2011年07月01日
明日は、「うどんの日」

明日(7月2日・半夏生〔はんげしょう・夏至から11日目〕)は、「うどんの日」ですので、私の住む四国高松の三越高松店前では、例年のように、冷たいぶっかけうどんが、タダで接待されますので、楽しみにしているところです。
もともと、「うどんの日」は、香川県地方の農家では、農繁期が一段落するこの頃に日頃の労をねぎらい、うどんを作って食べるという風習があったことから、香川県生麺事業協同組合が1980年(昭和55年)に、うどんの消費拡大のため、始めた制度なので、まだ、30年そこそこの短い歴史しかないのですが、うどん好きな人達が住んでいますので、高松市の三越高松店前と、善通寺境内での接待と、栗林公園前での、無料の半生うどんのお土産配りは、すぐに定着しているところです(笑)。
同時期に、「うどん音頭」も作られましたので、まあ、当時としては、讃岐うどんの長い歴史に支えられた、町おこしとして始まった制度だったのです。
が、1980年(昭和55年)は、私自身、東京の早稲田大学政経学部を卒業して、住友信託銀行に入社した22歳の時でしたので、このあたりの開始の詳しい事情は直接知りませんでしたが、親や親戚からいろいろと聞かされていました。
しかし、1994年に母の介護のために高松にUターンしてからは、お盆、お正月、年明けうどん、と並ぶ、大切な年中行事になっています(笑)。
「うどんの日」の何が楽しい、って、「うどんの日」に、三越高松店前へ食べに行くと、必ず、同窓生などに、会えるからなのです。その意味では、「うどんの日」は、1200年前から日常的に讃岐うどんを食べてきた香川県民にとって、絶対に必要な、地域コミュニティーの中心なのですね。
近場の皆様は、是非、ご参画下さい。香川県民のうどん好きが一番認識出来るイベントですからね。
掲載写真は、香川県の主なうどん店のほんの一部の女将さん大集合のポスターです。