2013年09月08日
2020年・オリンピック開催都市が東京に決定


今日の早朝テレビを見て、ハラハラする場面がいくつかありましたが、2020年のオリンピックとパラリンピックの開催都市が東京に決定しました。
よかったですね。というのも、まだ、7年も先のことだからです。
将来に夢が確定していることは、人間の心理を前向きにしますから、このことだけで、景気を良くする〔ケインズの言葉で言うなら、強気にする〕効果があります。
バブル経済を発生させて崩壊させた、過去の最悪の経験から、インフレとデフレという言葉についても、インフレ=物価の上昇、デフレ=物価の下落、と短絡的にとらえられていますが、マクロ経済学的にはいろいろな現象があって、つきつめれば、インフレ=前向き、デフレ=後ろ向き、ということなのですから、狂乱物価上昇(ひどいインフレ)は、いけないのですが、物価下落続行(日常的なデフレ)は、人間の精神や命を崩壊させてしまいますから、穏やかなインフレ状態の持続が肝要なのです。
それにあたっては、逆投影法という行動心理学的な手法による、近未来の確定した夢の存在が一番大切なことなのです。
逆投影法とは、夢に到達した時の自分を考えて、今の自分との落差を感じ取ることです。
夢が今よりもよくないと、人間は全く成長しないのですから、景気も夢がかなった状態が素晴らしい状況でないと、全く意味がないのです。
逆投影法で将来を見た時、7年後に東京でオリンピックが開催されるのですから、今をどう生きないといけないか、ということを、全ての国民が感じ取れば、自然に精神状態は前向きになり、住環境はそれだけで改善されるのです。
真逆に、7年後の近未来の東京が、オリンピック開催どころか、失業者だらけで倒産、リストラや、人権無視の殺人だらけであることが確定していたら、全員、後ろ向きにしか生きられなくなってしまうものなのです。
これが決まった以上、安部総理は政治生命をかけて、福島原発の放射能汚染水を解決しないといけませんし、体罰大好きな教員やインストラクター風情は、理性を磨かなくてはなりませんね。
これは、強制ではなく、それが出来ない人は、一緒に夢を享受する資格がないのですから、存在価値がないということなのです。
いずれにせよ、これで東京も少しは、目先のお金に振り回されて感受性を摩滅させるような、非人間的な生活から開放されると思うので、よかったですね。
掲載写真は、IOC(国際オリンピック委員会)総会の行われた、アルゼンチンのブエノスアイレスで、2020年の東京オリンピック開催決定を告げる、IOCの、ジャック・ロゲ委員長です。

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タグ :東京オリンピック招致復活