2013年10月29日
地産地消が一番ですね




メニュー偽装事件を拝見していると、本当に、外食する時の不安を感じますね。
これを解消するには、地産地消しかありませんが、香川県の場合は、その点では大丈夫だな、と痛感しています。
まず、主食のうどんには、塩分が多いのですが、茹でる事により、ほとんどなくなります。
が、それでも気になる人は、塩江町の「田吾作」の、塩ではなく20種類の薬草でコシを出している『漢方うどん』を食べればよいのです。
「手打ちうどん 田吾作」(住所 香川県高松市塩江町安原下第1号 里ちゃん市場内 TEL 090-6615-1601 10:00~17:00頃 定休日 水曜日)は、以前、私の自宅近所の、鶴市町にありましたのでよく知っていますが、20種類の薬草を小麦と混ぜてコシを出すことに成功していました。麺は灰色がかったもので、蕎麦に見えるのですけど、食べると間違いなく、さぬきうどんです。麺の太さは、大将のその日の気分で、太くなったり細くなったりしますので、たまに寄ると、面白いお店ですね。
しかも、ざるうどんでいただいた後、茹でたお湯に漢方薬のエキスが出ているので、漬けたれに、それを、ザルそばの、蕎麦湯のように足して、いただくようになっていました。
そばの場合は、茹でたお湯を、「蕎麦湯」、と言いますが、讃岐うどんの場合は、「なごり湯」と言うのです。
もう、8年近く前のことになりますが、私はそれを、まだ、鶴市町にあった「田吾作」で聞いて、「なごり湯」という言葉遣いに、とても風流さを感じたものでした。
あと、引田町のオリーブハマチ、小豆島の讃岐デンプク〔フグ〕、瀬戸内のハマグリ、アジ、キス、メバル、ベラ、飯山町の桃、豊南町のレタス、オリーブ牛、おいで米、ヒノヒカリ、等の、香川県漁連、JA香川県のお米、みかん、柿、魚、牛肉、豚肉、鶏肉、讃岐コーチン、卵、などは、かなり高品質ですから、県内で自給自足が、大丈夫なのです。
掲載写真は、順に、「手打ちうどん 田吾作」の、かけうどん(200円)、裏の竹の子うどん〔この命名が素晴らしいのです。塩江町は竹の子の名産地なので、お店の裏で本当に竹の子が採れるのです。地産地消らしい命名ですね。〕、大根たっぷりのしっぽくうどん、です。
一般店ですから、漢方薬が一杯入ったかけうどん・200円、は安いですね。
もちろん、人の好みは様々ですから、騙されるかもしれないことを覚悟してでも、レッドキャビアをどうしても食べたい人は食べればよいと思いますよ。

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2013年10月29日
「阪急阪神ホテルズ」における『CS』について


「CS」は、顧客商売において一番大切な理念です。
CS=Customer's Satisfactory(顧客満足)
ということは、全世界的な常識ですが、「阪急阪神ホテルズ」においては、
CS=Company's Satisfactory(親会社の自己満足)
という意味であることが、出崎弘社長の引責辞任会見の冒頭で明らかになりました。
というのも、記者会見の冒頭で、出崎弘社長は、
「今回のメニュー誤表示についてたくさんのお客様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。たくさんのお客様にご迷惑をおかけした責任をとって、辞任いたします。」
と言うのが常識なのですが、
「グループ会社筆頭の、『阪急阪神ホールディングス株式会社』にも辞任を受理いただきましたので、辞任いたします。」
とおっしゃっので、この社長は、親会社のご機嫌伺いだけしている、カス、だと、私は思いましたので、直ちにTVを切りました。
利益の源泉がお客様だということすら認識していない、サービス業の筆頭のホテル、があることに呆れ返りましたが、昔、私が東京にいて、住友信託銀行で働いていた当時に、大阪の新阪急ホテルには、正しい、CSマインドはありましたが、水と油だった、「阪急」と「阪神」が合併したことが、全てのCSマインドの崩壊の原因ですね。
実際、私が、淀屋橋の住友信託銀行本社で勤務していた1990年、当時、独身寮のあった、阪急宝塚線の「売布神社」に住んで、阪急電車で通勤していた当時、「自分は阪急沿線に住んでいるんだ、阪神のような下劣な沿線には住んでいない。」という自覚がありましたので、阪急グループのホテル部門勤務の皆様にも、その程度のプライドとサービス精神はあったと思うのです。
「みずほ」の暴力団への融資など、昨今の財界の不祥事の原因は全て、文化風土の違う会社同士の、無理な合併、に、その根本的な原因があるようですね。
が、このような、無理な合併の背景を作ったのは、スタンフォードに端を発する、拝金主義(マネタリズム)と、それに賛同して蔓延させた、経済学者崩れの、竹中元大臣と、はした金儲け大好きなコメンテータの皆様であることを、人類は記憶にしっかりととどめておかなくてはなりません。
財務状態だけを理由にした法人の合併ほど無意味なものはないのですが、このあたりは、会社文化を認識していない、税理士風情の非文化人には認識出来ないことですから、仕方ないことなのです。
近々、三菱とUFJ、三井と住友、という文化風土の対照的な法人の合併が、同様の悲劇を引き起こすことは目に見えていますね。
トビウオの卵を、レッドキャビア、と偽って提供することが、日本の「おもてなし」料理だ、と、思われないためにも、オリンピックが開催される予定の東京に、同様の、CSマインド崩壊が蔓延しないで欲しいものですね。
まあ、私の住む、四国では、それ以下の、実に低次元な問題、つまり、四国霊場八十八ヶ寺総本山の、善通寺で、弟子の僧侶の虐待が問題になっていますので、そのうち、お遍路さんの虐殺が起こるかもしれませんね。
困ったことです。
掲載写真は、「阪急阪神ホテルズ」の出崎弘社長です。一見して明らかですが、この人がホテルマンになったのは2年ほど前で、阪急電鉄出身なのです。ずっと阪急で電車を走らせていたら、きっと幸せだったのでしょうね。同じような皆様が、JR四国系列の、ホテルクレメントにもいらっしゃいますから、不幸な人生を歩んでいる人が増えましたね(笑)。

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