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Posted by あしたさぬき.JP at

2012年03月21日

春分の日の高松市中心部ぶらり








昨日の春分の日、高松は暖かくはなかったのですが、雨は降っていなかったので、自転車でぶらっと回ってゆっくりしました。



お昼まで朝寝し、フォーレの晩年の室内楽を聴いて、ゆったりしていたら、お腹がすいたので、自転車に乗って出かけました。



昼過ぎだったので、うどんを食べる気にならなかったので、五番町通りにほぼ出来上がった自転車道をゆったり走って、まず、丸亀町商店街の南側入口のG街区の出来上がり状況を眺めてから、「松風庵かねすえ」で、100%サツマイモのきんつばの『からいも金時』を2コ買って、それを食べながら、兵庫町商店街「まいしょくや」へ美味しいご飯を食べに行きました。



『おろし豚焼肉』や『チキン南蛮』ではなく、ヘルシーに『豆腐サラダと選べるご飯定食』をいただきました。選べるご飯は、『ネギトロと海苔のご飯』にしましたが、たくさんの細ネギがとても新鮮だったことと、ゴマドレッシングが素晴らしかったので、感動しました。もちろん、味噌汁と、ハリハリとキュウリの柴漬けの漬物は、いつもどおり美味しかったのですが、この店の接客態度はとてもいいですね。っていうか、セルフサービス讃岐うどん店の店員のマナーに比べたら、高松市内の全てのレストラン、割烹、喫茶店のマナーはいいのですよ(笑)。ですから、私は、高松で讃岐うどん店に入ったら、マスターとしかおしゃべりしないことに決めているのです。



「まいしょくや」の接客態度がよかったので、気分を害されたくなかったので、デザートは、並びの「うどん市場」ではなく、すぐ隣の「銀座サロン」で、『レアチーズケーキセット』をいただきました。















「銀座サロン」は、讃岐うどんブームがピークになって、全国からお客さんが、隣の「うどん市場」に押し寄せ、「うどん市場」の前に行列が出来た間、行列の邪魔になるといけないのでお休みしていたようですが、平常時に戻ったので、また営業していました。が、昨今のゆきすぎた健康ブームに対抗してか、喫煙喫茶になっていたので、私は非常に気に入りました。



まあ、この頃では、高松市内のセルフ讃岐うどん店でも、禁煙のところが増えているので、よくないな、と、愛煙家の私は痛感しているところなのです。分煙したり時間を区切ればいいのに、喫煙できないお店が多いのは、全て、あのブサイクな女性の小宮山洋子厚生労働大臣のせいだと思っております。もう少し鏡を見ればよいのです。あんなブサイクな女性が禁煙したり、グルコサミンコラーゲンなどを飲んで長生きすることは、環境を著しく悪くすることに自らお気づきにならないのでしょうか(笑)。もし、自分のことを絶世の美人だと思っているのだとしたら、救いようがありませんけどね(笑)。



ところで、私が愛用している「まいしょくや」や「サブウェイ・県庁前店」は禁煙なのですが、店員の女性が美しく、マナーがいいのでOKなのですよ。要するに、環境はトータルコーディネイトでよければよいのです。自分の利害、主義主張、嗜好を他人に押し付けるだけの、どあつかましいエゴイストは、東日本大震災の瓦礫同様、廃棄処分すればよいのです(笑)。



「銀座サロン」は、私の同窓生の、兵庫町商店街進行組合の、社会保険労務士の修理君がかつて和菓子店「太平堂」を営んでいたところを貸したお店なので、店内はシックな和風なので落ち着きますね。



そのあと、私は、ローソンの隣の、インターネットカフェ「プラネット・兵庫町店」に行って、ちょっと仕事の関係でプリントなどをしてから昼寝しました。私は、「インターネットカフェ」については、お茶が美味しいかどうかで行く店を決めているようです。「プラネット」は、『ほうじ茶』が、「ファンキータイム」は、『杜仲茶』が美味しいので、それぞれ、たまに愛用しています。



そして、夕食は、その帰り道の途中にある、高松市亀井町のカレー専門店「マサラ亭」〔 香川県高松市亀井町9-6 TEL.087-862-8132 営業時間;平日11:00~22:00 土日祝11:00~21;00 定休日;第2第4日曜 〕の、地元の瀬戸内の地の、新鮮な甘みのあるエビ、アサリ、イカ、をふんだんに使った『シーフードカレー』(600円)をいただいて帰宅しました。








この2000年に開店した小さなカレー専門店「マサラ亭」は、瀬戸内の地の海産物を使っているので高松市内でもある程度の味覚のしっかりした皆様にのみ愛されている隠れた名店なのです。もちろんボリュームを求める客用に、肉もいろいろそろえていて、鶏肉、讃岐豚や最近ブームになっている、小豆島のオリーブを食べさせて育った牛肉(所謂「オリーブ牛」)なども取り入れていますが、この店のベストスリーは、エビ、アサリ、イカ、がいっぱい載った「シーフードカレー」、新鮮な野菜の載った「ベジタブルカレー」、半熟のオムレツの載った「ふわとろオムカレー」なのです。



辛さの好みは様々だということで、開店当初から、各カウンター席には、『ガラムマサラ』に秘密のインドのスパイスを混ぜたものが置いてあって、自分で辛さを調節出来るようになっています。また、自家製の甘酢に、らっきょうではなく、大根の削ぎ切りを漬けたものと、福神漬も、非常に美味しいのです。



素晴らしいカレーをいただきながら、私は、少し前に、高松の旧友から言われたことを思い出していました。



「岡田君、ブログで讃岐うどんばっかり紹介するんやめまい。高松にうどんしかないみたいに思われるんはふうがわるい。」



「なん言よんな。高松は、町中うどん屋だらけやないんな。ふうがわるうても、誰が高松に来たって、うどん屋だらけいう状況は隠せんのでっせ。」



「ほんだけど、高松にはうどん以外のものもいっぱいあるでないんな。東京や大阪から来たもんを省いてもいっぱいありまっせ。」



「そうやの。ほんだけど、讃岐の郷土料理は一応紹介しとるし、イタリア、フレンチ、中華、韓国、や、焼き鳥、焼肉、トンカツ、寿司屋、ラーメン、日本そばあたりも、もう書いたけんのう。」



「カレーライスがないで。『カーナビーナ』や『スパイス王国』のことは書いとったけど、あれは、インドのそのまんまや。わしは小さい頃から、カレーとナンではなしに、カレーライスで食べよったけんの。」



「そらそうや、あんたは、バーモントカレー世代やけん、ジャワカレーも辛いけん気にいらんのやろ。ほうれん草のカレーなんか食べんのやろうけん。」



「あたりまえじゃ。あんな緑色のカレーみたいな、エクソシストみたいな気持ち悪いもん、誰が食べますかいな。」



「そなん言いながら、『どじょうの打ちこみうどん』『フナのてっぱい』や『餡餅雑煮』は食べよるでしょうが。」



「それは、昔からの高松のしきたりやないんな。戦前からずっと、暑い夏は『どじょうの打ちこみうどん』、寒い冬は、日本酒の宛てに最高の『フナのてっぱい』をいただいた後、しめは『根菜を煮込んだしっぽくうどん』に決まっとるし、大晦日は『年越ししっぽくうどん』、お正月は『餡餅雑煮』食べておせち料理をいただいた後、紅白の『年明けうどん』を食べることはきまっとるんやけんのう。ほんだけど、わしらの時代は、カレーライスなんかが日常食になったでないんな。」



「そうやのう。『カレーライス』のう。でも、『カレーライスは、』家で作って食べることがほとんどやったけん、この店いうんはなかなかのう。」



『カレーライス』は自分が作った方が美味しいのかもしれませんけど、「マサラ亭」の『シーフードカレー』は、材料とその下処理の点で自分ではなかなか作れないと思います。



高松市在住の皆さんは、一度は、ここの『シーフードカレー』を食べてみてくださいね。



もちろん、今は、高松市内にも、この「マサラ亭」のほかに、「キリン堂」、「CoCo壱番屋」のようなカレーのチェーン店、お肉の量が多すぎる「カフェ・ド・サンティエ」や「カレーショップマドラス」など、いろいろとカレー専門店があるのです。



『カレーライス』というと、海の遠い東京あたりでは、海外に思いをはせて『ボークカレー』『チキンカレー』『ビーフカレー』のいずれかに、意識が集中するようですが、江戸時代に、日本では肉食はしていなかったのですから、「温故知新」にのっとれば、海のそばの高松の一番正しいカレーは、『シーフードカレー』だと私は勝手に決めています。



でも、この内容で、600円、というのは安いのです。もちろん、普通のカレーは400円なのです。が、高松市内のカレーうどんの適正価格が390円ですから、ともかく、高松市内の外食店は、讃岐うどん店のせいで、安いのです。



掲載写真は、順に、「まいしょくや」の『豆腐サラダと選べるご飯定食』(選べるご飯は『ネギトロと海苔のご飯』)、「銀座サロン」の『レアチーズケーキセット』、「マサラ亭」の『シーフードカレー』(600円)、です。


  


Posted by 岡田克彦 at 07:50Comments(0)高松市のグルメ