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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年03月26日

高松の懐石料理店のうどん

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「『新ときわ』(昭和30年代の高松市内最高級の老舗懐石料理店)には、おうどんがないんでえ。」



「何とな。高松の和食屋さんの分際で、うどんを置いとらんとは、えらっそげな店じゃ。」



「ほんだけど、『新ときわ』は、一番高級な懐石料理店やけん、うどんみたいな安いもんは、よそから来た人にはふうが悪いけん、出しとらんやろうのう。」



「何言いよんな。ここは、高松でっせ。喫茶店の『アズマヤ』にも、うどんがあるのに、『新ときわ』は食堂でしょうが。いかん店や。」



「まあの、先代のおっさんがボケてしもうたけん、おかっしげになってしもうたんやろうの。」



・・・・・『新ときわ』がなくなってしまう少し前のことでした。



高松では、この調子ですから、その後、創業した、現在、高松ナンバーワンの懐石料理店の『二蝶』も、メニューに、うどんがありますし、コースのしめは、うどんに決まっています。



忘年会などの鍋料理の予約が一番最初にいっぱいになるのは、花園町の鴨料理専門店の『銀波亭(ぎんぱてい)』に決まっているのですが、その理由は簡単で、鴨鍋のしめのうどんが、『山越』直送で、釜玉うどんにしてくれるからなのです。



もちろん、鴨は、松平藩主が鴨場を作っていたことから、讃岐名物の1つで美味しいのですが、しめのうどんの製麺所で、予約が先に一杯になってしまうのです。



うどん県の県庁所在地の高松市役所の斜め向かいは、「森製麺所」ですし、香川県庁の向かいは「こだわり麺や・高松支店」、裏には、香川県警御用達の「番丁」、朝5時半に開店している「さか枝」、がありますので、こんな都道府県は、うどん県だけでしょうね(笑)。



もちろん、高松空港そばの、「空港グランドホテル」のティーラウンジには、15年ほど前まで、ケーキセットはありませんでしたが、生醤油うどんはありましたので、東京から遊びに来た友人は、腰を抜かしていました。が、うどん県民にとって「生醤油うどん」はデザートなのです。



掲載写真は、順に、高松市百間町の、料亭「二蝶」の、懐石料理の最後に出てくる、『ざるうどん』〔ここのうどんは、お召し物に、つゆ、飛びつかないよう、短く切ってあるのが有名ですが、もちろん、単品では食べられませんので、高松では一番高価なうどんですね(笑)。〕、高松市花園町「銀波亭」の、鴨鍋の具財、しめの『釜玉うどん』、です。





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Posted by 岡田克彦 at 14:24Comments(0)讃岐うどん