2014年04月17日
「さか枝・本店」の、朝うどん


昨日、民謡家の、中村さんがうちにいらして、4月19日の、『くさかライブ』でのコラボの練習をしたため、今朝は、朝早く目覚めたので、近所の「さか枝・本店」で、朝うどんをいただきました。
『かけうどん』(170円)と、『ミンチカツ』(80円)をいただいていましたら、県外客と思われる老夫婦が入店され、「何もわからないので。」とおっしゃり、お店の方がテボで湯煎することなどを説明していましたが、何を注文するかわけがわからないようだったので、私は、思わず立ち上がって、ご案内しました。
すなわち、この店は、かけダシの、イリコダシが素晴らしいので、初めてなら、かけうどん、とトッピングの天麩羅がいいこと、1玉がほかの店より多いので、1玉で十分なこと、天麩羅は、穴子一本の天麩羅(80円)が揚げたばかりなのでいいこと、お揚げの味付けがいいので、それも、召し上がるのならどうぞ、ということ、天かす、ネギ、ショウガ、ゴマ、の無料トッピングコーナーのご案内、イリコダシはタンクの蛇口をひねると出てくることと、天麩羅がダシを吸ってダシが少なくなったら、足してもいいので、ゆっくりお召し上がりください、と、ご案内しました。
お二人は、セルフうどん店は初めてだったので、安心して私の向かいに座って食べ出しました。
私はいつものようにイリコダシのタンクの横の席で食べていたので、食べながら、ダシをつぎ足していただいていたのを二人が見ていたので、ここの、イリコダシは素晴らしいので、私は、お茶は飲まずに、いつも、イリコダシをお茶代わりにいただくことなども、ご案内しましたので、二人とも、ダシを足してコシの強いうどんを楽しんでいましたので、ほっとしました。
イリコダシが素晴らしい、と、奥様がおっしゃって、食べ終わった後、丼にイリコダシを追加で注いで飲んでいたので、よかったです。
いろいろお話しすると、お二人は、岩手県の盛岡市から、ご主人の定年退職のお祝いに、瀬戸内海沿いをご旅行にいらしていました。
東日本大震災のことをお話しましたら、盛岡市は、内陸なので、津波被害はなかったそうですが、とても揺れて怖かった、とのことでした。
そこで、私は、お店の大奥様に、お二人が、ワンコソバの有名な、岩手県からいらしたことを大声で伝えましたら、若主人と一緒に出てこられて、ご挨拶されていましたので、正しい受け入れが出来たと思いました。
香川県のうどん店が朝早く開店することはご存知でしたが、ネットで調べたところ、高松市中心部の「さか枝」と、郊外の「中西」しか、出てこなかったとの話でしたので、「さか枝」から歩いてすぐの「こだわり麺や・高松支店」、「さぬき麺市場・郷東町本店」、も、朝、6時開店であることをご案内しました。
が、その中では、暖かいイリコダシは、「さか枝・本店」が一番美味しいので、こちらにいらっしゃって正解だということをお伝えしました。
讃岐うどんは、遣唐使で中国から帰国したときに、香川県出身の弘法大師が、メソポタミアからシルクロードを通って伝わった小麦の栽培と製麺技術を、豆腐製造の技術等と共に、日本に伝えたのが始まりなので、雨が少なくお米が凶作になっていた、讃岐地方で日常食として発展したこと。始まった、1200年前には電気がなかったので、日の出が開店であったことから、早朝から讃岐うどん店や製麺所が開いていることを、ご案内しました。
いろいろ、お話を聞くと、栗林公園と屋島は、昨日行かれたそうで、今日は、愛媛に行って、道後温泉に宿泊するとのことでしたので、私は住友信託銀行入社2年目から、住友信託銀行松山支店で勤務していた当時、道後地区を担当していたので、私の知っている限りで、正岡子規の会館、道後の湯は、とても、石鹼の泡立ちもよく、温まるとずっと暖かい素晴らしい、日本最古の温泉だということ、夏目漱石の定宿のあとが、「ビストロきどや」というフランス料理店になっていることと、この店の、ひらめのスフレが素晴らしく美味しいこと、路面電車に乗って道後温泉に朝湯をいただきにゆくことが松山市民の習慣であること、ご飯を炊くとき、お水にポンジュースを入れて炊く、みかんご飯、が有名なこと、五色そうめんの名店、くずきりの美味しい喫茶店、松山市の隣に、砥部焼きの有名な窯元があること、などを、ご案内しましたら、とても楽しみにされていましたのでよかったです。
こうして、お別れして、「さか枝・本店」からの帰りに、セブンイレブン番町四丁目店でコーヒーとカスタードクリームパンをデザートにいただいて、帰宅しました。
掲載写真は、「さか枝・本店」の、『かけうどん』(170円)と、『ミンチカツ』(80円)、です。とても美味しかったです。

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Posted by 岡田克彦 at 09:23│Comments(0)
│讃岐うどん