2012年07月13日
「うどん県てぶくろ市」について

手袋の出荷額が日本一で、日本全体の9割を占めている、香川県東かがわ市(昔の香川県大川郡白鳥町)が、香川県のうどん県への改名に続いて、てぶくろ市に改名することになるそうです。
まあこれは、当然の帰結だと思いますので、改名した方がいいと思います。
大体、香川県の改名の本質は、「うどん県それだけじゃない香川県」なのですから、香川県内の市町村が改名してもいいようになっていますので、OKだと思います。
現在のところ、丸亀市は、「骨付き鶏市」に改名するという案がありましたが、丸亀市の「一鶴」が骨付き鶏を始めたのはそんな昔ではないので、全国の48%のうちわを作っているところから、「うちわ市」の方がいいと思っている人もいるようなので、どうなるかわかりませんし、「観音寺市」の伊吹島は讃岐うどんのダシに欠かせないイリコダシのイリコの名産地なので、「イリコダ市」という案があるのだそうですが、これは、あまりにも香川県庁の「うどん県」改名に迎合したやり方ではないかという批判もあるようなのでまだ未定のようです。
香川県のうどん、丸亀市のうちわ、に比べると、東かがわ市の手袋が全国の9割を作っていることは知らない人が多いと思いますので、「てぷくろ市」はいいですね。
まあ、県庁が衣食住の食をとったのですから、食でない方がいいかもしれないなあ、と、私は思っています。
掲載写真は、「てぶくろ市」PRの動画の頭です。一段落したら公開されるそうです。
Posted by 岡田克彦 at 15:56│Comments(0)
│香川県の文化風土