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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年09月07日

「葡萄塾」のこと

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横文字のアルファベットの頭文字だけとって、表現することの多い時代に突入したのは、1985年頃だったように記憶しています。



私が東京で早稲田大学政経学部卒業後、住友信託銀行に入社して5年目くらいだったかな。



会社の研修で、SD、CDS、や、TA、というものを耳にした時でした。



〔ここからは、讃岐弁で書きますね(笑)。〕



「アルファベットの頭文字だけで、何を、えらっそげに言いよんな。ちゃんと、英単語で言いまい。」と頭にきたものでした。



ちなみに、このわしの言い分に、「ウザい」みたいなタメ口叩いたら、わしは讃岐弁で言い返しまっせ。



「この、くそぼっこ。ごじゃ-ごじゃ-言わんと黙りまい。わしに逆らうんなら、しゃんしゃんしまいよ。これ以上、タメ口叩いたら、あんたの頭、めぐでぇー。めげなんだら、その頬っぺた、ちみきってやるけん、覚悟しまーせー。お大師さんのバチがあたらんうちに、四国から出て行きまい。」



SD=Self Develop=自己啓発=自分で自分の能力を高めて資格を取得するような意識を持って仕事に役立つことを自ら勉強すること。資格取得など、大切なことです。



CDS=Carrier Development System=キャリア開発のための研修=今の職場でどのように意欲を向上させて、自分の将来を見据えていくかを真剣に考える、高い意識を持った社員を多く育てるための研修。旧来の、係長研修、課長研修などの、階層別研修は日本だけのもんで、転職が日常的な欧米では、自分のキャリアで全てを判断するこのスタイルの研修が一般的やったんや。通信教育の老舗の、日本マンパワーが日本に輸入しとったんやけど、最初に売れたんが、三和銀行(UFJ銀行)の定年真近の世代の部長やったけん、定年後の夢を語る、リストラのソフトランディング研修として、バブル崩壊に伴い、全銀協、全ての信託銀行で、悪名高きリストラの研修として導入されてしもうたんや。「倍返し」でヒットしよる、ドラマ「半沢直樹」の出向等がポピュラーやけど、わしの15年間の住友信託銀行勤務経験で実感したんは、そんな甘いもんやないで。実際には、設備投資が人間だけの金融機関の一番の権力者は人事部長で、半沢直樹のように言い返したりする暇やありますかいな。バブル崩壊時には、一方的に、このリストラの研修を受けることが強制されよったけんの。ほんまに、都市銀行や信託銀行の人事部長は、まんでがん、爬虫類でっせ。絶対に畳の上では死ねますかいな。うつ病の患者が急増したんは、このリストラの研修のせいでっせ。なんが、「ソフトランディング」な。横文字並べたって人件費を内部留保したいだけなんやけんの。派遣社員を増やしたんとまっつくついの目的や。ほんでからに、バブルの大量採用世代が、くそぼっこやったけん、目先のお金に目がくらんで、上司がリストラされた方が自分が上に上がれる思うて賛成したけん、大手銀行や信託銀行は、わやになったんや。そらもう、バブルの大量採用世代は就職で苦労しとらん阿呆やけん、上にいけますかいな。あんなんが上司になったら会社は倒産しまっせ。全国の地銀の人事部長には真似するほっこがようけおったけん、わやになったんでっせ。



TA=Transactional Analysis=交流分析=人間関係を円滑にして、企業などでの人間関係をうまくゆくようにする、1950年頃に出来た、大昔の行動心理学。時間がかかるので、経営コンサルタントが儲かるんで、多く売っりょったでぇ。これを導入する企業は、社内の人間関係がうまく行かんのやけん、「身から出たさび」でっせ。こんなもんやるくらいなら、廃業した方がええでっせ。働くところがない。何とな。田んぼしまぁせ。まあの、うどん県は、うどんのお陰で、社内に限らず、人間関係は円滑やし、讃岐弁は友達言葉やけん、絶対に必要のない研修やけど、四国電力は原子力発電所を作りたかったけん、コンサルタントにようけ銭(ぜに)使うてやっりょったのう。ほんまに、電力会社は、放射能の大好きな、いかん会社でっせ。



モチベート=やる気、覇気=なんでこんなもん、横文字で言わないかんのな。小室哲哉の作った駄作歌曲にはようけ使われとったのう。まあ、あれは、くそぼっこやけん無視無視。



ほんだら、これくらいにして、本題に入り、讃岐弁はストップしますね(笑)。



この前、高松市林町の「カフェくさか」でライブやった時に、丸亀市の「ルフラン」で出会って以来懇意にしている、三線のとしさんに紹介してもらったのが、高松市丸亀町にある、ライブワインバー「葡萄塾」の、2013年9月18日のライブに出ませんか、とのことでした。



「ヒコ&ヒロ」で一緒にコラボやっている、27歳の山本君がどうしても出たい、と言うので、昨日、下見に行って来ました。



迷っちゃったんだけど、亡き母と祖母が愛用していた和服小物の「万珠堂」の大奥様とお嬢様がいらっしゃったのでご挨拶して教えてもらいました。このあたりの地縁関係が残っていることが、高松のいいところですね。



丸亀町商店街は再開発中なので、いろいろ、移転が多いのですが、A街区弐番街1号館の4Fにありました。



オーナー社長の54歳の、高橋社長に会い、音楽評論家の父、岡田寛の名前、同窓生の丸亀町親交組合理事長の古川君のことなどを出すと、スムーズにご説明していただけました。



私が気に入ったのは、ライブハウスについては、絶対に、PRしないという方針でした。まあ、そりゃそうでしょう。うどんばかり食べている皆様の多い街でそんなことしたら、玉石混交になってしまいますからね(笑)。



それと、場所の広さ、残響を考えて、電気ピアノを使っていることも気に入りました。



何、ニューヨークスタインウェイのグランドでないといけない、そりゃあ、ちゃんとしたコンサートホールならそれがいいんだけど、クラシックには一杯作品があって、ピアノが完成したのは、モーツァルトが25歳の頃でしたからそれ以前の作品で勝負できるのです。電気ピアノならば、楽器を選ばない、J.S.バッハの作品をやればいいのです。あるいは、電気ピアノでも十分表現の出来る、ドビュッシーの癒し系の作品など、選曲すればOKなのですよ。



電気ピアノで、ブラームスを演奏するほど愚かなことはありませんね。



さらに、驚いたことは、PAがいらっしゃることでした。またまた、横文字のアルファベット二文字の登場なのですが(笑)、正確に言うと、この場合の、PAは、PAエンジニア、あるいは、PAエンジニアの一要素の、SRエンジニアのことです。



PA=Public Address



SR=Sound Reinforcement



音楽のLiveで、コンソール(音響機器)をオペレートする人が、SRエンジニアですが、これに加えて、アナウンス、解説、音響設計などもして、正しく伝わるように配慮する技術者が、PAエンジニアです。



長期に渡るデフレから、PAをやっている民間企業はなくなってしまいましたが、人材は全国にいらっしゃるのですが、「葡萄塾」においては、『じんさん』というPAエンジニアと、オーナーの『高橋さん』の二人が中心になって運営しているとのことでした。



広さ、天井の高さから言って、ドラムは入れていないそうですが、あたり前ですね。大きすぎる音は、雑音になりますからね。



オーナーの高橋さんは、生粋のソムリエなので、とてもお話しやすかったです。



私の生まれ育った高松市番町4丁目近所にこういうスペースがあってよかったです。PAまでいらっしゃるのですから、同窓生の、丸亀町ドーム下で演奏した時にお世話になった丸亀町理事長の古川君、岩佐仏壇店の岩佐君、スミダ文具店の隅田君、などに、声をかけますが、たぶん、ワインよりうどんが好きでしょうから難しいかもしれませんね(笑)。



早速、山本君に連絡しましたが、9月10日前後に、私の自宅に来て準備します。



そういえば、先日、東京にいた頃懇意にしていた、桐朋卒業の横浜のクラシックピアニストが高松でコンサートをやる予定だけど、集客力が低い、と言っていたので、休憩時間に、ぶっかけうどんを出したらいいとご案内しましたが、サンポートホールがうどんを持ち込めないそうで困っていました(笑)。



でも、ベートーヴェンやシューマンを聴いた休憩時間、シャンパンとチーズもいいですけど、うどんになると、イリコダシが鑑賞の妨げになるとは、私は、思っていないのですけどね(笑)。



まあ、東京にいた頃は、私はフランス料理大好きで、六本木でワインも飲み歩いていたので、ラヴェルのピアノ曲は絶対ワインだと感じていました。が、もう、56歳になると、うどん、瀬戸内の魚、和食、がいいですね。



掲載写真は、「葡萄塾」の入口看板です。





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Posted by 岡田克彦 at 08:32Comments(0)コラボ演奏活動

2013年09月07日

一昨日、昨日、うどんの美味しい毎日

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異常な暑さも一段落で涼しくなり、雨も止んでいた一昨日、私は、自転車で、番町の旧知の弁護士の友人に会いに出かけました。



まあ、降りかかる火の粉は払わないといけませんので、2ちゃんねるによるデタラメなウェブ上での名誉毀損、母の晩年のいたずら電話などへの損害賠償の準備のための相談です。



実際の提訴などは、東京の早稲田大学同窓の弁護士の友人に頼みますが、その事前の相談ですので、大したこともないので、それよりも、暑さが落ち着いためでたいことをお祝いするために、うどんを食べに行きました。



高松市番町は、讃岐うどん店の激戦区です。太いうどんなら『さか枝』『森製麺所』、肉うどんのダシし、しっぽくうどんなら『こだわり麺や・高松支店』、海産物の天麩羅のトッピング、肉温玉ぶっかけ、なめこおろしぶっかけ、なら『ばん屋』、肉うどんなら、『綿谷製麺』出身のマスターのやっている『七福』、宮武系統のねじれたうどんによる、生醤油うどんの『聖風うどん』、山菜うどんの美味しい『府中家・高松支店』もありますが、細いうどんが素晴らしいのは『やま家』です。



しかも、『やま家』は、友人の弁護士事務所に近かったので、『やま家』にしました。



お米は食べないぞ、と決意して、冷たいかけうどん2玉と、海老天、なす天〔しめて、410円〕をいただきましたが、ここのイリコの冷たいかけだしが素晴らしかったので、うどんと天麩羅をいただいたあと、おにぎり〔80円〕を追加して、イリコの冷たいかけだしをお吸い物代わりにして、いただきました。



というのも、ここのおにぎりは、出来立てで、熱々で素晴らしいことと、つけあわせの自家製の昆布の佃煮が、素晴らしいことを知っているからなのです。



いやいや、本当に本当に、久しぶりに素晴らしいブランチでした。



しかも、『やま家』は、喫煙OKなので、食後、冷たい麦茶で一服しながら、ヘビースモーカーの私と同年齢(56歳)のマスターとおしゃべりして、とてもゆったり出来ました。



いつも思うのですが、讃岐うどんと讃岐弁は不可分ですね。



私は、「なんがでっきょんな。」(こんにちわ、という意味)と言って入店します。



注文は、「冷たいかけうどん、2玉いたぁー。」(冷たいかけうどん2玉下さい、という意味)



その回答は、「かしこまりました。」ではなく、「へぇー。」というのが、正しい讃岐弁です。



釜揚げなど、時間がかかる場合は、「少々お待ち下さい。」ではなく、「ちょっと待ちまい。」と言われないと、私は食欲が減退してしまいます。



「待ちまい。」は、讃岐弁ですが、命令文です。つまり、店主がお客さんに命令するのが普通なのです。讃岐弁は友達言葉ですからいいですし、ちょっとしたイントネーションの変更で、接客に使ってもOKなのです。



出店の時は、私は、「美味しかったでぇ。」(美味しかったです、という意味)、「腹も起きたけんいぬでぇ」(お腹もいっぱいになったので帰ります、という意味)、「ほんだらまたの。」(また来ますね、という意味)、と言って出ます。



店主は、「有難うございます。また来(き)まいの。」(有難うございます。また、お越し下さい。という意味)と送り出すのです。つまり、店主は、最後に、また、「来まい。」と、お客様に命令しているのです(笑)。



本当に、讃岐弁は素晴らしいですね(笑)。



日本全国に方言は一杯ありますが、店主がお客様に命令するのは、香川県だけでしょうね(笑)。



そして、昨日の夕食は、高松市兵庫町の「うどん市場」で、『うどんと丼セット』(500円)をいただきました。



昨日は、『肉ワカメ、柚子コショウうどん』と、『讃岐コーチンの南蛮漬け丼』をセットで、ガッツリいただきました。



隣の席に若いカップルがいらしていましたが、たくさんの荷物を持っていたので県外の人だと思い話しかけましたら、東京からうどんを食べにいらした、とのことでしたので、高松では24時間いつでも美味しいうどんが食べられることをご案内しました。



今からの夜食は、朝4時まで営業している「ごえもん」の『アサリうどん』か、「鶴丸」の『カレーうどん』が美味しいことと、高松の飲み屋街のラーメン店は、あらかたうどんに負けてなくなったこと、早朝6時開店の「さか枝」、「こだわり麺や・高松支店」か、郷東町の「さぬき麺市場」でモーニングうどんを召し上がることをおすすめしました。



讃岐うどんの最大の特徴は、息吹島のイリコ〔カタクチイワシ〕のダシ、小麦のブレンド、季節や湿度に応じた塩分濃度の調整、足踏みの回数、による喉コシ、と、噛まないでいい食物だということをご案内しました。また、彼らは、「丸亀製麺」が香川県の資本だと勘違いしていたので訂正しておきましたよ。すなわち、香川県の資本の讃岐うどん店で、かけうどんが280円もするような、法外に高いうどん店は一軒もないことをご案内しました。



甘く炊いた高野豆腐の天麩羅、竹輪の穴にマッシュポテトを詰めて天麩羅にしたチクポテ天、甘い金時豆のかき揚げ、半熟ゆで卵の天麩羅、アナゴ、アジ、キス、ハモ、フグ等の瀬戸内の魚の天麩羅が、高松ではとても人気の高いトッピングだけど、大体100円以内だとご案内すると、びっくりしていました。



掲載写真は、順に、「やま家」の『冷たいかけうどん』、「うどん市場・兵庫町店」の『肉ワカメ、柚子コショウうどん』、『讃岐コーチンの南蛮漬け丼』、です。






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Posted by 岡田克彦 at 00:36Comments(0)讃岐うどん