2011年07月18日
キムチうどん、と、ユッケジャンうどん

『キムチうどん』は、既にご案内したように、香川県庁の外郭団体の「讃岐うどん協会」も認めた、素晴らしい創作うどんの一つです。
いろいろな創作うどんが、今、高松のうどん店では、開発されていますが、その中では、中華料理、韓国料理を取り込んだメニューが、とても、人気が定着してきているようです。
まあ、もともと、メソポタミアで始まった小麦の生産と製麺技術は、シルクロードを通って、唐の国に伝わり、中国で完成し、讃岐うどんの技術は、香川県出身の弘法大師が遣唐使で行った中国から持ち帰ったものですし、イタリアのパスタは、マルコ・ポーロが東方見聞録を書いたときに中国にやってきて、中国からイタリアに持ち帰ったものが始まりですから、歴史的に、讃岐うどんの方が、イタリアのパスタより歴史が古いのですから、アジアの食文化圏に含まれるものですから、当然といえば当然なのです。

が、この中でも、『キムチうどん』は、とても人気が定着しているようです。〔少なくとも、『フカヒレうどん』や『ジャージャーうどん』よりは定着していますね。〕
ところで、私は、先般、ぐるなび、で、栄養豊かな韓国宮廷料理の『蔘鷄湯(サムゲタン)』を取り寄せて、『蔘鷄湯うどん』を自分でアレンジしていただき、とても美味しかったので、このじめじめした梅雨時には、韓国料理の素材はいいな、と感じて、『ユッケジャンスープ』を取り寄せて、『ユッケジャンおぼろ豆腐温泉卵うどん』を作ってみましたら、これが、またまた、非常に美味しかったので、感動しているところです。
『おぼろ豆腐うどん』は、かつて、讃岐うどん店の「黒田屋」がメニューに入れていて、美味しかった記憶があるので、このダシのベースに、『ユッケジャンスープ』と、温泉卵を加えればいいと思ってやってみましたが、正解でした。
皆様も、是非、讃岐うどん店「もり家」あたりの、正しい生うどんを取り寄せて、いろいろやってみたら、楽しくいろんな讃岐うどんを楽しめると思いますよ。

掲載写真は、順に、高松の「うどん市場・兵庫町本店」の『菜の花のたっぷり載った、キムチぶっかけうどん』、「さか枝」の、『キムチかけうどん』、「手打十段 うどんバカ一代」の、『キムチうどん』、です。
Posted by 岡田克彦 at 22:44│Comments(0)
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