2013年09月16日
台風一過


台風18号は大変な雨を降らして、東日本方面に行ってしまいました。
昨日(2013年9月15日)のブランチの時、私の住む、昔から雨が少なくて、お米が凶作になっていたため、香川県出身の弘法大師が遣唐使で留学時に持ち帰った小麦の栽培とうどんの製麺技術で、平安時代に始めた『讃岐うどん』のお陰で、餓死せずにすんだような場所でさえも、ものすごい風雨でしたので、大変なことになると感じたものでした。
ものすごい風だったので、近所の、うどん店にさえも行けず、仕方なく、『さぬき麺市場』で買っていた、茹でうどんで、「しっぽくうどん」を作って食事した後、すぐ近所の「TUTAYA西宝支店」の中の、『トゥリーズコーヒー・西宝店』で、アップルパイとアイスコーヒーをいただきました。
いつものように、喫煙席の2Fのテラス席でアイスコーヒーをいただいたあと、タバコを吸っていたら、相当広いテラス席で屋根も深いのに、暴風雨が吹き込んできて、タバコが消えてしまいましたので、びっくりしたものでした。
自宅で、亡き母を介護していた時、台風や高潮の経験は何回かありましたが、こんなすごい雨は初めてでしたので、これが、日本を縦断すると大変なことになるだろうと思ったものでした。
が、台風一過の今朝、高松は随分涼しく、湿度もなくカラッとしましたが、テレビをつけると、京都の渡月橋の下を流れる桂川が増水して、大変なことになっていたので、びっくりしました。
これからこの台風18号は東京に向かうそうなので、えらいことです。
なんで、こんな異常気象なのでしょう。私はどうも、ただの気候だけだとは考えられないのです。
今の日本の拝金主義に対する、大自然からの警告のように感じてしまいます。
が、まあ、高松は台風一過で、秋晴れのすがすがしい日でしたので、今から、自転車に乗って、美味しい肉うどんを食べに出かけるところです。
これも、弘法大師のご加護かもしれないと思い、ほっとしています。
でも、弘法大師さん、お願いです。香川県だけじゃなく、日本全体を守ってください。
原子力発電所は必ずなくして、人間の命の方を、お金より大切にしますから、どうか、助けてください。
そんなことを思いながら、J.S.バッハの『ロ短調ミサ』のアルトのアリアを聴きました。
掲載写真は、京都嵐山の桂川が増水して、渡月橋が漬かりそうになっている、恐ろしい写真です。
化野念仏寺のたくさんの仏様は、大丈夫なのかなあ、と感じて、ウェットな気分になってしまいました。

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Posted by 岡田克彦 at 12:35│Comments(0)
│讃岐うどん