2014年06月18日
「うどんや」にて




「うどんや」は、香川県ナンバー2のスーパーの、マルヨシの経営するセルフうどん店で、南新町にあります。
マルヨシの創業者の佐竹さんは、香川県一のグルメとして有名な方でしたので、スーパーマーケット「マルヨシ」のグループ会社として、「グリーンハウス」「円居(まどい)」「ミケイラ」「カサ・デル・マール」「焼肉ハウス」などのレストランを創業しましたので、「うどんや」のうどんも素晴らしい内容です。
「うどんや」のうどんの一番素晴らしい点は、やはり、マルヨシのグループ企業の作っているミネラルウォーター「剣山の水」を使って手打ちしていることです。
また、トッピングでは、高松市内のうどん店では唯一、『豆腐の天麩羅』、を、常時置いています。
『高野豆腐の天麩羅』は、どのお店にもありますが、『豆腐の天麩羅』、を作ると、油が汚れますので、実に大変なメニューなのです。
また、『釜玉うどん』においても、卵を泡立ててから釜揚げうどんに絡めるなど、様々な工夫を従業員が自発的にやっている、素晴らしいうどん店です。
理由は簡単なことで、かつて、バナナのタタキ売りで荒稼ぎをしていたので有名な、お客様が来店しても、「いらっしゃいませ。」とは絶対に言わなかった、香川県内ナンバーワンの極悪スーパーと正反対の経営方針で経営されているからです。
マルヨシグループにおいては、補完戦力の従業員が一人もいなくて、全員、正社員であることや、いろいろな景気動向で、お店を閉店することがあっても、従業員をリストラせずに、グループ企業内で絶対に雇用を継続している、という、素晴らしい経営方針によって、従業員全員から社長が慕われている、という状況がキープされています。
前述の、香川県内ナンバーワンの極悪スーパーは、「ゆめタウン(町)」に負けたくなかったため、「パワーシティー(市)」という幼稚な命名のお店を開設したりしていますが、高松市広場にある支店は、私が生まれた頃から、キュウリが腐っているので有名でしたが、この歴史と伝統は、今も確実に引き継がれているようです(笑)し、社長が、メインバンクだった地銀の百十四銀行の融資担当者に向かって、公定歩合を値切っていらっしゃいましたので、地銀に見放され、第二地銀がメインバンクになった、というお粗末な次第でした。
まあ、この、極悪なスーパーは、この前、イオンに吸収されましたので、今から100年ぐらい経過して、現在の従業員が全員死去すればサービスはよくなることでしょう(笑)が、医療が進歩して、平均寿命が200歳になったりしたら、大変なことなのです(笑)。
もう、どうしようもない、困ったスーパーが、うどん県ではのさばっているのですが、讃岐弁は平和を大切にする方言なので、「かまーーんでないんな。」と、かまわないのか、かまわなくないのか、全然意味不明のファジーな方言で放置されています(笑)。
閑話休題。「うどんや」へ、私が食べに行くのは、『豆腐の天麩羅』が素晴らしいこと、食後のデザートとしての、冷たいかけうどんの特小、というメニューがあること、喫煙がOKであること、そして、店長が、かつて愛用していた「グリーンハウス茜町店」の店長で、「鬼丸ハンバーグは美味しかったね。」と、思い出話が出来るからなのです。
もちろん、すぐ近所の、南新町の「麺処 綿谷」で肉うどんをいただいた後も、私は必ず、「うどんや」で、デザートの「冷たいかけうどんの特小」を、タバコと一緒にいただきます。
東京の友人が遊びに来た時、「高松は喫茶店が少ないねえ。」と必ず言われるのですが、「スターバックス」のようなものはあってもなくてもよいと思っています。冷たいかけうどんの方が、絶対に、アイスカフェラテよりも美味しいと思うからです。
掲載写真は、順に、高松市南新町「うどんや」の、『冷たいすだち生醤油おろしうどん』、『豆腐の天麩羅』、『ナス天』、です。

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Posted by 岡田克彦 at 11:59│Comments(0)
│讃岐うどん