2014年03月03日
陸前高田市への讃岐うどんチェーン店開店




香川県中小企業家同友会が、東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市に、讃岐うどん店を出店して、地元の雇用拡大のきっかけを作ることにしているようです。
高松の讃岐うどん店「たもや」が、震災直後から炊き出しなどをしていましたが、ネット上では、2ちゃんねらーなどが、誹謗中傷を繰り返していましたが、そのような輩は、震災後3年近く経過したら、被災地のことはすっかり忘れているようですね。
が、うどん県において、讃岐うどんは文化ですので、3年程度の短期間で忘れてしまうような生半可な気持ちで支援したりしていませんので、うどん県では、このやり方が当然のことなのです。
県庁所在地の高松市も、うどん県民も、バックアップしています。
具体的には、うどん店の従業員については現地で雇用し、高松市の、「たも屋」が、麺を提供し、だしの取り方や天ぷらの作り方などを指導するそうで、運営は岩手県中小企業家同友会の会員企業が担い、収益は復興支援に充てるそうです。
「被災地の人に讃岐うどんで温まってもらうとともに働く場を提供する」という、この程度の協力は、B級グルメを持っている他府県でも出来るはずですので、是非、された方がよいと思います。食材に自信があるのならば・・・・・。
私は、家から近い、高松市南新町の、「たも屋・女道道場店」を利用することが多く、いろいろいただき、どれも好きなのですが、「カレー釜玉うどん」、「コロッケ」は間違いないですね。素晴らしく美味しいです。
「たも屋」という店名が、創業者の、黒川保さんのニックネームの、「たもっちゃん」から取っていますし、「カレーうどん」も、最初から、「たもっちゃんのカレーうどん」でしたから、美味しいに決まっています。
掲載写真は、順に、「たも屋」の、『カレー釜玉うどん』、『コロッケ』、と、中国からやってきた、PM2.5のお陰で、サンポートタワーや、屋島が霞んでいる、2月26日の朝の、西宝寺山からの高松市街地の眺めです。
タグ :讃岐うどん店
2014年03月03日
「さか枝・本店」の、朝うどんをいただいて。




一昨日の朝は、うちの近所の「さか枝・本店」で、かけうどん(170円)・半熟ゆで卵天(80円)・チクワ天(80円)・稲荷寿司(120円)、をいただきました。
ここは、イリコダシが素晴らしいので、いつものように、ゆっくりおかわりしていただきました。
ところで、ショッキングなことに、東京の音楽の友人の話によると、2013年12月20日にオープンした、イオンモール幕張新都心店のフードコートに、「竹清 イオンモール幕張新都心店」がオープンしたそうなのですが、高松では考えられないほどの、高価なうどんになっているそうです。
第一、セルフなのに、かけうどん(並)380円 (大)480円、トッピングのチクワ天と半熟ゆで卵天が どちらも、200円、という値段設定には、呆れました(笑)。
メニューが、2種類のうどんだけで、トッピングの天麩羅も、チクワとゆで卵の二種類だけ、ということが、千葉では、集客力アップにつながるのだそうです。讃岐うどんの本来の歴史など、何も知らない千葉の皆様は、2種類のうどんと、2種類の天麩羅だけで勝負しているのは、うどんと天麩羅に自信があるからだ、と、思うそうです。
顧客の無知につけこんだ、いい、ご商売をなさっているようです(笑)。が、私が早稲田大学進学時に、東京の蕎麦屋でいただいた、うどん、という物体は、泥水のような真っ黒いダシに、太目のスパゲティが浮かんでいるものでしたから、多少コシが弱くても、美味しいと感じる方も、関東地方には多いと思いますので、OKでしょうけどね。
また、この高価な値段の理由は、賃料の高さでしょうから、仕方ないですね。しかししかし、吉野家じゃないのですから、かけうどん(並)、とは、いったい何事でしょうか。うどん県では、玉数を言わないといけないのですよ(笑)。
うどん県外の「竹清」の支店でも、「竹清 アリオ倉敷店」になると、玉数で、うどんは注文出来、うどん1玉220円、2玉300円、3玉380円、となっていて、トッピングの天麩羅は全て120円、なのです。
私の認識では、うちの近所の、「竹清 本店」では、大将の手打ちしたかけうどん〔1玉140円、2玉200円〕と、奥様の揚げた天麩羅〔90円〕、だからこそ美味しいのです。また、うどん、については、「竹清」よりも、「さか枝」の方が、絶対に美味しいのですが、天麩羅は、「竹清」が美味しいので、2つの店は近所なので、その日の気分で行きたい方に行くだけなのです。
全体的な評価として、讃岐うどん店、としては、「さか枝・本店」は、うどん、ダシ、が素晴らしいので、「竹清」は、高松では、天麩羅の素晴らしいお店、と認識されているのです。
讃岐うどんは、江戸時代に、四国に四国霊場八十八ヶ寺を巡礼するお遍路さんを、庶民が接待するために、手打ちの方法などが発展したという歴史があって、その時代は資本主義社会じゃなかったのですから、無料に決まっていたのです。
もちろん、電気のなかった当時は、開店は夜明けだったのです。その点においても、朝5時半開店の「さか枝・本店」が、正しいのです。
掲載写真は、順に、「さか枝・本店」の、かけうどん・半熟ゆで卵天・チクワ天載せ、と、稲荷寿司、いつもの朝の店内、入口、です。

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タグ :讃岐うどん店
2014年02月23日
今日・2014年2月23日(日)19:00~の「鉄腕ダッシュ」、是非見て下さい。


今日・2014年2月23日(日)19:00~の、日本テレビ系列の「鉄腕ダッシュ」、「さぬき麺業」の香川社長(掲載写真)が出ます。
高松の全てのうどん店では、手打ちした讃岐うどんの切れ端や、茹でて20分以上経過したうどんは、全て、捨てていますので、タダで来店客に配ったりする店もありますが、それを、「鉄腕ダッシュ」の皆様が、無料でもらって生かすことをやりますので、是非、見てくださいね。
「丸亀製麺」や「はなまる」が、一人前の讃岐うどん店として、うどん県で認められるには、これをやって、うどん県民の顧客から、喜ばれるようにならなくてはならないのです。
うどんのコシなどの比較の対象は、うどん県民が自宅で自分で手打ちしたうどんなのですから、香川県以外の46都道府県では、こういう状況は有り得ないのです。
これは、すごい、ということではなく、1200年前からの歴史でそうなってしまっているのですから、確実なソウルフードなのです。
埼玉県と秩父市が雪害からの市民の救助要請を自衛隊に出すことが遅れたことについて、責任の擦り付け合いをしていますが、うどん県では、全員が自宅に小麦粉をキープして手打ちできるようにしていますので、埼玉県のようなことには絶対になりません。
1200年前に、讃岐うどんを始めてくれた弘法大師のご加護のお陰なのです。有難いことです。

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タグ :讃岐うどん店
2014年02月17日
「さか枝」・かけうどんのイリコだし


讃岐では、かけうどんのダシは、香川県観音寺市沖の伊吹島のイリコ、利尻昆布、高知の鰹節と、好みで、どんこ(干し椎茸)をブレンドしてとるのが普通ですが、昆布、鰹節、イリコ、の割合が決め手なのです。
私の自宅近所のうどん店のダシでは、ここ、「さか枝」のブレンドが最高だと思っています。
まあ、ここは、最初に出来た、さぬきうどんのセルフ店なので、ダシは、タンクに入っていて、蛇口をひねると出てきます。
ですから、私はいつも、「さか枝」では、タンクのすぐ横の席に陣取って、食べながら、どんどんイリコダシを追加していただき、お水はとりますが、お茶は飲まずに、ひたすら、イリコダシを楽しむようにしています。素晴らしく美味しいですから最高です。
毎朝5時半には開いていますので、朝うどんでは行きつけなのですが、今日はブランチとしていただきましたので、かけうどん(中)〔200円〕、稲荷寿司2コ〔120円〕、アナゴ一本の天麩羅〔80円〕、野菜のかき揚げ〔80円〕、と、480円も(笑)、使いました。
高松のセルフうどん店で、こんなに多額に使うことは、めったにないのです。
いつものタンクの横の席で食べていたら、東京から出張でいらした、サラリーマンの若者4人組(これは、着ているスーツのラインですぐにわかります。)が、ダシをどうやってとるのか迷っていたので、蛇口をひねるといいことをご案内しましたら、大変感謝され、隣席でいろいろお話しながらいただきました。
「丸亀製麺」の、かけうどん(1玉)の値段、280円は、本場香川県では、異常に高い〔さか枝では、170円、です。〕ので、香川県民は食べに行かないことなどをお話すると、納得されていました。
「東京には長く住んでいたんだけど、ワンコインランチ(500円)なんて、高松では、ナンセンスなのですよね。高松では、うどん店に行くと、ランチはかけうどんとチラシ寿司でも、かけうどんと天麩羅でも、300円以内が常識なのです。東京のうどん店の値段の高さには、借地代や家賃が加わっているので仕方ないですけどね。それと、高松はめったに雨が降らないし、坂道がほとんどないので、自転車で移動することが普通なので、地下鉄は不要なのですよ。」
と言うと、納得されていました。
高松の最高権力者が、農協、漁協、うどん振興会、四国霊場八十八ヶ寺、なので、住みやすいのですね(笑)。
東京では、東京電力が力を持っているからいけないのです。高松では、四国電力が偉そうにしていたら、四国電力の社員食堂へのうどんの提供を止められますし、弘法大師の祟りが怖いので、好き勝手は出来ないのですよ。
偏西風が吹いていますから、伊方原発が、高松よりも西にあるからいけないのです。だって、伊方原発が爆発したら、放射線が、東の高松にやってくるのですから、香川県は、お寺とうどん店が、全力で原発に反対しているのです(笑)。
香川県立公園の栗林公園は、今でも、開園が日の出、閉演が日没なのです。弥生時代に限りなく近いこのベースが、とてもとても、大切なことなのです(笑)。
「夜は寝ないといけません。リゲインのように、24時間闘っていたら、確実に死にますよ。」と言うと、東京の若者達は、大爆笑でした。
掲載写真は、「さか枝」の『かけうどん(中)』、『アナゴ天と野菜のかき揚げ』、『稲荷寿司』〔480円〕の、今日のブランチです。

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2014年02月13日
「吾里丸(ごりまる)」の素晴らしいうどん


今日のお昼は、久しぶりに、近所の宮脇町の「吾里丸(ごりまる)」で、『かけうどん(2玉)』〔230円〕、『コロッケ』(70円)をいただき、あとから、生卵(50円)を追加していただき帰ろうとしたら、いつものように、茹でて20分以上経過した、生うどん3玉を無料で下さったので、夕食は、焼きうどんにしようと思いました。
焼きうどんにするのは、下さったうどんを自宅で『かけうどん』にすると言うと、ラフマニノフの大好きなマスターに、茹でて20分以上経過した生うどんをそういう風に食べたらいけない、焼きうどんか、すき焼きの最後に入れる様にして下さい、と、叱られたからです(笑)。
が、私は、コンビニで売っている生うどんよりは、かけうどんにしても確実に美味しいですから、かけうどんにしたり、釜玉うどんにしていただいています。
高松市内のうどん店のいくつかでは、こういうサービスをしているところがいくつかあります。中新町の「正家」もそうなのです。高松出身の私は、これが昔からの日常なのですが、県外の友人を連れて行くと、みんなびっくりするので、驚かされますね。
「丸亀製麺」や「はなまる」が、香川県内で、讃岐うどん店である、と認識されていないのは、こういうサービスをしていないからですし、こういうサービスをしても、県民が喜んで持ち帰って自宅で食べるようになるほどの、美味しいうどんではないからなのです。
讃岐うどんは値段の問題ではないのです。質が高くないといけないのです。無料でも、質の高いうどんは人気が高いのです。
掲載写真は、「吾里丸(ごりまる)」の、『かけうどん(2玉)』、『コロッケ』と、サービスで下さった、生うどん3玉、です。

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タグ :讃岐うどん店
2014年02月11日
「綿谷製麺・高松支店」と「うどんや」にて



「コリア」
建国記念日の今日の昼食時、「綿谷製麺・高松南新町支店」で肉うどんをいただいていた私が、県外客らしい隣の若者に「遠方からいらしたのですか。」と聞いたところ、このような返事が返ってきたので、私はすかさず、
「Can you speak Engrish ?」と聞いたところ、首を横に振ったのでしたが、すぐ後ろの席に座ってうどんを食べていた通訳の女性と男性が、話しかけてきたので、いろんなお話をしました。
そうなのです。彼らはスポーツイベントに出席するため、韓国から高松にいらしていた30人のグループだったのです。
通訳を介して、いろんな話が出来ました。
ネットで調べて、高松市で一番、肉うどんの人気の高いうどん店、「綿谷製麺・高松支店」にいらしていたのです。
高松のうどんは素晴らしく美味しくて安いと、大好評でした。
私は、高松市内のうどん店では、「キムチうどん」も人気が高いことをお話すると、大喜びでした。
まあ、中国の人や韓国の人を差別する人もいらっしゃるようですが、作曲家の私は、人間は全部大好きなので、全く気にしていません。
ネアンデルタール人じゃないのですから、全然問題ないですし、近所のアジアの皆様の顔立ちは、日本人と似ていて当然なのですよ。
極論ですが、青森県の方が方言丸出しで話しかけてきたら、それこそ、通訳がいないと意思疎通は不可能だと思っています(笑)。
香川県の別名がうどん県であること。県庁所在地の高松市内では、かけうどん・200円以下が普通なので、ホットコーヒーが300円以上もするような喫茶店には食後も行かずに、もう一軒、うどん店に行くことが普通であること。1200年前からの歴史であることなどをお話すると、びっくりしていました。
日本には、47都道府県があって、北から南まで、気候風土もそれぞれ違うので、食文化も金銭価値もそれぞれ違っていること、などもお話しました。
次回、高松に来る時には、もう一回、「綿谷製麺」の肉うどんを食べたい、と感じたそうなので、とても嬉しく思いました。
すっかり仲良くなってお別れした後、私は、菊池寛通りを渡ってすぐの、「うどんや」で、食後のコーヒーではなく、食後の「しっぽくうどん」(特小)をいただきました。
野菜タップリの、しっぽくうどんをいただいたのは、ビタミンの補給のためですから、これが普通なのです。特小のうどんが準備されているのは、うどん県ではうどんが飲み物だからなのです。
こうして、自転車で自宅に帰りながら、どうして、霞ヶ関は韓国と仲良く出来ないのかな、と感じてしまいました。
領土問題や第二次世界大戦のことなど、いろいろと大変な問題があることはわかりますが、人間の五感でもって触れ合えば、喧嘩ごしの交渉はしなくても出来るように思います。
だって、国籍なんか違ったって、人間同士なのですよね。ネアンデルタール人じゃないのですから(笑)。
掲載写真は、順に、今日のお昼いただいた、「綿谷製麺・高松南新町支店」の『肉うどん』と『キツネ寿司』、「うどんや」の『しっぽくうどん』(特小)、です。

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2014年01月13日
「こだわり麺や・高松支店」にて




「ところで、君、学部は、どちら。」
「オレは経済学部です。」
「あっそうなんだ。ぼくは早稲田の政経の経済学科でケインズ・近代経済学を専攻していたんだけど、君もそうなの。」
「そうです。でも、この先の景気状態がどうなるかは、全く未知数だな、って感じています。」
「同感だね。アベノミクスが、有効需要政策になるかどうかは、労使交渉如何だけど、ここまでデフレが続いたら、企業も個人も将来に対して弱気になっているから、内部留保や貯蓄に向かう気持ちを、給与アップや投資に向かわせるのは大変だからね。」
「だから、こんな時に経済学を専攻して後悔してるんですよ。」
「まあまあ、まだ一回生だからいいじゃない。明日は明日の風が吹くからさ(笑)。で、そっちの彼は何を専攻しているの。」
「オレは農学部です。連休中は、バンドでギターとボーカルやってるんで、そちらにのめりこんでました。」
「えっ、農学部。それは素晴らしいな。ぼくの親友の東大農学部出身のアマチュアピアニストの高溝君はコンクールで入賞しているからね。大体、東京の日本アマチュア演奏家協会アマチュア楽器奏者の8割は理系で、農学部はその中でも一番レヴェルが高いんだよ。東京農大ピアノのには、作曲勉強している人も多くて、レヴェル高いからね。」
「やっぱそうなんだ。理系の人は文系よりのめりこむ人が多いと感じていますけど、そうなんですか。」
「そうなんだよね。まあ、音楽の原点の音程を決めたのは、ピタゴラスだから、音楽は数学的な芸術なんだよ。で、そっちの彼は岡山出身だそうだけど、君は、どちらの出身。」
「埼玉です。」
「あっそうか。ぼく大学時代、西武線沿線に住んでたけど、君は、どの沿線。」
「オレは東武線です。」
「まあ、東武でも西武でも、埼玉は、絶対にうどん県よりは芸術水準が高いから、ライブやるんなら、出来るだけ、首都圏でやったほうがいいよ。君も両方でやってたらわかるでしょう。」
「はい。聴衆の反応は、全く違いますね、高松と埼玉じゃ。」
「まあね、うどん県は食べ物は豊かで空気は綺麗で海も山も近くていいんだけど、うどんが安すぎるため、時間芸術の貨幣価値を認識できない人が多いからしかたないんだ。ここのかけうどん、190円は、安いと思うでしょう、でも、ぼくが子供の頃は、かけうどんは50円だったんだよ。だから、喫茶店が初めて出来た頃、250円のホットコーヒーの価値が高松の人は理解できなかったんだよね(笑)。」
「本当に香川県のうどんは安いですね。綿谷製麺の肉うどん370円なんて、食べきれないくらい讃岐牛と卵が載っていて、びっくりしました。」
「まあ、南新町の綿谷製麺の肉うどんは、肉が讃岐牛だから素晴らしいね。並びの吉野家はオーストラリア牛だし、卵が別売りだから、ガラガラでしょう(笑)。綿谷製麺は本店は丸亀市なんだけど、親会社が西讃の小学校の給食を独占しているから、讃岐牛を安く仕入れるルートを持っているので、間違いなく美味しいね。」
「そうなんっすか。オレ知らなかったな。」
「まあ、こんな田舎、個人情報保護なんて有り得ないからね(笑)。でも、農学部はいいねえ。自給自足できるという生き方がこの先は一番大切だよ。」
「有難うございます。でも、オレもそう感じてます。」
「ぼくは、高松高校当時の同窓生が、JA香川県の総務部長になって、彼が自宅で作るお米をいつも分けてもらっているから、スーパーより絶対に安く美味しいし、新鮮で間違いないから、有難いと思ってるよ。」
「経済学部のオレ、どうしよう。」
「大丈夫大丈夫。若いことが一番の強みだよ。ぼくなんか、もうすぐ60歳だから、死にかけだからね(笑)。」
・・・・・
今朝の朝うどんを、近所の、「こだわり麺や・高松支店」でいただいていた時のことでした。
若者二人連れが、「釜玉うどんの大」を注文して私の並びの座席に座ったのですが、歩き方で、高松人じゃないことはすぐにわかりましたし、「釜玉うどん」を香川県のうどん店でオーダーする人の大半が県外客なので、私はすぐに話しかけました。
「遠方から、うどん食べにいらしたのですか。」と。
すると、二人とも、香川大学の一回生だということ、それぞれ、岡山と埼玉の出身だということがわかったので、いろいろお話しました。
今の景気状態は、一朝一夕に、デフレからインフレになるわけないと、私は思っています。国民の気持ちをうしろ向き〔弱気〕にしてしまっているものを、前向き〔強気〕に変えるのは、相当大変だと思いますからね。
しかも、アベノミクスでやっていることは、株価、外為など、金融数値だけのことなのです。マクロ経済学的には、実体経済の、GDP、雇用、に波及すればいいのですが、国民のうしろ向きの心理状態がその妨げになります。
私の感覚では、東京オリンピックが50回くらい毎年開催されることが決まれば、日本国民の弱気も強気になると思います。それくらい、今のデフレは重症なのです。
東京だけがよくなっていて、地方都市は差別されている、という言い分を、阿呆マスコミが騒いでいますが、地方都市、と、ひとくくりにすることは間違っていますし、地方都市にも、知事や市長がいるのですから、闘えばよいのですよね(笑)。
掲載写真は、順に、「こだわり麺や・高松支店」の『かけうどん・大根おろし・レモン・ショウガ載せ』、『大根おろしの載った大写し』、と、『揚げたての、アジフライ』です。
値段は、『かけうどん』190円、『アジフライ』110円、合計300円もしましたので、大変贅沢な朝食でした。高松では、朝うどんは、250円以内で納めるのが通常ですからね。
しかし、「こだわり麺や」は、坂出市に自家農場を持っていて、野菜はそこで取れたものを使っていますが、無料トッピングの、大根おろし、レモン、ネギ、ショウガ、が、最高でした。
また、ラッキーにも、『アジフライ』が途切れていたので言ったところ、すぐに揚げてくれたので、揚げたてで最高でした。
えっ、「うどんは美味しかったか。」ですか? いつも通り、素晴らしかったですよ。うどん県県庁所在地の高松で、うどんの不味い店は、県外資本の、「はなまる」と、「丸亀製麺」、だけですからね(笑)。

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2014年01月08日
高松市南新町「うどんや」の『牛丼』


うどん県高松市内の、讃岐うどん店のうどんが美味しいのはあたり前なので、私は、ご飯物やおでんの味で、いろいろ判断しております。
その点では、高松市南新町「うどんや」の『牛丼』は素晴らしく美味しいので気に入っています。
昨日のお昼、私は、高松市南新町「うどんや」で、『しっぽくうどん』、『牛丼』、と、『おでん』をいただきました。
高松市南新町には、「綿谷製麺」があるので、肉うどんは、こちらでいただきますが、牛丼は、「うどんや」が素晴らしいのです。
高松市南新町には、「吉野家」が支店を出していますが、「うどんや」の『牛丼』は、讃岐牛を使っていること、味噌汁より、しっぽくうどんの方が、私は気に入っているので、仕方ないですね(笑)。
掲載写真は、「うどんや」の『しっぽくうどん』です。

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タグ :讃岐うどん店
2013年12月27日
昨日の、うどん店はしご



昨日は、行きつけの讃岐うどん店をはしごしました。
まず、昼は、近所の番町の「やま家」で、かけうどんと春菊の天麩羅をいただいてから、高松市南新町の「綿谷製麺高松支店」で、『肉うどん』と、『稲荷寿司』をいただきました。
雨が降っていたので、歩いて行きましたが、空いていてよかったです。
そのあと、買い物をしながら、アーケード商店街を歩いたり、喫茶店でタバコを楽しんでから、夕食は、兵庫町商店街の「うどん市場」で、新しいメニューの、『餅入りしっぽくうどん』(380円)を、『地物の野菜の小鉢』(2つで120円)と一緒にいただいて、帰りました。
「うどん市場・兵庫町本店」の『餅入りしっぽくうどん』は、餅を揚げて入れているのです。素晴らしかったです。
掲載写真は、順に、「綿谷製麺高松支店」の『肉うどん』と『稲荷寿司』、「うどん市場・兵庫町本店」の『餅入りしっぽくうどん』と『地物の野菜の小鉢』2つ、です。

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タグ :讃岐うどん店
2013年12月12日
地(ぢ)のエビ・・・・・瀬戸内海の影響




瀬戸内海の存在は、香川県高松市で生まれ育った私の感性にとっては、致命的な影響を及ぼしています。
人間は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、という五感の総体で対象物と接しますから、好むと好まざるとに関わらず、生まれ育った土地の環境は、感覚という知識以前の原初経験に影響し、人間性も確立してしまいます。
最近、私が生まれた頃から、離乳食としていただいていた、讃岐うどんの味覚面だけがクローズアップされていますが、香川県民にとってのうどんの存在は、他県の方とは違う、人間性の深いところで決定的になっています。
このように感じるのも、私が、高松高校時代にシアトル・USAに留学し、早稲田大学政経学部に入学した、18歳から、母の介護のためにUターンした37歳までの間、ずっと東京に住んでいたからなのです。
感覚的な原初経験は、知識欲が芽生える以前にその人間に影響しますので、香川県民に対して、他県の人が、うどんが安く美味しい場所だから、うどんを食べている、とだけ捉えることは、間違っていますね。
東京など他府県に美味しい讃岐うどん店が出来ることは、釜揚げうどんや釜玉うどんなど、1200年前からの、香川県のソウルフードは美味しいですから、当然のことです。
しかし、瀬戸内海沿岸の高松で生まれ育った私の場合、うどんの正しい楽しみ方は、味覚だけじゃないのです。
うどん店や製麺所で美味しいうどんをいただいた後、店外に出たとき、瀬戸内海の穏やかな波の音と、海の香りがしないと、アウトなのです。
一昨日、私は、免許の書き換えで、郷東町の運転免許センターに行きました。
無事故無違反なので、すぐに終わりましたが、久しぶりに、運転免許センター近所の、香西町の「はりや」で、『かしわ天ざるうどん』をいただきましたが、お腹一杯になって外に出ると、瀬戸内海の海の音が聞こえたので、満足でした。
もちもち感たっぷりのうどんの麺は素晴らしいのですが、もし、この店が、新宿や池袋の地下街にあって、店外に出ても、瀬戸内海の海の音が聞こえないと、私は満足しないだろうな、と確信しました。
もちろん、地元客でいつも行列の出来る、この「はりや」のカウンターでうどんをいただく時に、周囲の皆様がしゃべっている、讃岐弁が聞こえてくることも、「はりや」の大将の気配りの行き届いたサービス同様、必須なのですよ。
やっぱり、「はりや」は最高ですね。ただし、すぐ近所の「つるや」の『小エビのかき揚げうどん』や、高松中央卸売市場内の、「UDONFACTORY エビス」の、『ハモの天麩羅うどん』、「はまかいどう」の『ぶっかけうどん』も素晴らしいので、「はりや」の客が多く長く待つようなら、そちらに行くことも簡単なことなのですが、一昨日の私の気分は、「はりや」だったので、そのようにしただけなのです。
この三店に共通しているのは、食後に、店外に出ると、瀬戸内海の波の音が聞こえる、ということだけなのですが、実は、一番重要なことなのかもしれないな、と再確認しました。
掲載写真は、順に、「はりや」の『かしわざるうどん』、「つるや」の、『小エビのかき揚げ』、「はまかいどう」の、具材たっぷりの『ぶっかけうどん』、です。
これらの店は、香川県魚連がやっている、高松中央卸売市場近所の店ですから、目の前の瀬戸内海で捕れたエビは、『地(ぢ)のエビ』と呼びます。何やら、エビの食品偽装がいろいろ騒がれているようですが、高松の私の自宅近所の瀬戸内海そばでは、「芝エビ」、「バナメイエビ」などの品種は知りませんが、目の前の瀬戸内海で捕れたエビは、『地(ぢ)のエビ』と呼称してますので、それで十分なのです。
「この、うどんに載せとる天麩羅にしとる小エビ、地(ぢ)のエビやのう。ついさっきまで、生きとったんかいのう。ほんだらそれいたー。」と、讃岐弁で確認しながら注文すればよいだけなのですからね(笑)。

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2013年11月17日
「さぬき麺市場」にて




思い起こすと、この店に初めて食べに行ったのは、3年前くらいの開店直後のことでした。
ピアノの恩師の、亡.石井ルリ子先生の兄弟弟子で親友のソプラノ奏者の西谷先生の嫁がれた『西谷歯科』マクドナルドの並び、白洋舎の隣の広い駐車場の奥に開店した2010年のことでした。
当時、私の行きつけうどん店の一つは、浜街道沿いにあった、「まるいち・郷東店」でしたが、そちらに自転車で向かっている途中に、県道33号線沿いの郷東町のこの店が出来たので、寄ったものでした。
「まるいち・郷東店」は、高松市内の「まるいち」では、唯一、19:00まで営業していたので、自宅近所で、夕食時にいただけるということ、喫煙席のあるうどん店だということ、で、愛用していました。が、その後、閉店してしまいました。
ところで、「さぬき麺市場・高松郷東町本店」のうどんに、私がびっくりしたのは、トッピングの一つの『びっくり鶏天』(300gの鶏肉の天麩羅・100円)、と、『大根おろし』『徳島のスダチ』(タダで取り放題)、でした。
が、ずっと生まれた時から、うどんを食べてきた私が感動したのは、高松空港そばの名店「もり家」のうどん〔つまり、かつての大阪万博当時の1970年頃、最盛期を迎えていた、今は『加ト吉』に吸収されてしまった『かな泉』のコシ、喉ゴシ、弾力のあるうどんの麺〕でした。
創業マスターの神腹さんとお会いしたので、そのあたりをお話しましたら、生醤油うどんをごちそうしてくれましたので、以来、私は、お中元とお歳暮を持参しています。
私と同世代の彼は、多度津町の出身で、多度津町にて会社を経営されていて、うどん店は副業で展開しているとのことでした。
小麦のブレンドに一番苦労した、とのことでしたが、彼が目指しているうどんのこしは、「もり家」だということでしたので、絶対成功すると私は直感しました。
というのも、西宝町から郷東町界隈には、団塊の世代の方が一杯住んでいるためで、その世代の人たちにとっては、大阪万博の頃の最盛期のかな泉のうどんが一番喜ばれるからでした。
果たして、この店は、朝6時開店、夜8時閉店で、元旦以外年中無休になりましたが、この近所在住の皆様の朝うどん行きつけ店になりましたので、絶対に成功すると思っていました。
高松市内では、朝うどんを毎日食べに来る顧客をつかめるかどうかが、讃岐うどん店の勝敗を決めるのですから、当然のことです。
また、彼の実家のある多度津町界隈は地縁関係が濃厚に残っているそうで、まんのう町の契約農家で作ったつきたてのコシヒカリを導入して、天丼とうどんの店にしたり、天つゆを無料で置いていて、夕食時も、楽しめるお店にされましたので、近所のジョイフルは一番打撃を受けたようですね。
こうして、「さぬき麺市場」は、開店して半年で、伏石町に最初の支店を出し、急成長しました。
天丼と讃岐うどんの店、として定着しましたから、うどんの嫌いな方も全て取り込むことに成功したのです。
ちなみに、大根おろしは、お米の契約農家で大根がいっぱい採れすぎて困るので、たくさんタダでトッピングも出来ますし、別皿にとって、テーブルに置いているユズづくしをかけていただけば、ビタミンの摂取も完璧になりますので、一挙に人気が出ました。
JA香川県に、高松高校同窓生の友人がいる私は、大根や万葉をお土産にいただくことが多いので、驚くべきことではないのですよ(笑)。
また、釜玉うどんを食べ終わって残ったダシに、まんのう町の、つきたてのコシヒカリのごはんを入れて食べると、普通の卵かけご飯より、はるかに素晴らしいので、そういう食べ方も推奨しています。
私は一昨日の夜、ここで、びっくりかき憂げ天丼と、びっくり鶏天載せのかけうどんを、ランチ皿いっぱいの大根おろしと共に、いただきました。もうお腹一杯でしばらく動けませんでしたが、素晴らしい夕食でした。
なのにお値段は、かけうどん180円、コシヒカリのご飯150円、びっくりかき揚げ天100円、びっくり鶏天100円、ですから、しめて、530円なのです。大根おろしはタダですから食べたいだけ食べればよいのです。
これでは、ジョイフルもガストも、絶対敵いませんね。しかも、この「さぬき麺市場」のモットーは、地産地消ですから、偽装食材などは、あり得ないのです。
また、嬉しいことに、昨夜の高松市林町の「カフェクサカ」でのコンサートに、フェイスブックの、「香川うどんランチ」で出会ってリンクした、林町陪従の半田哲也さん、円座町在住の上岡直弘さんと、半田さんの近所の友人と一緒に聞きにいらして下さいました。
上岡直弘さんは、団塊の世代の先輩、半田さんと彼の友人は、私よりも一回り若い方でしたが、香川県内のウェブ上での出会いのきっかけがうどんのコシの好みならば、絶対に間違いないので、うどん県は、日本国内の他府県と絶対的に違っている、この一点ゆえに、ウェブ犯罪が少ないのですね。
第一、うどん県知事、県庁所在地の高松市の市長、の、うどんのコシの好みやいきつけうどん店は、全県民が知ってますので、知事や市長に用があったら、行きつけのうどん屋に行けば絶対会えるのです。
高松市役所の斜め向かいは、製麺所ですから、こういう県庁は、うどん県だけでしょうね。
掲載写真は、順に、一昨日いただいた「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、『かけうどん、びっくり鶏天、天つゆ、と、大根おろし』『びっくりかき揚げ丼』、昨夜、「カフェクサカ」でのコンサート後食べに行った、「さぬき麺市場・伏石町支店」で、半田哲也さん、上岡直弘さん、と一緒に撮ってくれた写真です。
「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、天つゆは、イリコだしで、甘めの味付けなので、デザートなのです。私は、「さぬき麺市場・高松郷東町本店」の、『かけうどん、びっくり鶏天、天つゆ、と、大根おろし』『びっくりかき揚げ丼』で、お腹一杯でしたが、足りない時には、明太子おにぎり(100円)を追加すればよいのです。
でも、『地産地消』の「さぬき麺市場」は、安くて、安心なので、いいですね。
2013年11月15日
昨日も、またまた、うどんばかりでした。



昨日も、またまた、うどんばかりでした。
まず、ブランチは、近所の、「こだわり麺や・高松支店」で、『かけうどん』に、『ちくポテ天』『大根おろし』をトッピングしていただきました。
そして、食後のデザートは、タバコを吸いながらいただきたかったので、喫煙OKの、南新町の「うどんや」で、『冷たいかけうどん』をいただいてから、買い物などしながら、商店街をブラブラして、携帯電話を、スマートフォンに変えるために、丸亀町商店街のAUショップに行きました。
もともと、東京にいた頃、私は、NTTドコモの携帯を使っていたのですが、高松へのUターン後、経営コンサルタントの仕事で取引を推進していた「四国電力」グループ会社の「四国セルラー電話」がAUの四国代理店だったことから頼まれたので、AUに変えました。
この時は、電話番号が変わったのですが、それ以来電話番号を変えていません。
その後、母の没直後、友人に頼まれて、ソフトバンクに変えていました。その当時はソフトバンクはとてもサービスがよかったのですが、段々ひどくなりましたので、今回、スマートフォンに変えるのは、AUにしようと決めていましたので、変えました。
高松市丸亀町商店街には、AUショップと、ソフトバンクショップが並んでいますので、直ちに手続き出来るのでそうしたのです。
というのも、ソフトバンクの電話応対がひどく、電話口に出る人によって言うことがバラバラなので、ショップがすぐ隣にあれば、簡単ですからね。
やはり、AUの方が、サービスはよかったですね。キャッシュバックが数万円あったのですが、まあ、通信料が高いですから、当然です。
夕食時になったので、今度は、兵庫町商店街の入口にある、「こんぴらや・兵庫町支店」で、『しっぽくうどん』『鶏皮のから揚げ』『いかゲソ天』『ウィンナー』『椎茸おにぎり』、という、全く首尾一貫しないメニューの夕食をいただいた後、デザートとして、『冷たいかけうどん』をついかでいただいて帰宅しました。
作曲を夜までやってから、夜食に、「黒田屋・田町店」で、『肉うどん』をいただいてから休みました。
スマートフォンは、動画収録に役立つので変えたのですが、ともかく、使い方がややこしいので、11月17日(日)に、コラボ相方の27歳の山本君が遊びに来る時に、教えてもらうことにしました。
掲載写真は、順に、昨日の夕食にいただいた、「こんぴらや・兵庫町支店」の、『しっぽくうどん』『鶏皮のから揚げ』『いかゲソ天』『ウィンナー』『椎茸おにぎり』、デザートの『冷たいかけうどん』、です。
『しっぽくうどん』に『鶏皮のから揚げ』は、素晴らしく合いますね。讃岐うどんの『かけうどん』には、伊吹島のイリコダシですし、ゴマ、ショウガ、レモン酢、を必ず入れていただきますので、とてもヘルシーでいいですね。
でも、「みずほ銀行」の暴力団取引が発覚した時、私は、無理やり合併した「三井住友」も「三菱UFJ」も同様の取引があることを知っていましたので、そのうち発覚する、と、ブログに書いていましたが、そのとおりになりましたね。
「住友信託銀行」で15年間働いた私は知っていましたが、「三井住友」の得意先は「山口組」、「三菱UFJ」の取引先は「稲川会」ですので、当然の帰結です。大手都市銀行は、お金のあるところには、暴力団でも宗教法人でもどこでも行っていますから、昔から、これらの暴力団との取引はありましたから、驚くほどのことじゃないですけどね(笑)。
ちなみに、「オウム真理教」のメインバンクは、UFJでしたので、今回、発覚したのでしょうかね。まあ、宗教法人が融資取引を受けることは少ないですから問題なし、ということだったのかもしれませんけど(笑)。
どのマスコミも、「暴力団」の固有名詞を使わずに、「反社会精力」などという、寝ぼけたことを言っているので困りますね(爆)。

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タグ :讃岐うどん店
2013年11月14日
地産地消を守る讃岐うどん店


11月16日19:00~の「カフェクサカ」、22:00~の「bardi musica レトロ」で、久しぶりに、自作ピアノ組曲「記憶の底の栗林公園 OP.111(全18曲)」を、リクエストにより、演奏することにしました。
抜粋で弾き語りでやるのを準備しながら、母の没後一周忌を迎えた頃、香川県庁のNさんからの依頼で、「高松栗林公園庭園コンサート」に出演することになり、この作品を作曲した2007年頃のことを思い出しました。
あれから、6年以上経過し、その間、いろいろなことがあって、JA香川県のミュージカルの作曲と初演、カフェクサカ、カフェルフラン、レトロ、など、香川県内に多発した、演奏ライブの場に、私の高松ファンクラブ会長のMさんや、テノールのてっちゃんの紹介でいろいろ出演しました。
クラシックオンリーでないサロンが、アンチオタクな私は元来好きなので、こういう場所で出会ってコラボしている、20歳代の若者達の激励で、私は、楽しく生き延びています。
母をなくし、独身の私にとって、孤独なことは、寂しいことだと思われることが、ままあるのですが、そんなことは全くないので、まだ、独身の、20歳代の連中が、一番馬が合いますね。
同世代の、香川県庁のNさんがいなかったら、ピアノ組曲「記憶の底の栗林公園 OP.111(全18曲)」を作曲することはなかったのです。
偶然にも、その時から遡ること12年前の1995年に、私が東京から母の介護のために高松にUターンしたことを知った、山陽テレビが私を取材に来て、TVに出演したものを、当時の岡山県知事の石井さんがご覧になって、江守徹さん等の朗読とのコラボ作品の作曲と「おかやま後楽園築庭300年祭」での共演を頼まれましたが、この時は、アレンジでやったのでした。
が、栗林公園は私の生まれ育った香川県庁からの依頼でしたから、自作でゆくことにして、新作を書いたものでした。
が、香川県庁のNさんは、私の出演直後、急死しましたので、私にとっては大変なショックでした。
同世代の仲間が死んでゆくことを見送ることが私の運命のようで、東京でお世話になった、作曲を教わった、作曲家の恩師の座光寺公明氏は、私が30歳の時、29歳で他界しましたが、その際に出来た作品が、「クラリネットとピアノのためのドメスティックなラプソディー OP.61」でしたが、この作品なども、今日でも残っていますので、「芸術は長く人生は短し」というヒポクラテスの言葉を実感することが私の運命のようですね。
もちろん、私のピアノの恩師・石井ルリ子先生が昨年亡くなったのは、高松のクラシック音楽界においては大変な出来事でしたが、年も年でしたから、天寿を全うされたので、ゆっくり休んで欲しいと思っています。
が、若くして自己実現する前に、音楽を通して親しくしていた仲間が死んでしまうことは、とても悲しいですね。
この年末の、20113年12月には、私のコラボ仲間の一人、シンガーソングライターのせとちとせさんが、自己実現のために、岡山に転出することを聞きましたので、私は、心から「おめでとう。」と申し上げました。
岡山が高松の近所だと思い込んでいる香川県のミュージシャンは、明らかに間違っています。本州と四国では、芸術水準には、10年以上の落差がありますから、ここを押さえておかなくてはならないのです。
私が高松を誇りに思っているのは、讃岐うどんが美味しく安く日常的にいただけるからなのです。
このあたりを、私は、音楽ホームページ添付ブログを開始した時に明言したのですが、これに対する、拝金主義者の集まりの、2ちゃんねるのスレッドに、「岡田は貧乏人だ。」とレスがついた時に、ここには、新しいものを創造するアーティストは一人もいないと思いましたので、様々ないたずらや攻撃をされても、なんともありませんでした。
理由は簡単で、3声のフーガをアドリブで作曲出来ない程度の才能しかない、自称ミュージシャンに、まともに応対する気が全くなかったからです。
言葉は言葉に過ぎません。ミュージシャンたるものは、音楽で反論出来ずにどうするのでしょうね(笑)。
しかし、讃岐うどんは、東京の蕎麦屋のうどんとは、全然、違っていましたし、醤油豆、讃岐コーチンの骨付き鶏、金時ニンジンも東京にはありませんでしたから、実に、貧しい食文化の町だ、と、思っていました。
私の中では、作曲意欲よりも、食欲の方が大切なのですが、高松高校を卒業した1975年に、京都大学法学部を受験したのですが、大嫌いな数学で失敗して、見事に滑ってしまったので、浪人するのは母親に申し訳ないと思ったので、滑り止めで受かっていた、早稲田大学政経学部と慶應大学経済学部のどっちに行ってもよかったのですが、早稲田大学政経学部の方が学費が安かったので、進学するために上京しました。
が、3歳からやっていたピアノ演奏、11歳からやっていた作曲を続けていましたから、新宿に本部のあった「日本アマチュア演奏家協会(APA・エイパ)」が放置してくれなかったため、音楽活動も展開し、その結果、東京と高松は、全然、レヴェルが違うことを認識しましたので、早稲田大学政経学部を卒業して就職した住友信託銀行在勤時も、ずっと続けていました。
ただ、私の中では、生まれ育った高松でいつも親しんでいた、備讃瀬戸内海の穏やかな波の音が大好きでしたから、室内楽などの合わせ物をやるのなら、香川県の人たちとやりたい、と願っていましたので、今の自分が、一番、ハッピーだと思っています。
そんなこともあって、昨日は、「うどん市場・兵庫町支店」に行って、『骨付き鶏』『温かいワカメうどん』『金時ニンジンの煮浸し』をいただきました。この店は、『骨付き鶏』が、激安なので、びっくりしました。
やっぱり、高松はいい町ですね。昨日は本当にほっとして癒される一日でしたので、夜、自宅で一人、ドビュッシーの「映像」を弾きたくなって演奏しました。
掲載写真は、「うどん市場・兵庫町本店」の『骨付き鶏』『温かいワカメうどん』『金時ニンジンの煮浸し』、です。
うどんの材料の讃岐の夢2011の小麦、つけ合せの、讃岐コーチン、金時ニンジンは、香川県の地産地消に決まっていますし、ワカメは、隣の、徳島県鳴門市のもの、ダシをとっている、鰹節は、高知県土佐清水市のものに決まっていますから、食品偽装は、地産地消にこだわれば、起こりえないのです。

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2013年11月09日
うどんばかりの一日


今日は、うどんばかりいただきました。
まず、朝食は、近所の、朝6時開店の、番町の「さか枝」で、かけうどん(170円)と、さつま揚げの蛸入りおてんぷら(80円)〔私は別皿にとって、しょうゆをかけていただきます。〕、をいただき、サブウェイ県庁前店でアイスコーヒーとサラダサンドをいただきました。
そのあと、トキワ街に買い物に行ったら、小学生を対象にインターンシップをやっていましたので、しばらく拝見しました。
が、寒くなったので、ハーフコートをとりに帰宅したら、弟から電話があって、南新町の「わたや・高松支店」で落ち合い、『肉うどん』をいただいたら、350円だったのが、370円に値上げになっていたので、思わず聞きました。
「どっしたんな。肉うどん20円も値上げになったんな。」と言うと、女性店員が、「ごめんなさい。今日から、370円値上げになりました。」と答えたので納得しました。香川県内の讃岐うどん店では、讃岐弁OKであるというのが最大のサービスだからです。
隣に並んでいた、東京から転勤で来たらしいご夫妻が、けげんそうな顔をしていましたが、高松では、うどんが20円も値上がりすることは珍しいことなのです。
この「綿谷」の肉うどんの牛肉は、間違いなく讃岐牛で、食品偽装ではありませんから安心ですね。なぜなら、この、綿谷製麺の親会社が、西讃地区の小学校の給食を独占していて、讃岐牛を安く仕入れられるから、この値段で提供できるのですから、偽装したりしたら、教育委員会やPTAに叱られることは決まっているからなのです。
まあ、牛肉の偽装は、ガストやジョイフルなどはやっているに違いないと思いますが、香川県内の讃岐うどん店は、まず、やっていない、と思いますので、安心ですね。
つづけて、喫煙できる南新町商店街の「うどんや」で、冷たいかけうどんをいただいて、タバコを吸って一服してから、「たもや・女道場店」で、『かけうどん』に『古代米の天麩羅』をトッピングして食べた後、買い物をしたり喫茶店でやすんでブラブラしていたら、野菜の摂取が不足していると思ったので、兵庫町商店街の、「こんぴらや・兵庫町支店」の『しっぽくうどん』をいただきましたら、夕食時になったので、「うどん市場・兵庫町支店」で、『ユズコショウ・鶏肉うどん』と『明太子丼』をいただいて、弟と別れて帰宅しました。
食べ過ぎたので、「ラ・フォンテーヌ」でやるつもりだったライブは中止しました。まあ、こういう堕落した一日は、たまにはいいですね(笑)。
掲載写真は、「たもや・女道場店」の『かけうどん・古代米の天麩羅載せ』です。

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タグ :讃岐うどん店
2013年11月08日
南新町「うどんや」の『ひやかけうどん』(特小)


ご高承のように、マルヨシセンター創業者の佐竹氏のご実家のあった場所が、今、南新町の「うどんや」のある場所です。
佐竹さんは、香川県を代表するグルメでした。瓦町で「丸天旅館」を経営していた、板前の私の祖父の話では、佐竹さんは、若い頃から、世界中を食べ歩いていらしたようでしたので、筋金入りのグルメでいらしたのです。
ですから、若い頃、バナナの叩き売りをしていた、マルナカ創業者の中山さんとは、経営者としての格式が全然違っていましたが、マルナカのほうがバナナが安かったというだけの理由で、マルナカが香川県ナンバーワンのスーパーに成り上がっただけなのです。
大体、昭和30年代当時のマルナカ〔当時は、「マルナカフードセンター」という名前でした。〕は、絶対に顧客に「いらっしゃいませ。」なんて、言いませんでした。このように、マルナカは、上から目線のスーパーでしたから、今日のJA香川県産直店よりもサービスは劣悪だった、っていうよりも、常に「安く売ってやる」という上から目線で客をコケにしていましたね。「マルナカ」が来店客に「いらっしゃいませ。」と挨拶するようになったのは、「パワーシティー」を始めた最近のことですので、幼少期に「マルナカ」を利用した私は、「マルナカ」は、野菜を安く売って下さる、社会福祉法人だと思っていました。
特に、当時から、「マルナカ・広場店」は、キュウリが確実に腐っているので有名でしたので、番町界隈に住んでいた、母や母の近所の友人は、「マルナカ」では絶対にキュウリを買ってはいけない、と思っていて、私もそのように教わったものです。腐ったキュウリを打っていたのですから、食品偽装どころの話ではないのです。
ですから、ダイエーが一番最初にトキワ街に店を出した時には、「いらっしゃいませ。」と言われたので、びっくりして、大変なカルチャーショックを受けたものでした(笑)。
このような次第ですから、マルヨシセンター創業後、佐竹さんは、グループ会社として、ファミレス「グリーンハウス」、高級和食ファミレス「円(まどか)」、フレンチレストラン「カサデルマール」、イタリアレストラン「ミケイラ」、などを次々と開店させる一方、ミネラルウォーター「剣山の水」のメーカー工場などを展開しました。
が、「リーマンショック」の少し前に、バブル崩壊後の不景気のため、ついに、「グリーンハウス」は全部閉店しましたが、佐竹さんは素晴らしい経営者だったので、調理人をどうしても続けたい人たちは、全て、「うどんや」や「ミケイラ」で引き受け、その他は、「剣山の水」のメーカーで引き受け、たった一人もリストラしませんでした。
が、「マルナカ」の従業員の大半は、パートなどの補完戦力の従業員ですので、この2つのスーパーは、対照的なのです。
その証拠に「マルナカ」のメインバンクは第二地銀の「香川銀行」ですが、「マルヨシセンター」のメインバンクは、地銀の「百十四銀行」なのです。地銀と第二地銀の違いは、大変なものですよね。しかも、「百十四銀行」は県外支店がたくさんありますので、融資審査能力には、雲泥の差があるのです。
「マルナカ」の中山さんは、もう、長生きすることだけが最後の切り札だと思っていらっしゃるので、毎朝、「味噌汁」ではなく、「フカヒレのスープ」を召し上がっているのだそうですが、どんなものでしょうね(笑)。私は、「味噌汁」の方が絶対にいいと思いますけど、お金をたくさん使うだけの財力があれば、長生きできると思っているとは、なんと、哀れな老人でしょう。
私は、アイスコーヒーを飲むときに、ガムシロップを5コ入れるのが癖になっているので、コラボ相方の山本君にいつも叱られるので、極力、喫茶店には入らずに、「うどんや」の冷かけうどんの特小(150円)、をいただくようにしています。この方が、絶対にいいですからね。うどん県民の私は、かけうどんは、飲み物だと思っていますので、これでいいのです。
ちなみに、「パワーシテイー」という「マルナカ」の命名は、「ゆめタウン」に対抗したものなのだそうです。簡単な理由ですが、「タウン」(町)よりも、「シティー」(市)が大きいからなのだそうです。この幼稚な理由を聞いた私は、際限なく笑いころげたものでした。
以上、「マルナカ」創業者の中山さんの『くそぼっこ』な状況を、ご案内しました。正しい意見は、明文化しておかなくてはならないですからね。
一昨日も、買い物の途中で、おやつとして、「うどんや」の『ひやかけうどん』の特小〔150円〕、をいただきました。素晴らしいメニューですね。喫茶店でケーキセットをいただくよりも、はるかに安く、体にいいですからね。
「うどんや」の『ひやかけうどん』のダシは、利尻昆布と伊吹島のイリコですから、素晴らしいのです。
掲載写真は、「うどんや」の『ひやかけうどん』(特小)、です。

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2013年11月05日
「綿谷製麺・高松支店」の『稲荷寿司』



「綿谷製麺・高松支店」は、おそらく、高松市内では、肉うどん、肉ぶっかけうどん、が、他の店の1.5玉分が1玉で、350円と、一番安く美味しい名店ですが、私がこれまで何回か食べに行った経験では、『肉うどん』『肉ぶかかけうどん』と一緒にいただくことの多い、『稲荷寿司』が素晴らしいです。
それも、開店9:30から10:30の間に出来たばかりの『稲荷寿司』が素晴らしいのです。
まあ、うどん県では、うどんが美味しいのはあたり前ですし、『綿谷製麺』は、丸亀市に本店のある、香川県では肉うどんが一番リーズナブルで美味しい店として有名ですが、私のように近所に住んでいてしょっちゅう利用していると、トッピングや一緒にいただくお寿司が美味しいかどうかが、大問題になってしまいます。
「綿谷製麺」の肉系統のうどんが安く美味しいのは、この親会社が、西讃地区の小学校の給食を独占している会社であるため、安くいい讃岐牛が仕入れられるルートをつかんでいるためだということは、うどん県民はみんな知っていますので、「綿谷製麺・高松支店」並びの、オーストラリア牛を使っている「吉野家・高松支店」の客が減ってしまっている現象が、うどん県県庁所在地の高松市の市役所の向かいが、「森製麺所」であることと並び、他県ではとても話題になっていますが、うどん県で生まれ育った私にとっては、あたり前のことのようです(笑)。
ですから、「綿谷製麺・高松支店」に食べに行って、『稲荷寿司』が美味しいことをご案内することは、うどんに興味のある、他県の皆様には、ぜいたくなことだと思われるのでしょうけど、素晴らしい酢加減で、具財の刻み方が最高にいいのですよ。
従って、「綿谷製麺・高松支店」でも、『稲荷寿司』(80円)は人気があるので、『ジャンボ稲荷寿司』(160円)もあります。
が、『ジャンボ稲荷寿司』は、お米が3合分も使われていますので、肉うどんと一緒に食べたりすると、絶対に食べ切れませんので、どんなに美味しくても取らない方がいいですね(笑)。
掲載写真は、順に、「綿谷製麺・高松支店」の、『肉うどん』と『稲荷寿司』、食べ切れない『ジャンボ稲荷寿司』、です。

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タグ :讃岐うどん店
2013年11月04日
過疎化に関する考察


過疎化するということは、いろいろな点で、いけないことだと思われているようです。
私が19年間住んでいた東京に比べると、高松は過疎地になりますので、情報の発信や享受においては、過疎地が不利であることを、私は明確に痛感しました。
しかし、情報の発信や享受が、東京に中央集権されていなかったら、状況は確実に変わると思うのですが、この点は、インターネットの普及で確実に変わってきています。
ですから、あとは、資本力の地方分権ですね。
そして、このことが成し遂げられたなら、四国は、原発から一番最初に脱却できる環境にありますので、日本でも有数の強みを持っていることになります。
瀬戸内芸術祭がもうすぐ終わりますが、この確実な成果の一つは、瀬戸内芸術祭の会場の一つになっていた、高松市の瀬戸内海沖にある、男木島(おぎじま)を気に入った数家族の人達が関西方面から移住することになったため、その子供達のために、廃校になっていた男木島小学校が再開したことです。
かなり前にご紹介しましたが、男木島は、「円(まどか)」の、『ひしおぶっかけうどん』が有名です。
『ひしお』は、年に1度、味噌づくりのときに一緒に作られる男木島の名物で、麹、大豆、麦などを炊き上げたもので、温かいご飯にのせて食べる日常食なのですが、これを、手打ちうどんに載せてぶっかけでいただくのが、『ひしおぶっかけうどん』なのです。
が、面白いのは、この、500円の『ひしおぶっかけうどん』が、完全予約制で、予約しておかないと食べられないことですね。
もちろん、「円(まどか)」は、食堂ですので、地物のタコや魚の天麩羅が素晴らしいので、それはそれは、高松市の中央卸売市場そばに住んでいる私でも感動する新鮮な魚貝類を楽しめます。
男木島は、島の片面が全て水仙で覆われた、水仙郷が有名ですので、水仙の満開の時期に、水仙の隙間から見える瀬戸内海が絶景ですし、水仙の香りも素晴らしいのです。
ちなみに、男木島(おぎじま)の語源が、那須与一の射落とした平家の扇が流れ着いた島だったため、「扇島」(おうぎじま)がなまって、「男木島」(おぎじま)となったのだそうだということを、私は、男木島在住の音楽で出会った親友の板前の漁師に聞いて知っているのですよ。
掲載写真は、男木島(おぎじま)の、「円(まどか)」の、『ひしおぶっかけうどん』、です。

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タグ :讃岐うどん店
2013年11月02日
「しっぽくうどん」の話


私が生まれ育ち住んでいる、うどん県高松市では、「鍋焼きうどん」は、冬季メニューではなく、大体のうどん店で年中いつでも食べられます。
とても暖まるものですが、うどん県高松市では、しょうゆ味の「鍋焼きうどん」と、味噌味の、コシの弱い「打ち込みうどん」が、暖まるうどんの代表格として、一年中いつでもメニューにあります。
しかし、「しっぽくうどん」は、昔から、冬季限定のメニューなので、10月~2月の間だけしかいただけない、メニューになっています。
「しっぽく」は、鎖国制度が江戸時代に開始された時期に、長崎で確立された、「卓袱料理」(しっぽくりょうり)〔中華風コース料理〕の、「卓袱」から来ています。
しっぽく=いろいろ多種多様な料理、という意味で、江戸に伝わったものが、「しっぽくそば」になり、京都に伝わったものが、「しっぽくうどん」になりましたが、讃岐には、京都経由で、「しっぽく」という言葉が伝わったようです。
が、江戸の「しっぽくそば」、京都の「しっぽくうどん」は、今日では、ほとんど残っていないのですが、讃岐では、「しっぽくうどん」が、冬の時期の、暖まるうどんの食べ方として、根菜(大根、ニンジン、サトイモ)、コンニャク、お揚げ、豆腐、鶏肉、をイリコダシで煮込んだ、かけうどん、として、ずっと残っています。
「しっぽくうどん」が、うどん店で始まると、うどん県民は、毎年、冬が近づいていることを予感するのです。
また、讃岐弁の言葉遣いの中では、京の都から伝わってきた有難いメニューですから、しっぽくうどんのことは、『おしっぽく』、と、丁寧語で表現します。
最近では、年越しそば、に対抗して、年明けうどん、などというものが、商売繁盛のために始まっていますが、私が子供だった、昭和30年代の高松では、年越しそば、を食べる習慣などは全くなく、年越ししっぽくうどん、をいただくのが、普通でした。
年明けには、高松では、江戸時代から、餡餅入り白味噌仕立雑煮、のようなヘビーなものをいただきますから、おせちと雑煮を食べると、うどん、を食べることは不可能でしたね(笑)。
「しっぽくうどん」は、ですから、讃岐の家庭料理だったのですが、うどん店では、それぞれ、個性的な「しっぽくうどん」を出していますので、この冬の時期は、うどん県民も、しっぽくうどん、の食べ歩きを楽しみます。
しっぽくうどんの好みも、うどんの麺の好み同様、いろいろですので、うどん県では、それぞれの県民が自分の好きな、しっぽくうどん店を独自に持っています。
自分の好きなしっぽくうどん店は、味覚に関するものと、自宅から近いという地域性に関するもので、決まっているようです。寒い中、遠方まで、食べに行くくらいなら、自分で作った方がいいですからね(笑)。
私が必ずいただく、しっぽくうどん店は、「さぬき手打ちうどん 番丁」と、「こだわり麺や 高松支店」の2つで、ここは、毎年必ずいただきます。もちろん、その他の店も、冬は「しっぽくうどん」を置いていますので、いただくことが多いですけど。
まあ、ですから、うどん県民において、「しっぽくうどん」は、昔から年中行事化していますね。
昨日、私は、「しっぽくうどん」を、毎年必ずいただくお店の一つ、「さぬき手打ちうどん 番丁」、でいただきました。
もう、中学生だった頃から、毎年いただいていますので、私の中では、これがスタンダードな「しっぽくうどん」なのですが、最近、映画「UDON」が放映されて以来、いろんなところで、しっぽくうどん、を評価される中で、「さぬき手打ちうどん 番丁」の『しっぽくうどん』は、一番具財の大きい店として紹介されているようですが、そういえばそうだなあ、と確認しながら、美味しくいただきました。

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2013年10月29日
地産地消が一番ですね




メニュー偽装事件を拝見していると、本当に、外食する時の不安を感じますね。
これを解消するには、地産地消しかありませんが、香川県の場合は、その点では大丈夫だな、と痛感しています。
まず、主食のうどんには、塩分が多いのですが、茹でる事により、ほとんどなくなります。
が、それでも気になる人は、塩江町の「田吾作」の、塩ではなく20種類の薬草でコシを出している『漢方うどん』を食べればよいのです。
「手打ちうどん 田吾作」(住所 香川県高松市塩江町安原下第1号 里ちゃん市場内 TEL 090-6615-1601 10:00~17:00頃 定休日 水曜日)は、以前、私の自宅近所の、鶴市町にありましたのでよく知っていますが、20種類の薬草を小麦と混ぜてコシを出すことに成功していました。麺は灰色がかったもので、蕎麦に見えるのですけど、食べると間違いなく、さぬきうどんです。麺の太さは、大将のその日の気分で、太くなったり細くなったりしますので、たまに寄ると、面白いお店ですね。
しかも、ざるうどんでいただいた後、茹でたお湯に漢方薬のエキスが出ているので、漬けたれに、それを、ザルそばの、蕎麦湯のように足して、いただくようになっていました。
そばの場合は、茹でたお湯を、「蕎麦湯」、と言いますが、讃岐うどんの場合は、「なごり湯」と言うのです。
もう、8年近く前のことになりますが、私はそれを、まだ、鶴市町にあった「田吾作」で聞いて、「なごり湯」という言葉遣いに、とても風流さを感じたものでした。
あと、引田町のオリーブハマチ、小豆島の讃岐デンプク〔フグ〕、瀬戸内のハマグリ、アジ、キス、メバル、ベラ、飯山町の桃、豊南町のレタス、オリーブ牛、おいで米、ヒノヒカリ、等の、香川県漁連、JA香川県のお米、みかん、柿、魚、牛肉、豚肉、鶏肉、讃岐コーチン、卵、などは、かなり高品質ですから、県内で自給自足が、大丈夫なのです。
掲載写真は、順に、「手打ちうどん 田吾作」の、かけうどん(200円)、裏の竹の子うどん〔この命名が素晴らしいのです。塩江町は竹の子の名産地なので、お店の裏で本当に竹の子が採れるのです。地産地消らしい命名ですね。〕、大根たっぷりのしっぽくうどん、です。
一般店ですから、漢方薬が一杯入ったかけうどん・200円、は安いですね。
もちろん、人の好みは様々ですから、騙されるかもしれないことを覚悟してでも、レッドキャビアをどうしても食べたい人は食べればよいと思いますよ。

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2013年10月26日
「吾里丸(ごりまる)」の『チーズ釜玉うどん』


今日は、生醤油系統のうどんの美味しい、直噴蒸気釜を使っているので有名な、宮脇町「吾里丸(ごりまる)」で、一番ガッツリ系の、「チーズ釜玉うどん」をいただきました。
この店は、開店当時は、高価なうどん懐石の店だったのですが、固定客をつかんだあと、香川大学そばという立地を生かして、激安店に変身したので有名です。
大将は西讃出身で、ラフマニノフのピアノ協奏曲の大好きなうどん職人さんで、いつか、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番を演奏して欲しいと言われて、演奏を約束しているので、いつも困るのです(笑)が、茹でて20分たったうどん3玉を、顧客全員に無料で下さるので、ここに食べに行った日の夜は、私は自宅でもカレーうどんを食べることにしているお店になります。
毎週火曜日の生醤油うどん食べ放題が始まったのも、お腹を空かせた香川大学生が、とある火曜日にやってきて、「親からの仕送りが来るまで、何も食べるものがない。」と相談されて、その学生が240円しか持っていなかったので、優しい大将が、「好きなだけ食べろ。」と、240円で、生醤油うどんをいっぱい食べさせたことがきっかけで始まったものです。
その後、その学生が卒業後、いろんな、社会人の仲間や香川大学の同窓生を連れてくるようになったため、自然に、香川大学生指定店になったのです。
商売の成功、不成功、などは、世代が変わらない限りにおいては、100%、オーナー社長のお人柄で決まるのですが、この点については、例外は絶対にないもののようですね。
従って、阪急グループレストランのメニュー偽装などは、次の名言を残した、阪急創業者の、小林一三氏の責任ではないのです。
「はじめて会社に勤めると、誰しもいちばん最初に交際するのは感じのよい人です。しかし、私はこれには反対で、まず感じの悪い人に勇敢にぶつかっていくことです。こういう人は打ち解けると、感じのいい人よりむしろ親切で、本当の味方になってくれるものです。」
同様、コトデン創業者も、初代社長は、小林一三氏と懇意だったため、線路は高軌道なので、経営破綻しそうになったら、全国の私鉄のどこにでも買い取ってもらえるようになっているので、素晴らしいのです。
問題は、ですから、どこもここも、二代目のボンボン、なのですが、自分が二代目のボンボンだということを自覚している人は、よいのです。実際、私が高松にUターンした直後従事していた、「日本マンパワー四国総代理店・人材開発部長」当時には、丸亀町商店街振興組合青年部からの依頼で、二代目のボンボンの意識改革の講演会を依頼されて、東京のコンサルタントを呼んで開催しましたから、今日の丸亀町商店街の成功は、当事者の自覚と自己啓発意欲によるものなのです。
同様の高い意識は、兵庫町商店街にもありました。が、その他の、南新町や片原町等には、高い意識のある二代目と、全く危機感のない二代目が混在して派閥争いをしていましたので、その結果が今日の状況なのです。呆れたのは、南新町のような狭い町に派閥が8つもあったことでしたね(笑)。
今となっては、私は、南新町商店街においては、イリコの素晴らしい、『丸一乾物物店』、うどんの美味しい『綿谷製麺南新町支店』、『たもや女道場店』、メガネでお世話になっている『メガネのタナカヤ』、野菜の素晴らしい『百姓一揆』、取引のある『三菱信託銀行高松支店』、時計でお世話になっている『永森時計店』、のほか、『王将高松支店』等の飲食店や喫茶店のいくつか以外の店は、あってもなくてもいいのですけどね(笑)。
香川県は、「うどん県・それだけじゃない」のですが、「うどん県・それだけじゃない、派閥県」では困るのです(笑)。
首都圏在住者の大半は、四国=伊豆大島、くらいの認識なのですから、四国に四つも県庁があることを認識していただくだけでも大変なことなのですから、日本で一番狭い香川県の中の派閥なんて、ナンセンスなのですよ。
掲載写真は、「吾里丸(ごりまる)」の『チーズ釜玉うどん』、です。

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