2014年06月26日
「やま家」の『冷たいおろしかけうどん』




暑い時のクールダウンに抜群なうどんが、私の自宅近所の、「やま家」の『冷たいおろしかけうどん』ですので、昨日は、これをいただきました。
というのも、昨日の早朝、コロンビアに日本が負け、日本代表のW杯一次リーグ敗退になったことなどから、しばらくは、クールダウンしたいな、と思っているからです。
この前の、6月21日の、カフェくさか、で初演した、「こきりこファンタジー OP.195」の、収録CDを、中村さんが届けてくださったものを聴き、民謡とポップスのメドレーを効果的にする、キーになる音型を、いくつか、トライしていますので、この先は、また、楽しいクリエイティブな姿勢でやってゆけるなあ、と思っているところです。
「こきりこ」は、私の一番好きな民謡です。この基本リズムは私の中で熟成され、「クラリネットとピアノのためのドメスティックなラプソディー OP.61」の基本リズムにまでなっています。
今回、民謡の専門家の中村さんと合わせて、とても勉強になったことは、歌詞でしたね。
「マドのサンサは デデレコデン ハレのサンサも デデレコデン」は、全く、意味不明のかけ声として、それ以外の部分では、下記の2つは、以前から認識していました。
「こきりこの竹は 七寸五分(しちすんごぶ)じゃ 長いは袖(そで)の かなかいじゃ」
「向いの山に 鳴く鵯(ひよどり)は 鳴いては下がり 鳴いては上がり」
しかし、下記は、とてもニヒルなもので、驚きました。
「踊りたか踊れ 泣く子をいくせ ササラは窓の もとにある」
そして、さらに、下記は、厳しい自然を歌ったものですね。
「向いの山を かづことすれば 荷縄(になわ)が切れて かづかれん」
このような、向かいの山をかつごうとするような発想は、香川県高松市ではあり得ませんね(笑)。
山深くて、よっぽど不便だったから、こういう歌詞が出来たのでしょう。
かつて、2001年に、岡山県倉敷市で、ジョイントリサイタルをやった、富山県のピアニストのY君は、富山県でも、日本海沿いでしたが、「こきりこ」の故郷の、富山県・五箇山、上梨地方のことを、いろいろ説明してくれました。
が、彼によると、富山県で一番素晴らしい食物は、富山湾の海の幸で、素晴らしい蒲鉾をいただきました。
当時元気だった母も、富山湾の蒲鉾の美味しさにびっくりしていましたが、私も、堪能したものでしたね。
掲載写真は、順に、「やま家」の『冷たいかけうどん』、富山県射水市海王町の、「夢テラス海王」、と、そこで作っている、Y君が送ってくれた、「やくぜん蒲鉾」、です。
「薬膳かまぼこ」などというものは、初めて見たものでしたが、考えてみると、富山県は、薬売りで有名ですから、自然な発想なのでしょう。
ウコン、よもぎ、昆布、紅花、ききょう、など、いろいろあったのですが、ききょうが一番美味しかったですね。
Y君と一緒に演奏したものは、ドビュッシーの「小組曲」の連弾と、ラフマニノフの1番の「2台のピアノのための組曲」でしたね。
Y君は、即興演奏が大好きだったので、作曲をやっている私とは直ちに意気投合出来たものですし、私が、「こきりこ」が旋法的に大好きなこともすぐに理解していただけましたので、とてもいいコラボでしたね。

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Posted by 岡田克彦 at 03:54│Comments(0)
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