2012年08月14日

豪雨の間をぬってのお盆

豪雨の間をぬってのお盆


今年の高松のお盆のイベントは、集中豪雨の間をぬっての開催、という、大変なことになりました。



昨夜の大花火大会「どんどん高松」は、無事開催されたのですが、曇天のため、あまり美しくありませんでした。



まあ、私は、朝日新町の友人の高層マンションの中から見ていましたので、雨の心配はしていなかったのですけど・・・・・。



ところで、深夜まで友人達と騒いで朝方になったのでお腹がすいたので外に出てコンビニに入ったところで、いきなり、雷が鳴り出して、ものすごい雨が降り出したので、驚きました。



傘は持っていたのですが、笠をさして歩けるような雨ではなかったので、行きつけのタクシー会社の東讃交通(ここは、とんでもない阿呆社長が経営しているのですが、タクシー台数が最大なので、こういう時にしか私は呼びませんが〔笑〕)を携帯電話で呼んで乗り自宅に帰りました。



今日の夜は、最終日の「総踊り」なのですが、高松祭りでは、花火大会が一番大切で、盆踊りはどうでもよいことなので、花火大会が無事に終わってほっとしています。



あと、高松市民の、お盆の関心事は、自分の家の先祖代々のお墓に飾るお灯篭の数と豪華さで見栄を張ることだけなので、それが片付いたら、みんなで美味しいうどんを食べておしまい、といったところです。



豪雨の間をぬってのお盆



でも、今年のような、豪雨の間をぬってのお盆、などというものは、高松では私自身が生まれてこの方初めてでしたので、本格的な異常気象の時期に入っていることは、間違いないですね。



掲載写真は、順に、お盆の時期に高松市内のホームセンターやスーパーで販売されている、お墓の前に飾る灯篭、実際に飾っている光景2つ、です。



高松市の市営墓地は、高松市宮脇町婆ヶ池、というところにあり、山の斜面が全て墓地ですので、お盆の時には、この墓地のお墓が全て、こういうお灯篭で飾られますので、風景が一変するので有名で、転勤族の皆様は、いつも、腰を抜かすのです。



こんな状況下では、盆踊りなどを踊っている場合ではないようなのです(笑)。



高松のスーパー「マルナカ」は、お盆の時、お墓に飾る、お灯篭の安売りをしていますので、香川県内在住の高齢者は、「こんな大事なもんを安売りしよるけん、マルナカはそのうち、お大師さんのバチがあたりまっせ。」と言っていますが、香川県善通寺市出身のお大師さん(空海)は、平安仏教の『真言宗』なのですが、香川県民が先祖を供養している宗派の大半は、親鸞の始めた鎌倉仏教の『浄土真宗』なので、『浄土真宗』の門徒に、『真言宗』のたたりがあるはずはないので、メチャクチャなのです。



豪雨の間をぬってのお盆



・・・・・そんなこんな、歴史的なお話をしていると、讃岐弁で、



「何をえらっそげに言いよんな。」と、言われるので、私も讃岐弁で、



「そんながいげに言わんでも、かんまんでないんな。」と、答えて、かまわないのか、かまわなくないのか、全くわからないまま、



「うどんでも食べようで。」と言って、美味しいうどんを食べて、うどんを始めたのが、お大師さん(空海)であることは、みんな知っていますので、お大師さんに感謝して、ハッピーエンドになるのが、香川県のやり方なのです。



ですから、宗教戦争のようなものは、未来永劫、香川県では、絶対に起こらないのです。



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