2014年06月29日
ニューヨークの宮崎さんのこと


昼前に、突然宅急便が届きました。
ニューヨークの宮崎さんから、山のような「アメリカンチェリー」のプレゼントでした。このうっとうしい季節に、早速、掲載写真のような、一部をいただき、あとを、冷蔵庫でキープしました。
ニューヨークの宮崎さんと出会ったのは、ネットで私のホームページを見て、私の作曲作品を気に入ったことから、2007年の日本への一時帰国時に、私に会うために高松に遊びに来て下さった時のことでした。
ですから、もう、7年になるのですね。
彼は、15歳年上のゲイの友人で、若い頃から、愛し合った、年上のアメリカ人の相方と一緒にニューヨークに住んでいましたが、私の作曲した、組曲「武蔵野」を聴くと、逝去して5年になる相方の男性を思い出して涙が止まらない、との、ご感想を言うために、高松まで来てくださいました。
とても嬉しく感じたものです。ただし、ゲイ同士であっても、それぞれ好みは違いますので、私が彼より年上にはなれないので、そのような関係にはなりませんでしたが、一人寂しく年老いてゆくことに不安があったのでしょう。
「ニューヨークの私の自宅で一緒に暮らしませんか。」と誘われたのですが、母が逝去して間もなくでしたし、私は年下の方がよかったので、そのままになっていました。
以来、彼から、毎年、カナダのマツタケなど、季節の旬のものを送っていただいていて、遠く離れていても、いろんなやり取りが出来るので、私は何の不具合も感じていませんでした。
まあ、57年も生きて来ましたから、ライフワークの作曲を通して、いろんな出会いがありましたが、音楽上の全ての出会いは必然だったと確認しています。

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Posted by 岡田克彦 at 16:07│Comments(0)
│作曲・アレンジ