2013年10月26日
「吾里丸(ごりまる)」の『チーズ釜玉うどん』


今日は、生醤油系統のうどんの美味しい、直噴蒸気釜を使っているので有名な、宮脇町「吾里丸(ごりまる)」で、一番ガッツリ系の、「チーズ釜玉うどん」をいただきました。
この店は、開店当時は、高価なうどん懐石の店だったのですが、固定客をつかんだあと、香川大学そばという立地を生かして、激安店に変身したので有名です。
大将は西讃出身で、ラフマニノフのピアノ協奏曲の大好きなうどん職人さんで、いつか、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番を演奏して欲しいと言われて、演奏を約束しているので、いつも困るのです(笑)が、茹でて20分たったうどん3玉を、顧客全員に無料で下さるので、ここに食べに行った日の夜は、私は自宅でもカレーうどんを食べることにしているお店になります。
毎週火曜日の生醤油うどん食べ放題が始まったのも、お腹を空かせた香川大学生が、とある火曜日にやってきて、「親からの仕送りが来るまで、何も食べるものがない。」と相談されて、その学生が240円しか持っていなかったので、優しい大将が、「好きなだけ食べろ。」と、240円で、生醤油うどんをいっぱい食べさせたことがきっかけで始まったものです。
その後、その学生が卒業後、いろんな、社会人の仲間や香川大学の同窓生を連れてくるようになったため、自然に、香川大学生指定店になったのです。
商売の成功、不成功、などは、世代が変わらない限りにおいては、100%、オーナー社長のお人柄で決まるのですが、この点については、例外は絶対にないもののようですね。
従って、阪急グループレストランのメニュー偽装などは、次の名言を残した、阪急創業者の、小林一三氏の責任ではないのです。
「はじめて会社に勤めると、誰しもいちばん最初に交際するのは感じのよい人です。しかし、私はこれには反対で、まず感じの悪い人に勇敢にぶつかっていくことです。こういう人は打ち解けると、感じのいい人よりむしろ親切で、本当の味方になってくれるものです。」
同様、コトデン創業者も、初代社長は、小林一三氏と懇意だったため、線路は高軌道なので、経営破綻しそうになったら、全国の私鉄のどこにでも買い取ってもらえるようになっているので、素晴らしいのです。
問題は、ですから、どこもここも、二代目のボンボン、なのですが、自分が二代目のボンボンだということを自覚している人は、よいのです。実際、私が高松にUターンした直後従事していた、「日本マンパワー四国総代理店・人材開発部長」当時には、丸亀町商店街振興組合青年部からの依頼で、二代目のボンボンの意識改革の講演会を依頼されて、東京のコンサルタントを呼んで開催しましたから、今日の丸亀町商店街の成功は、当事者の自覚と自己啓発意欲によるものなのです。
同様の高い意識は、兵庫町商店街にもありました。が、その他の、南新町や片原町等には、高い意識のある二代目と、全く危機感のない二代目が混在して派閥争いをしていましたので、その結果が今日の状況なのです。呆れたのは、南新町のような狭い町に派閥が8つもあったことでしたね(笑)。
今となっては、私は、南新町商店街においては、イリコの素晴らしい、『丸一乾物物店』、うどんの美味しい『綿谷製麺南新町支店』、『たもや女道場店』、メガネでお世話になっている『メガネのタナカヤ』、野菜の素晴らしい『百姓一揆』、取引のある『三菱信託銀行高松支店』、時計でお世話になっている『永森時計店』、のほか、『王将高松支店』等の飲食店や喫茶店のいくつか以外の店は、あってもなくてもいいのですけどね(笑)。
香川県は、「うどん県・それだけじゃない」のですが、「うどん県・それだけじゃない、派閥県」では困るのです(笑)。
首都圏在住者の大半は、四国=伊豆大島、くらいの認識なのですから、四国に四つも県庁があることを認識していただくだけでも大変なことなのですから、日本で一番狭い香川県の中の派閥なんて、ナンセンスなのですよ。
掲載写真は、「吾里丸(ごりまる)」の『チーズ釜玉うどん』、です。

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