2012年08月28日
「うどんだけじゃなく、野菜もね」運動

8月31日の野菜の日を前にして、香川県では、「うどん県。うどんだけじゃなく、野菜もね」運動、が、香川県庁、本場さぬきうどん協同組合、を中心に展開されることになりました。
というのも、香川県内の成人一日当たりの野菜摂取量(2006~2010年の平均)は、男性が266グラム(全国ワースト2位)、女性は229グラム(全国ワースト1位)、であるためで、香川県は、目標値を350グラムに定めて、野菜不足を解消する運動を展開することになりました。
8月31日には、高松市中央商店街の北部三町ドームで県民の野菜不足を解消するために考案した『さぬき野菜うどん』の無料試食が行われます。試食は午後2時からで、試食した人には野菜を携帯するための「トマトケース」が配られます。
また、さぬき市大川町のセルフうどん店「まなぶ家」では、来店者先着30人に地産のナバナ(菜の花)にレシピを付けてプレゼントし、1日350グラム以上の野菜摂取を啓発するパンフレットの配布を開始しています。
香川県庁の外郭団体の「本場さぬきうどん協同組合」は、『野菜うどん』を考案し、5種類以上の野菜を100グラム以上使用することを条件としましたので、今後、香川県内の全てのうどん店で、『さぬき野菜うどん』が、8月31日から販売開始となります。
これで、香川県内は、全てのうどん店の協力によって、県民の野菜不足は解消されますが、香川県の野菜不足は以前から問題でしたので、いろいろなお店で既に、野菜を存分にとれるうどんが開発されています。
香川県内では、冬場は、根菜類をイリコダシでたくさん煮込んだ「しっぽくうどん」が食べられているのですが、暑い夏場はなかなか、野菜のたくさん入ったうどんメニューがなかったのです。

そのため、高松市天神前の「高雄」では、『冷やししっぽくうどん』を、高松市朝日新町の「たも屋」では、『夏野菜カレーうどん』を開発して、この夏場、大変に人気が出ています。また、丸亀町の「明石家」などのセルフ店では、以前から青汁を販売していました。
しかし、今回のキャンペーンのもう一つの特徴は、出来る限り、地産地消にするところのようですので、うどん職人さんの腕が試される機会になっています。
私の行きつけのお店も、8月31日から、『さぬき野菜うどん』を新発売するそうですので、どんなうどんが始まるのか、とても楽しみですね。
香川県は、野菜や果物は全般にいろいろ取れるのですけど、ニンニクの生産が、青森県について、国内第2位ですので、もしかしたら、ニンニクうどんのようなヘルシーメニューも出るかもしれませんね。
掲載写真は、順に、「たも屋」の『夏野菜カレーうどん』、「高雄」の『冷やししっぽくうどん』、です。

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Posted by 岡田克彦 at 06:40│Comments(1)
│讃岐うどん
この記事へのコメント
高雄はかなり前に移転して天神前にはもう無かったはずですが。
Posted by 釜玉~れ at 2012年08月29日 08:41