2011年07月09日
「さぬき麺市場」のうどん、と、伊方原発

今日のお昼ご飯は、久しぶりに、近所の郷東町の「さぬき麺市場」に行って、私のお気に入りのうどんをいただきました。
とても暑かったので、冷やしうどん2玉(350円)、びっくり鶏天(100円)、エビのかき揚げ(100円)〔しめて550円〕、で、お腹いっぱいいただきました。
いつものように、「びっくり鶏天」には、無料でとり放題の、大根おろし、レモン、ネギ、ゆずづくし、を、別皿にいっぱいとって、これにつけていただきました。
また、うどんのつけつゆには、ゴマ、しょうが、ネギを入れて、『土三寒六』の大原則〔つまり、暑い夏場には、うどんのこしを強くするということ〕にのっとった、こしの強い、キンキンに冷えた、冷たいうどんを、噛まずに流し込んでいただきましたので、すぐに冷却効果があって、素晴らしかったです。
ここのうどんは、うちの近所では、私自身一番好きなのですが、小麦は香川県産の『さぬきの夢2009』を使っていますので、かけうどんは180円のままで、全く値上げしていませんでした。また、トッピングの天麩羅の鶏肉も野菜も魚介類も、おにぎりのお米も、全て、香川県の農家や猟師さん直の地産地消なので、値上げなどというものは、あり得ないので、よいことです。
でも、さすがは高松ですね。うどんの美味しいお店はすぐに人気が出ます。開店してまだ、1年少しなのですが、午後2時を過ぎた時間でしたが、ひっきりなしの来客でいっぱいでした。
この前、近所の宮脇町の「さぬきうどん・吾里丸」でプレゼントでいただいたうどんは、ネットで取り寄せた、韓国宮廷料理の「サムゲタン」に入れて、「サムゲタン・讃岐うどん」などというものを自分で作って食べましたので、とても美味しく、栄養価もありましたが、今日の夕食は、お昼に、とてもたくさんいただきましたので、あっさりと、「さぬき麺市場」の茹でたてのうどん(80円)を買いましたので、これを使って、温泉卵、大根おろし入りの冷たいかけうどんを、夕食にいただきました。
ところで、一昨日の夕方、産経新聞のセールスマンの若者が、いきなり営業で自宅にいらっしゃったのですけど、東京の三多摩出身の素晴らしい営業マンだったので、半年間とってあげることにしたために、お礼の電話がかかってきましたので、私は、原発問題について、四国の伊方町原発が、四国の電力の4割を占めている、というテレビ局の報道は間違っていることを、以下のように、ご案内しました。
四国四県の住民の消費電力に、伊方原発の発電電気は不要なのです。伊方原発の発電分の大半は、関西電力に卸していますので、それを止めればよいだけなのです。が、大阪方面が困るようならば、愛媛県新居浜市の住友電力、愛媛県伊予三島市の大王製紙の自家発電電気、高知県安芸市の三菱電機の自家発電電気、を、流通させれば、全然困らないのです。ご高承のように、三菱財閥の発祥地は高知県安芸市、住友財閥の発祥地は愛媛県新居浜市です。また、発光ダイオード(LED)を発明したのは、徳島県阿南市の日亜化学工業株式会社ですから、東京の皆様のために、福島県がひどい目にあったようなことは、四国ではあり得ないのです。
四国に対して本州や首都圏が、田舎だということで、伊方原発に対して無理な注文を強要するようなことをしたら、最悪の場合、四国は日本から独立すればよいだけなのです。そのかわり、LEDは本州には輸出しませんし、三菱財閥と住友財閥は、本州から引き上げて四国固有の財閥にすればよいだけなのですからね。
四国電力の株主総会では、いったん、今、検査中の伊方原発の検査が終わったら、また、発電を開始するように、四国電力はもくろんでいたようですけど、住友電力のある愛媛県知事は、OKしていなかったのですが、四国霊場八十八ヶ寺のある四国では、争いごとが嫌いなので、静観していたところ、九州電力のメールによる、原発再稼動依頼などの、株主総会前のヤラセ問題が発覚したところから、俄然、伊方原発再稼動反対運動が盛り上がりましたので、「住民感情から、伊方原発再稼動は出来ない。」と、四国電力が決めたようですので、四国では、原発は当面の間動きません。
四国電力が賢明だった、ということでは全くありません。それ以前に、四国電力は東京電力ほど、霞ヶ関とは癒着していないという歴史があるのです。
かなり以前のことですけど、霞ヶ関の通産省〔今の経済産業省〕が、全国の電力会社を支配していた当時に、四国電力が通産省の指示に従わなかったことから、通産省が怒って、「四国電力は生意気な電力会社だ。」ということで、見せしめに、香川県小豆島の電力の縄張りを、中国電力に変えたことがありますので、昔から、四国電力は霞ヶ関とは仲が悪いのです。
もちろん、四国電力本社のある、香川県高松市には、平家の落武者が伝えた、京都風の本音と建前を使い分けるという伝統がありますので、表立って対決することはないのですが、すんなりと霞ヶ関の思惑どおりにはならないと私は思っていました。
というのも、伊方原発が出来た後、霞ヶ関から四国電力に天下ってきた方を私は個人的に音楽の関係で知っていたからなのです。天下ってきた彼は、四国電力原子力部長に就任したのですけど、それを見た、四国電力の某常務が、天下ってきた彼の就任中だけ、原子力部長を二人にして、もう一人の原子力部長がその常務の子飼いだったためなのです。
これが、表立って、喧嘩はしないけど、霞ヶ関の言いなりにはならない準備をしておく、という、平家の落武者が伝えた、京都風の本音と建前を使い分けるという伝統的なやり方なのです。
原子力部長が二人いた、ということは、何も決定できなかった、ということですから、四国電力は、伊方原発に対して、何もしていなかった、ということですから、安全なはずはないのですよ(笑)。
まあでも、表立って、言い争いもせずに、何もしていなかったら、自然に、九州電力で問題が起こって、その影響で世論が動いて伊方原発が稼動しなくなった、ということは、これは、ほとんど全て、香川県出身の弘法大師のお陰だろう、と、私は感じております。
まあ、「終わりよければ全てよし」なので、これでよいのです。
それはそうと、スーパー「ゆめタウン」が、コンビ二と対決して、24時間営業を長期目標にしていて、その準備として、電気代を抑えるために、数年前から、四国内の、スーパー「ゆめタウン」は、四国電力と取引停止し、電気を全て、大王製紙から購入することにして、電気代を半額にしていますので、全国の電力会社の電気代は高すぎるのです。
3年ほど前に、四国電力は、社歌があったのに、新しくリニューアルして、電通に頼んで、サーカスの歌う新しい社歌を作って、8億円ほど使っていますので、この景気状態で呆れるような無駄遣いをしています。四国電力のような小さな電力会社でさえこの状態ですから、東京電力は、もっともっと資産があるはずですので、全て、福島県の被災者のために使い果たせばよいのです。
そして、資産を使い果たしてもうどうしようもなくなったら、「東京電力」は、マネタリストの竹中平蔵氏の言う『負け組』になってしまった、ということなのですから、グローバルスタンダードな昨今のことですから、原発大国の、フランスのどっかの電力会社にM&Aしてもらえばよいと、私は、思っています。東京電力は、一民間企業なのですから、日本の企業でなくてはならないということはないのですからね。
管さんがその段になっても、まだ、総理大臣に居座っているならば、その時こそ、リーダーシップを発揮して、フランス政府と話をつければよいのです(笑)。
掲載写真は、「さぬき麺市場」の、冷やしうどん2玉(350円)、びっくり鶏天(100円)、エビのかき揚げ(100円)〔しめて550円〕、です。
Posted by 岡田克彦 at
22:32
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