2012年09月17日
うどん県民として

東日本大震災から一年半になるのに、まだ、瓦礫が片付いていません。
もう、今回の大地震に対する一連の日本政府の遅い対応には呆れ果てていますが、自民党は民主党のせいだと言ったり、民主党の中でも内輪もめがあったり、芸能人はチャリティ活動が出来るので仕事が増えたと喜んでいたり、人間の私利私欲や煩悩のみが見えて、吐き気がしているのですが、さすがに、讃岐うどんは、1200年前に香川県出身の弘法大師が始めただけに違います。香川県の讃岐うどん店は、ずっと継続的に、被災地へ讃岐うどんの炊き出しを続けています。
讃岐うどんは、最低でもチャリティを100年は続けると思いますが、芸能人のチャリティ活動は何年続けるのでしょうね。自分が生きている間だなんて思っているのでしたら、ただの売名行為ですからお話になりません。最初から何もしない方がいいですよ。
私の大好きな、讃岐うどん店「たも屋」さん〔このお店は、社長の、黒川保さんのニックネーム「たもっちゃん」をお店の名前にしているのですから、美味しいに決まっていますが、水素うどん、トマト練りこみのピンクの年明けうどん、などの新しい発想のうどんも出していて、カレーうどんもコロッケも素晴らしい、高松市民が大好きなうどん店の一つです。〕が、一番最初に、被災地の福島県に、讃岐うどんの炊き出しを行ったことは、香川県民は全員知っています。
が、1200年前に弘法大師の始めた、歴史のある香川県の素晴らしい食文化の「讃岐うどん」ですから、チャリティ活動も1200年続けることがベースにあることはあたり前なのです。「讃岐うどん」は、資本主義時代になって、目先のお金儲けのために始められた各地の名物とは、格が違うのです。
この、2012年9月15日~17日の三連休、讃岐うどん店「たも屋」は、岩手県宮古市にて、うどん1200食イベントを開催しています。
あたり前のことなんだけど、このような活動を地道にリピートしている、讃岐うどん店「たも屋」さんのことを、私は、うどん県民として、誇りに思います。
ところで、大阪維新の会の躍進がマスコミで取り上げられて流行っているようですけど、大阪府の名物は「たこ焼き」だそうですから、大阪府は、霞ヶ関や永田町に文句を言う前に、さっさと、先に、「たこ焼き」を被災地に持参して被災者に継続的に提供してから、いっぱしのことを言いなさいね。
それに、香川県は「うどん」の聖地なのですが、最近、大津市は「いじめ」の聖地、京都市は「脱法ハーブ吸引運転」の聖地、福井県は「原子力発電」の聖地になっていらっしゃるようで、関西方面は、それぞれ、切磋琢磨してがんばっていらっしゃる(笑)ようですが、四国は海外で、衣食住は自給自足出来ますし、新幹線も通っていないので麻薬密売人もいらっしゃいませんから、全く無関係です。

選挙が近いようで、自民党の中には、総理大臣になりたいという煩悩だけで生きていらっしゃるいろいろな方が、「私が代表にならないと日本が崩壊する」と騒いでいますが、日本語は正しく使ってくださいね。正しくは、「私が代表にならないと本州が崩壊する」でしょう。本州が滅んでも、四国、九州、北海道、沖縄は、自給自足できますからどうもないと思いますよ(笑)。
掲載写真は、岩手県宮古市の、2012年9月15日~17日の三連休、讃岐うどん店「たも屋」の『うどん1200食イベント』の写真で、順に、参加して、美味しいうどんを食べて笑っている地元の皆様、「たも屋」の黒川社長が手打ちしているテント、です。
人間は、まず第一に、美味しいものを食べると、嬉しくて喜んで笑いが起こるのです。このような、原初的な自明のことを理解していない政治家が多いことに、私は呆れております。

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