2012年09月22日
S女史との出会い
昨夜、丸亀市のピアノバー「ルフラン」サロンコンサートに、てっちゃん、トシさん、と一緒に出演してきました。
ものすごい出席者だったので大変でしたが、聴きにいらしていた、フルート奏者のS女史と出会い、プーランク、フランクのソナタをご一緒することになりましたので、出席してよかったです。
やはり、香川県内の音楽文化水準は、西讃(西地区)が高松市も含む東讃(東地区)よりも高いですね。
来月の10月20日の高松市「カフェ クサカ」でご一緒に演奏することにして、早速、明日会って、「クサカ」で練習することにしました。
このデュオの名前は、私が東京在勤当時、デュオを組んだ時に必ず命名していた「ラヴィーヌ・デュオ」を使って、「高松・ラヴィーヌ・デュオ」にしました。
この、「ラヴィーヌ」という命名は、30年前に私が東京で主催していた「ラヴィーヌ楽派」〔フランス近代室内楽の会〕からとったもので、語源は、ドビュッシー作曲のプレリュード第二集の『風変わりなラヴィーヌ将軍』です。
30年前の東京のアマチュアクラシック演奏仲間では、ドイツロマン派や古典派の室内楽ばかりを演奏する風潮が強かったことに私が反発して、フランス近代音楽をもっと楽しもうよ、という意味で命名したものでした。当時は、フォーレやラヴェルの室内楽をやっていると、風変わりな人たちだ、と言われたことを逆手に取った命名でした。が、カザルスホールアマチュア室内楽フェスティバルのオーディションもこのサークルで出会った、弦・管楽器奏者と一緒にとりましたから、とてもよい思い出のある名前です。
しかし、現在の香川県のアマチュアクラシック演奏家の水準は、当時の東京にも遠く及ばないものなので、ドイツロマン派かフランス近代か、を選択できるような状況ではないので、ジャズ、ポップスやロックのコラボやセッションばかりやっている人たちに対して、私達は、ちょっと違うのですよ、といった程度の軽い意味で命名しました。
まあ、音楽的にちょっと違っていても、香川県民は全員うどんが好きな点では一致していますので、大した違いではないのです。ドイツロマン派、フランス近代、ジャズ、ロック、や、ポップスなどの音楽がなくても生きてゆけますが、うどんは、大切な食べ物で、人間の生存に必須の衣食住に含まれますので、生存にあたっての必要性は全く違いますからね(笑)。
とりあえず、フォーレ、サン=サーンス、プーランク、フランク、から何曲か、明日初見でやる予定なので、とてもとても、楽しみにしています。
でも、30年前と違って、ぼくの目に老眼が来ているので、演奏しながら初見の楽譜が見えるかどうかが心配なのですけど・・・・・(笑)、まあ、彼女が私の自宅に昼前に車でいらっしゃるので、近所の美味しいうどん屋でいっしょにうどんを食べてから、「くさか」に行くことにしています。

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Posted by 岡田克彦 at 20:13│Comments(0)
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