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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年11月28日

「うどん本陣 山田家」がやります。






この春完成する、東京スカイツリータワーに、高松市牟礼町の老舗讃岐うどん店「山田家」( URL;http://www.rakuten.co.jp/yamada-ya/?scid=rm_210220 )が支店を出すことになりました。



これで、やっと、東京の皆様も、正しい香川県高松市の讃岐うどんを召し上がれますね。



FCではなく、支店だ、ということが、讃岐うどん店の場合は、決定的なのです。



たぶん、値段は、首都圏の不動産代金の対応分だけ、高松よりは高くなりますけど、加ト吉の冷凍うどんよりも、新しく出来るスカイツリータワー店で玉売りする、生うどんの方が絶対に美味しいですから、食べに行くだけでなく、是非、玉売りの本場の讃岐うどんを東京在住の皆様は買えるようになるのですから、それが一番よいことなのです。



「山田家」出身のうどん職人さんは間違いありません。私の自宅近所では、高松市鶴市町の「つるいち」のうどんが素晴らしいですから、素晴らしいことです。何しろ、高松市鶴市町の「つるいち」の冬の定番の、『豚しゃぶしゃぶうどん常夜鍋風』、素晴らしい『しっぽくうどん』、『カレー釜玉うどん』等は、全部美味しいですからね。



ただ、ちょっと心配なのは、トッピングの瀬戸内のイカゲソの天麩羅が、高松市内と同品質、同価格(100円)になることはないと思いますので、高松にある香川県漁連とコラボした方がいいとは思いますけど、東京には徳川家康以来の、辛ーーーーーい、佃煮を少しとってごはんをたくさんかきこむ、という、長く貧しい歴史があります(笑)ので、「たかがうどん」「たかがイカゲソの天麩羅」と思われている方もいらっしゃることと思いますので、高松と同じ味になることはないと思います。



でも、香川県高松市の讃岐うどんは、弘法大師が始めた平安時代の1200年前からの歴史がありますので、讃岐うどんに関しては、高松が正しく、徳川家康以来、400年程度の歴史しかない、東京の歴史では、対抗出来ないことは、皆様ご高承の通りです。



既に、東京の新宿には「麺通団」、国電の各駅構内には「めりけんや」など、正しい讃岐うどん店が出ていますので、「讃岐うどん」に関心のある東京都民の皆様は、その内実はご存知なのですが、問題は、価格です。東京都内のセルフ店の、かけうどんが、高松並の180円に、トッピングの魚介類や野菜の天麩羅が、高松並の90~120円くらいにならないと、讃岐うどんは日常食になり得ないのです。



東京都の不動産代金を考えると、商品の原価率から、東京都内の讃岐うどん店のうどん提供価格が、高松並になることは不可能でしょうけど、東京都内の土地代が異常に高いことを、東京都内在住者は、日々、反省していただきたいなあ、と願っています。



400年そこそこの歴史しかないのですから、東京都在住の皆様は、もっと謙虚にならないといけませんね。



掲載写真は、昨日の夜食にいただいた、高松のコンビニエンスうどん店「黒田屋」(営業時間が、11:00~翌朝の5:00 の、昭和33年開店の老舗一般店)の、『きざみうどん』〔お揚げ細切りとたまねぎを、讃岐風に甘辛く炊いたものがかけうどんに載っている、360円の、夜食にぴったりの温まるうどん。最高に美味しかったですよ。〕です。






  


Posted by 岡田克彦 at 13:55Comments(0)讃岐うどん