2014年02月08日
チャイコフスキーに感謝


2,3日前から、何やら、聴覚障害もないのに聴覚障害者であると、詐称し「現代のベートーヴェン」などというデタラメな肩書きを捏造した、佐村河内守、などという名前の物体が、ゴーストライターに作曲させた作品を、自分の作品だと嘘八百を並べて、「現代典礼」という作品を、原爆が投下された広島の状況を象徴する、シンフォニー第1番「広島」という名称に勝手に変えて、CDをたくさん売り上げて金儲けのために奔走し、広島の皆様を愚弄するようなことをしたり、東日本大震災を音楽作品にするために、石巻で、雪の中震えながら我慢するような演技をして、作品は全て、ゴーストライターに書かせていた、という、前代未聞の、呆れた作曲家を名乗る詐欺師が問題になっていて、非常に気分が悪かったです。
自分のプロフィールも10歳でショパンやベートーヴェンを完璧にピアノで演奏したように詐称していましたが、作曲家、兼、ピアニストの私は、それをニュースで説明するニュースキャスターの素人のレヴェルがあまりに低いので、非常に不愉快な気分でした。
このような素人のニュースキャスターが、「ショパンやベートーヴェン」という発言をすることは、全くナンセンスです。ショパンやベートーヴェンのどのピアノ曲を演奏したのか、正しくしゃべらないのならば、勝手に作曲家名を出すことをやめていただきたいと思っていました。
だって、幼少期からピアノをやっていたら、ベートーヴェンの「エリーゼのために」なら5歳で、ショパンの一番簡単な「マズルカ」なら8歳で十分演奏出来ますからね(笑)。
そんなこんな嫌な気分を払拭してくれたのが、ソチオリンピック開会式でした。
バッハIOC会長の素晴らしいスピーチで紹介された、プーチン大統領による開会宣言直後、ロシアのバレエ団による、チャイコフスキーの「白鳥の湖」の『情景』の平和の象徴の鳩を象徴する踊りには、鳥肌が立ち、一連の日本での詐欺事件を払拭してくれました。
チャイコフスキーのお陰です。本当に感謝しています。
ロシアは、さすがは、クラシック音楽先進国ですね。ボロディンの「イーゴリ公」で始まり、チャイコフスキーの「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、ハチャトウリアンの「剣の舞」など、世界中の人がよく知っている、全てのオーケストラ音楽作品が自給自足出来るのですから、素晴らしいです。
拝金主義者が激増しているため、獲得できる金メダルの数にしか興味のない物体がわんさかいらっしゃる、東京でオリンピックを開催するのは、大変でしょうね。頑張ってくださいね(笑)。私の住むうどん県は、四国という、海外にありますので、無縁なのですよ(爆)。

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Posted by 岡田克彦 at 05:07│Comments(0)
│拝金主義撲滅