2012年08月29日
「讃岐でんぶく ふぐ弁当」

先週、東京から遊びに来た旧友と久しぶりに会ったところ、とても興奮していて、「高松って、うどんだけじゃなく、フグも安いね。」と言っていたので、私は、爆笑しました。
「だって、すぐ目の前が海で、フグなんか捕れるんだから、仕方ないじゃない。それに、駅弁の分際で、1100円もするなんて生意気だよ。」と。
彼は、JR四国グループ企業の、高松駅弁が、2012年7月から地産地消の駅弁として、販売開始した、「讃岐でんぶく弁当」が1100円であることに感激していました。
『讃岐でんぶく』は、香川県民にとってはいちばんなじみの深い、備讃瀬戸内海で捕れる、ナシフグのことで、お吸い物や煮物にしたり天麩羅にしていただく、日常的な魚ですが、全国的にはとても珍しいフグなのだそうで、彼は限りなく感動していました。
「讃岐でんぶく ふぐ弁当」は、『讃岐でんぶく』の煮付けと塩焼きを、香川県産のヒノヒカリの炊き込みご飯の上にのせ、しょうゆ豆やえび天などがを添えてある簡素な駅弁なのに、1100円もするというのは、香川県民の私は、高いなあ、と思うのです。
なぜなら、この前、東京スカイツリー・ソラマチに、支店をオープンした、高松市牟礼町の「うどん本陣 山田家 本店」に食べに行けば、素晴らしい日本庭園を眺めながら、美味しい「釜ぶっかけうどん」(600円)に添えていただける、揚げたての、『讃岐でんぶくとかきの天ぷら』が、680円ですので、そちらの方が、絶対に美味しいと思ったからなのです。

さすがに、高松市内の、激安セルフうどん店に、『讃岐でんぶく』の天麩羅はありませんが、この駅弁が1100円するというのは、高いと思います。
まあ、うどん県では、全ての天麩羅は、イリコダシのうどんに合うかどうかで判断されますから、仕方ないですね(笑)。
掲載写真は、順に、「高松駅弁」の売り出した『讃岐でんぶく ふぐ弁当』、「うどん本陣 山田家 本店」の『讃岐でんぶくとかきの天ぷら』、です。

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Posted by 岡田克彦 at 16:59│Comments(0)
│高松市のグルメ