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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年08月16日

真夜中の再会

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栗林公園庭園コンサート20171014





毎日毎日、酷暑が続いているので、サイクリングは深夜に限る今日この頃ですね。



今日の早朝3時くらいに、私は、弦楽四重奏曲の作曲の合間に、疲労回復のために、チョコレートが食べたくなったことと、食事の箸休めに買っていた、『いかなごのクギ煮』には大根おろしをかけていただきたいと思ったのですが、大根が切れていたので、近所のミニストップまで、自転車で買いに行きました。



すると、何ということでしょう。レジで待っているところで、見知らない48歳の男性に、「作曲家の岡田さんですね。」と、話しかけられたのです。



お聞きすると、香川県庁の依頼で出演した、2007年10月14日(日)AM.10:00~、の、栗林公園庭園コンサートで、母の追悼の作品・ピアノ組曲「記憶の底の栗林公園」OP.111〔全18曲〕を初演した時〔掲載写真〕に、聴きにいらしていた、高松市花園町と、広島市の両方に在住している、宮武修さんという方でした。



栗林公園での初演当日、感動された彼は、演奏後、私の自作自演を聴きにきていた幼馴染や仕事の関係の仲間のみなさんと、栗林公園内のお茶室の、「日暮亭」でお抹茶をいただいた席についてきたそうで、私のことをよく覚えていました。



まあ、県立公園の栗林公園で、栗林公園をテーマにした新作を自作自演で初演したのですから、インパクトが強く、興味を持ったのだろうと思いますが、きっかけはどうでもいいのです。そのあと、自分の感じた感想に忠実に行動出来る人が、正しい聴衆なのです。



その時、「日暮亭」で、何か、彼からのいろんな質問に私が答えたのだそうですが、私は演奏後、どのうどん屋に食べに行こうかなんてことしか頭になかったですし、その一年前に他界した母が希望していた、西本願寺への分骨はすんでいたのですがので、大好きだった瀬戸内海への散骨については、これからどうしようか、と考えていたこと、聴きにいらしていた、まんのう町のログハウス「ママハウス」のオーナーの息子(四国電力勤務)の依頼で、2007年12月23日(日)に、クリスマスコンサートを岡山から呼ぶ予定の、パンフルート奏者とのコラボで出演して欲しいので、アレンジなどの依頼もいただいていたので、宮武君のことは、全く覚えていなかったのです。



が、彼にとっては、一大事だったようで、あれから、6年経過した今でも、私のことを覚えていて下さったので、びっくりし、とてもうれしく思い、覚えていなかった自分を深く反省し、改めて名刺交換をしました。



直近のコンサートを聞かれたので、2013年8月24日の、カフェくさかでのライブをご案内したところ、彼は、バイクに乗るのが趣味だそうで、その仲間と一緒にバイクに乗って聴きにいらっしゃる、とのことでした。



そんなこんなで、また、新しい一期一会が出来ましたが、数日以内に、私の自宅に聴きにいらっしゃるとの事でしたので、楽しみにがまた増えました。



とても愉快な深夜の再会でしたね。



彼は、今、奥様と2歳のお嬢様との三人暮らしだそうで、幸せに過ごしているとのこと、とても、よいことだな、と思いました。



まあ、余命いくばくもないことですから、一切の物欲を捨てて、リルケのように生きる、今のスタイルでよいのですね。



音楽によって、聴きにいらした相手の心の琴線に直接触れることが出来ることは、素晴らしいことだということを、再確認できた、ハッピーな深夜の再会でした。



こういう時の出会いで一番大切なことは、自分に正直に、自分の感じた感想を発露することなのですが、拝金主義者は物欲にまみれているため、その出会いが、将来、自分の金銭欲を満たすかどうかだけで判断するので、いけないのでしょうね。



物欲にまみれた人が増えている中、こういう人もいらっしゃるということは、とても嬉しいことだと思いました。





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Posted by 岡田克彦 at 06:33Comments(0)作曲