2012年01月14日
今夜のうどん

今夜は、楽天市場で買った「だご汁」をいただこうかと思っていましたが、昨日夜食にいただいたので、近所の郷東町の「さぬき麺市場」でうどんにしました。
大正解でしたね。やっぱりここのうどん、鶏の天麩羅、びっくりかき揚げ、は素晴らしいです。
店長にお聞きすると、今日も一日中香川県民(うどん県民〔笑〕)で、ずっと満席だったそうですし、新しく出来た、伏石町店もいっぱいだそうです。
私の勝手な希望ですが、郷東町の「さぬき麺市場」は、どんなに売り上げが上がっても、うどん県の外には支店進出などはしないでいただきたいですね。
高度成長時代以来、日本国内の各都市の品質の素晴らしいものは、首都圏に進出することによって、全国区に発展してきました。
しかし、もう時代は変わってしまったのです。
首都圏が歴史を無視するほど思い上がって増長し、お金で全てが解決するという間違った浅ましい考え方を絶対的なものとして日本の常識にしてしまったのですから、人が多少集中して住んでいるので、物やサービスのマーケットとして効率的な場所だということ以外、何のとりえもない場所になってしまったのですから、「さぬき麺市場」が首都圏に支店を出して儲かったとしても、首都圏在住の皆様は、「さぬき麺市場」のうどんの本質を把握しているのではなく、お金を使って自分の好きなものを食べたという事態に自己満足しているだけなのです。
従って、本当に美味しいうどん屋さんは、うどん県内にあればよいのです。お金で全て解決出来ると思い上がっている首都圏の自称勝ち組の皆様は、高い交通費を使って、うどん県まで食べに来ればよいのです。
フォーレ作曲の5番のアンプロンプチュは、絶対音感のない人に『豚に真珠』であること同様、「さぬき麺市場」の素晴らしいうどんが1970年代の最盛期の「かな泉」に近いこしをしていることは、不動産代金がバカ高くなってしまった首都圏の皆様には絶対に伝わらないのですから、まさしく『豚に真珠』なのです。
下手に首都圏に阿諛追従していると、自分達が浪費する電気を作る原子力発電所だけを設置されて、今回の福島県のような目に合わされるのですから、日本の首都圏以外の地方都市は、十分気をつけないといけませんね。
掲載写真は、高松市郷東町「さぬき麺市場」の、かけうどん(180円)、300gの鶏の天麩羅(100円)、バカでかい、びっくりかき揚げ(100円)、無料で取り放題の大根おろし、レモン、ゆずづくし、天つゆ、〔しめて、480円〕の、今日の夕食です。
Posted by 岡田克彦 at 23:26│Comments(0)
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