2014年05月30日

「森製麺所」の話

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「森製麺所」は、高松市役所の斜め向かいの、和菓子店の、ぶどう餅の「巴堂」(ともえどう)の隣にあります。



住民票を取りにくるなどで、高松市役所に用があって来た高松市民は、大体、ここでうどんを食べる仕組みになっていて、うどん県県庁所在地らしい、配置ですね(笑)。



この「森製麺所」のうどんは、、たぶん、この官庁街の番町一帯では一番、こしの強いものです。



製麺所ですから、メニューは、かけうどん(暖かいものと冷たいもの)しかなく、おでんもありませんが、ここは、天麩羅を揚げるだけのために、扇町の割烹の大将が手伝いに来ているので、トッピングの天麩羅が素晴らしいので有名です。



いつも行列の出来る地元の人気店ですので、地元の常連客のほうが大切だという理由で、全国で発売されている「讃岐うどん攻略本」への店舗名掲載を断っているのですが、高松市役所にいらした東京の政界のお客様などをご案内したことから、自然に有名になってしまっています。



が、まあ、この店は、私の家の主治医の、番町大林病院〔院長の大林君は、附属高松中学校、高松高校、の同窓生です。〕の近所なので、8年前に他界した母の通院先でもありましたので、母の通院時には、いつも、うどんをいただいたお店です。



ここの天麩羅は瀬戸内の海の幸を使った素晴らしいものですが、練り物のさつま揚げも美味しいので人気があります。



高松では、昔から、さつま揚げ、のことも、てんぷら、と呼びますので、てんぷら、では、天麩羅なのか、さつま揚げなのか、わけがわからなくなることから、さつま揚げについては、「おてんぷら」と丁寧語で呼び、天麩羅は、「てんぷら」と呼ぶことが習慣になっています。



讃岐うどんのトッピングとして、天麩羅(てんぷら)がいいのか、さつま揚げ(おてんぷら)がいいのかは、それぞれの方の好みなのですが、天麩羅をイリコダシのかけうどんに載せると、衣がイリコダシに溶けますので、これの嫌いな方は、さつま揚げ、のほうが気に入っているようですね。



亡き母は、ここの、『タコ入りのおてんぷら』、が、気に入っていました。『タコ入りのおてんぷら』とは、ゲソ天などの、『タコの天麩羅』ではなく、すり身魚のさつま揚げの中に、茹でたタコのみじん切りが入っているものでした。



母は、せっかくの美味しいイリコダシが濁るのが嫌いでしたから、かけうどんに、天かすは絶対に入れずに、ネギ、ショウガと七味だけを入れて、さつま揚げを載せて食べていました。そして、天麩羅を食べたい時には、別皿にとって食べていましたが、まあ、好きなように食べればよいのですけどね(笑)。



掲載写真は、順に、「森製麺所」の『かけうどん』、『小エビのかき揚げ』、『さつま揚げの、ちぎりおてんぷらと、タコ入りのおてんぷら』です。




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