2012年05月22日
「山田家」の『釜ぶっかけうどん』

うどん県高松市に本店のある、「山田家」は、高松一高級なうどん懐石料理の名店です。
重要文化財の豪華な建物、素晴らしい日本庭園、大正ロマンの内装のお座敷やテーブル席でいただく、『釜ぶっかけうどん』や『ざるぶっかけうどん』を中心にした、懐石料理の名店です。
高松に初めていらしたお客様をもてなすための讃岐うどん店ですので、VISA、JCB、アメックス、ダイナース、などのカードでもお食事の出来る老舗です。
四国霊場八十八ヶ寺の85番札所の八栗寺の門前町にある「山田家」は、『釜ぶっかけうどん』(卵つき)が、600円もする、うどん県で一番高い、讃岐うどん一般店です。
が、お庭が美しいこと、建物が素晴らしいこと、サービスが素晴らしいこと、うどん、天麩羅、寿司、料理等が全て美味しいこと、などから、OKなのであります。
しかしですね、東京スカイツリータワー併設の「ソラマチ」に出来た、今日オープンした、「山田家」の初県外支店の、『釜ぶっかけうどん』(卵つき)が、予想通り、本店よりも高く、830円、もすることは、仕方のないことかもしれないなあ、と思いながら、私は、今日、自転車ででかけ、高松市の私の自宅近所で、830円を使って、うどんばかり食べてみました。

まず、香川県庁向かいの「こだわり麺や・高松支店」の、『かけうどん・特製お揚げ、と、こうし豆天載せ』(150円+130円+90円)、『冷やしうどん』(270円)、五番丁通り、高松市役所並びの「聖風うどん」の、『生醤油うどん』(180円)、といただき、820円使ったところで、おなか一杯になってしまいましたので、自転車で、浜街道からサンポートに出て、瀬戸内海の波の音を聞きながら、女木島や屋島を眺めてボーっとしてから帰宅しました。
もう、夕食までは、何も食べたくなくなりましたので、さっきから、『うどんかりんとう』を温かいほうじ茶と一緒にいただきながら、東京都に住んでいる人達が「山田家・スカイツリー・ソラマチ・支店」へ、『釜ぶっかけうどん』を食べに行くときの事を、考えてしまいました。
今日の私のブランチは、素晴らしいうどんばかりでしたが、家の近所ですませましたので、自転車で移動したので、交通費はゼロでしたが、東京都に住んでいる人達が「山田家・スカイツリー・ソラマチ・支店」へ、『釜ぶっかけうどん』を食べに行くときには、地下鉄代なども支払わないといけないので大変だろうなあ、と感じました。

また、食後に、瀬戸内海の波の音も聞こえないでしょうし、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ女木島や、うららかな太陽の光に包まれた屋島も見えないだろうなあ、と感じてしまいました。
まあ、これに加えて、「聖風うどん」の若いマスターに讃岐弁で注文したことも、東京では出来ないだろうなあ、と感じました。
すなわち、私は、「聖風うどん」の「松岡」で修行した若いマスターに、こう注文したのです。
「生醤油いたーーー。」
すると、
「へえーーーー。」と言いながら、生醤油うどんが出てきたのです。
讃岐うどんは、このように注文して、このような返答で出て来ないと、私は、食欲が減退してしまうのです(笑)。例えばですよ、
「生醤油うどんを一つ下さい。」と注文して、
「生醤油うどん、お一つでございますね。かしこまりました。」
なんて言われると、笑っちゃうのですよ。
だって、『生醤油うどん』などは、茹でたうどんを冷水でしめて、ネギ、ショウガ、醤油をかけただけのものなのです。
「生醤油うどん、お一つ」なんて言い方に耐えられるような、ごちそうではないのですから(笑)。
掲載写真は、順に、「こだわり麺や・高松支店」の、『かけうどん・特製お揚げ、と、こうし豆天載せ』、『冷やしうどん』、「聖風うどん」の、『生醤油うどん』、です。
Posted by 岡田克彦 at 18:01│Comments(0)
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