2013年06月17日
「片想い専」のすすめ


「好きこそ物の上手なれ」
ご高承の通り、この格言の意味は下記です。
どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い。
考えてみると、私は、この格言通りに生きてきました。
現在、私は、高松市林町の、ライブ喫茶「KUSAKA」で出会い、コラボをステディーに組むことにした、27歳のボーカリストのY君と、いろいろと合わせています。

「好きこそ物の上手なれ」という格言は、絶対的なものなので、共演の彼が好きな、クラシックのピアノ曲や自作のピアノ曲を確認して、それをベースにアレンジして、やっています。
彼は、私の共演者であると共に、私のピアノ演奏を気に入ってくれる最高の感受性豊かな聴衆の一人でもあるので、この人間関係と信頼関係を作ることが、コラボや合奏の起点になることを、東京にいた頃の、日本アマチュア演奏家協会理事としての自作室内楽の共演で数え切れないくらい経験してきましたので、この私のやり方は絶対に成功するからなのです。

掲載写真は、私の大切なコラボ相手の、29歳年下の、Y君です。
彼は私の大切なコラボ演奏の相方で、私のことを親父だと慕ってくれている、100%ノンケの、独身の私の大切な息子なのです。
私は、自分がゲイだと自覚した、東京の住友信託銀行新宿支店で働いていた25歳の時に、独身で生きてゆくことを決心しました。
当時からピアノ演奏、ピアノ曲、室内楽作曲や、ピアノソロや室内楽の自作自演を一杯やっていて、住友信託銀行東京本部で働いていて年収も多かったので、私の周囲には、女性の歌手やピアニストが結婚して欲しいと群がってきました。が、ゲイの私が結婚するということは、一人の女性を生涯に渡って騙すことになますから、こんな罪深いことはないと思いましたので、生涯独身で生きることに決めたのですが、その考え方は今も全く変わっていません。
高松にUターンして介護していた母の死去までに、ゲイ同士、ステディーに付き合った男は、東京、大阪、高松、に、合計、数名いました。
もちろん、性欲も強かったですから、あんなことやこんなこと、いっぱいやりまくりました。
でも、作曲家・兼・ピアニストの私は、セックスの快楽よりも、かけがえのない相手という人間が好きだというヒューマニズムの方を大切にしていましたので、母を看取り、56歳になった今日では、性欲は衰えていませんので、ゲイで性欲を満たしたいという、音楽好きで私の自作や私の得意なフランス近代室内楽や、私のアレンジしたピアノ演奏で合わせたい人間との間では、いつでもOKです。性別は全く関係ありません。
が、相手が男性の場合、ノンケの音楽好きな演奏活動をしている若者に対しては、自分からカムアウトしても、100%嫌われることはないので、自分が自制心をキープしていれば、自分の性欲をアレンジや作曲に昇華させて、合奏やコラボで合わせる時に集約できることで、非常に楽しいので、全く、問題はありません。
また、ノンケの男性の若者が演奏活動とは無縁であっても、自作のピアノソロや室内楽をライブで聴かせる時や、グルメの話題を提供して、一緒に、美味しいものを食べに行ったときに、共有できるので、全く問題なく、自分に正直に生きてゆけるのです。
なぜなら、私は、生まれた時から男なので、嫉妬や妬みのような女性の得意な感情とは無縁に生きていますからね。
これまで、ヒューマニストの私は、ゲイの世界では、「誰専」〔どんな相手でもやりまくる節操のない男〕として生きてきましたが、以上のような、芸術活動を通して、「片想い専」に昇華しつつあるようですね。
理由は明確で、男性については、ゲイの若者よりもノンケの若者の方が、音楽的に共感できる確立が高いからなのです。
だから、私は、片想いのまま、その若いノンケの男性とコラボすることが、一番幸せな毎日なのです。
まあ、あとの私の希望は、その大好きな、コラボしている若いノンケの男性に、素手で絞め殺されることですね。
私を素手で絞め殺すには、相手は私の喉に素手をかけて、窒息させないといけないのですから、こんな強固なスキンシップはないからなのです。
「人間死ぬ時はひとりぼっちだ」と思っていましたが、これならば、一人じゃなく、相方と二人ぼっちなのです。
なんて幸せなことでしょう(爆)。
下記の、浜田省吾の傑作の「片想い」は、ノンケの男性を好きになってしまったゲイ全員に共通するテーマですね。だって、満たされることは未来永劫、ないからなのです。
浜田省吾・作詞作曲の「片想い」
作詞:浜田省吾 作曲:浜田省吾
あの人のことなど もう忘れたいよ
だって どんなに想いを寄せても
遠く叶わぬ恋なら
気がついた時には もう愛していた
もっと早く「さよなら…」言えたなら
こんなに辛くは なかったのに
あゝせめて一度だけでも
その愛しい腕の中で
「このまま 傍に居て 夜が明けるまで」と
泣けたなら…
あゝ肩寄せ歩く恋人達
すれ違う帰り道
寂しさ風のように
いやされぬ心を もて遊ぶ
あの人の微笑 やさしさだけだと
知っていたのに それだけでいいはずなのに
愛を求めた片想い
愛を求めた片想い

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Posted by 岡田克彦 at 14:16│Comments(0)
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