゆけないのですが、彼らは見事に歌っていました。)ので、いろいろおしゃべりしたところ、仕事が終わって明日の土曜日の夕方のフェリーで大阪に帰るまでの時間は美味しいさぬきうどんを食べることに使いたいとのこと、西讃方面の「山越」に取引先の人に連れて行ってもらってとても美味しかったけど並んで大変だったこと、明日、栗林公園を見てから帰るけど、もっとさぬきうどんを食べたいんだ、と相談を持ちかけられたので、今から、ホテルに帰る途中に「鶴丸」のカレーうどんと、「北古馬場 ごえもん」のあさりうどんを食べることと、翌日フェリーが夕方遅く出るまでの栗林公園でゆっくり散策する1時間半以外の時間に、「わら屋」「源芳」「たも屋」「しんせい」「まるいち」「さか枝」「番丁」「田中」「うどん市場」「風月」「うどん棒」「根っこ」「めりけんや」「さぬき麺業」あたりに行けばいいよ、と言って地図を書いてあげました。大喜びで、「おーーーし、全部行くぞ。」と騒いで大急ぎで、「鶴丸」に向かったので、ママさんに叱られちゃったんだけど、高松でうどんにかなうものはないのですよね(笑)。
全部回るのは無理だな、と思いましたけど、まあ、全部美味しいし、美味しいとぼくが思う順にご案内しましたし、全部回ってもそんなに高くつかないな、と思ったので、頑張ってる若いサラリーマンのことを微笑ましく思ってお見送りしました。
掲載写真は、香川県中小企業家同友会高松第1支部で講演中の、「たも屋」の黒川社長、です。
Posted by 岡田克彦 at 07:10│Comments(0)
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