2011年04月13日

ニューヨークの友人からの電話

ニューヨークの友人からの電話


ニューヨーク在住の、私の音楽ファンの宮崎さんから、今日電話がありました。



内容は、日本は大丈夫なの、大丈夫じゃないのなら、ニューヨークにいらっしゃい、という、今回の大地震に関する心配でした。



彼は毎年、私の自宅に、カナダの松茸をたくさん送って下さる親友で、神戸のジャック君と私の3人は大の仲良しなのです。宮崎さんが65歳、私が54歳、ジャックミ君が24歳なのですが、音楽の友人に、年齢は全く関係ないので、普通の出来事にすぎません、私にとっては。彼らとは、ミクシィでもつながっています。



3年前、来日時には、私の自宅に亡くなった母のお参りに来て下さいましたが、その際、「たも屋」の讃岐うどんと、「篠乃路」の瀬戸内の魚を使った懐石料理に私はご案内し、懇意にしているエルステージ川六の宝田社長もご紹介し、そちらで宿泊していただきました。



いろいろお聞きすると、アメリカのマスコミは正しく伝えていますね。日本の阿呆民放とはえらい違いです。また、政治家の対応も、日本とは雲泥の差があります。彼が一番驚いていたのは、ニューヨークで開催されるほとんど全てのイベントでは、日本を助けよう、という、赤十字の義援金がたくさん集まっているのだそうですが、被災から1ヶ月も経過した今でも、この義援金が被災者の手に渡っていないことでした。全て、日本の政治家、東京電力と、報道に問題があることは明白で、私は、とても恥ずかしい思いをしました。



阿呆民放局は、この大変な時期に、竹中平蔵、のような、売国奴を、コメンテータとして出演させているようで、困ったものですね(笑)。



竹中平蔵が出て、今の政府の地震への対応を批判していましたけど、そんなことを言う資格はないのですよ。



しゃべっている内容以前に、竹中平蔵は日本人失格なのですから、お話にならないのです(笑)。



あのような、ケインズ経済学を間違えて理解している、ただのマネタリストの学者崩れは、日本から追放した方がいいですね(笑)。



オランダのやった、ワークシェアリングのような、歴史のあるヨーロッパのやり方を日本は見習うべきなのです。



そして、もちろん、ケインズもイギリスのケンブリッジ出身なのです。世界大恐慌のときに、アメリカに招聘されて、有効需要政策を成功させたに過ぎないのですから。



ケインズも、多民族国家で、黒人を差別しているアメリカには吐き気がしたそうですからね。



まあ、竹中平蔵などは、支払われるお金だけを頼りに生きられて、勝ち組になれる、歴史の浅いアメリカのような多民族国家にさっさと、追放すればよいのです。日本人失格なのですからね。



大体、竹中平蔵は、慶応大学の経済学部の教授でしょう。私の卒業した早稲田大学政経学部経済学科の教授とは違って、ただのボンボン教授ですから、お話にならないのですけど、あの男を起用した、小泉純一郎もバツイチでしたね。



女性一人すら幸せに出来ない男が総理大臣になったことが大問題なのです。人間の評価にあたって、精神的な育ちのよさと、苦労した経験があること、ヒューマニストであること、が一番大切なことなのです。



小泉純一郎と、竹中平蔵の二人とそれの取り巻きの、視聴率の欲しい放送局や金の亡者のコメンテータが、今日の日本をだめにしたのです。



また、小泉純一郎は、郵政民営化に反対する議員の対立候補として、「刺客候補」を各地に送り込んで「刺客候補」という日本語を定着させましたから、殺人事件が増えたのです。



さらに、民放放送局の阿呆ニュースキャスターが、カメラ目線で、統計学用語に過ぎない「勝ち組」と「負け組」を間違った意味で使ったことで今のような事態になったのです。



・・・・・・などなど、いろんなお話をしていたら、竹中平蔵のような物体は、アメリカにも来て欲しくない、との、宮崎さんのお話でしたので、地球から追い出した方がよいということに決定いたしました(爆)。



それくらい、竹中平蔵は、放射線と同じくらい、人間には不要な物体なのですが、追放には手間がかかりますね。



ところで、1994年にUターンした私が、日本マンパワー四国総代理店の部長として、高松の地銀の「百十四銀行」の人事部長に面会して、いろいろ聞かれたとき、住友信託銀行で15年間働いていたけど、母の介護のためにUターンしたことを伝えたときには、その人事部長は、こう言いました。



「岡田さん、勝ち組の金融機関で働いていたのですね。でしたら、いろいろ教えて下さい。」と。



だから私は、この人事部長に、「勝ち組」の正しい意味をご説明して、しばらくお説教しましたよ。



「高松市には、三井信託銀行がありますけど、三井信託は負け組なのですか。しかし、おたくのような、江戸時代は無尽にすぎなかった程度の地銀は、三井信託から学ぶことは一杯ありますのに、そんなこともしていなかったのですか。私は、社外交流を通して、三井信託に友人がいっぱいいますけど、少なくとも、おたくのような地銀よりは、はるかに人材育成のノウハウを持っていますよ。」と。



そして、しばらく、お説教したあと、



「まあ、お近くの三井信託でいろいろ教わって、それでも不明な点があれば、私に、質問して下さい。」と申し渡しました。



生意気なことではなく筋の通った正論でした。さらに、百十四がインターバンクで取引のある三菱銀行と仲良くしておくよう、ご案内しました。



もし、百十四銀行に万一のことがあったときに、吸収してくれるのは、インターバンク取引のある三菱銀行だということくらいは、既にわかっていましたからね。



以上の私の応対は、お金儲けのためじゃないのです。生まれ育った、高松の地域コミュニティーのためなのです。



でも、これが、営業の鉄則なのです。この担当者と取引したい、と相手に思わせて、先方から、取引して下さい、と言わせることなのです。



つまり、人間力で勝負しないとダメなのです。これが、住友信託銀行の新入社員研修で教わったことなのです。



すなわち、大切なことは、相手の言うことを聴いてあげること(アクテイブリスニング)なのです。



私の中では、まずは、住友信託と懇意にしていた、徳島の阿波銀行の方が、百十四銀行よりも取引開始の優先順位が高かったのですけど、私が高松で生まれ育っていたので、特別の配慮をして差し上げただけなのです。



もちろん、四国四県の地銀と第二地銀とは、二週間で全て取引を開始しましたよ。簡単なことです。



ほかに、四国四県の官公庁、商工会議所、農協、漁協、四国電力やJR四国など、重要な取引開始希望先がありましたから、地銀ごときに時間もかけられなかったのです。



私は、このあたりの四国内の大手とはさっさと取引を開始して、四国四県の中小零細企業との取引を開始したかったのですから。



その方がずっと楽しかったですよ。だって、中小零細企業企業の社長に会えば、全てわかるのですから。実際、その人の生き方や考え方など、私自身もとても勉強になりましたし、その方が、私にとっては、はるかに大切な財産になりました。



拝金主義者なら、大手との取引を優先したでしょうけど、15年間、住友信託で働いていた私は、大手企業との取引開始には、飽き飽きしていたのです(笑)。



『郷に入れば郷に従え』という格言などはどうでもよかったのです。私は自分のマーケットリサーチ、考え方と、気分で動きました。



でも、楽しかったですよ。だって、帰宅すると、母が日に日に元気になってくれましたからね。私のUターンの目的は母の介護だったのですから。



それだけに、今回の大地震の被災者においても、ご両親をなくした子供達が一番心配なのです、私は。



掲載写真は、諸悪の根源の、拝金主義(マネタリズム)を日本に定着させた、竹中平蔵です。長生きしそうですけど、まあでも、10000年も生きることはないのです。人類も自然の一部にすぎないのですから。が、気分が悪くなるので、マスコミに出るのはやめて欲しいですね。



この、爬虫類のような学者崩れに比べたら、政治家の小沢さんの方が、はるかに、暖かい哺乳類だな、と、私は感じています。










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Posted by 岡田克彦 at 18:07│Comments(1)地震
この記事へのコメント
【竹中平蔵】"日本版オランダ革命"に取り組め/同一労働同一賃金
http://www.youtube.com/watch?v=K6V6gcI4x8g

>正規雇用と非正規雇用の区別をなくそうということです。現実問題として、正規雇用と非正規雇用の格差はひどいです。
>同じ仕事をしているのに、片や生産性よりもはるかに高い賃金をもらい、片や生産性より、それを補うためにはるかに低い賃金でやっている。
>このような格差は、ほうっておいてはいけません。ところが、これには労働組合が反対します。
>しかも、パートの人が保険に入るのに対して経営者も反対します。経営者はやはり自らの改革をすべきです。
http://www.genron-npo.net/politics/genre/generaltheory/post-174.html
Posted by at 2011年04月22日 20:08
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