2013年09月04日
ASEAN各国の若者の日本企業への就職について



最近では、本州方面では、ASEAN各国の若者が日本企業へ就職することが一般的になっているようです。
ニュースでは、このことを興味深く取り上げていますが、これは、トレンドではなく、長期的な一般傾向だろうと、私は確信しています。
ASEAN各国の若者が日本企業に就職するにあたって一番苦労しているのが、ビジネス日本語の習得、中でも、特に、日本語独特の、敬語とファジーな表現、の習得のようですから、生粋の日本国民の若者は、タメ口なんか叩かずに、正しい、尊敬語、謙譲語、ていねい語をハンドリング出来るように努力しないと、敵わなくなるだろうと、感じています。
要するに、グローバルスタンダードな時代にあっては、就職戦線での勝負は、個々人の人間力の勝負になるということなのです。
最近、私の自宅近所の、ミニストップ西宝店のアルバイトの、敬語を習得できない日本人の若者が、タイとベトナムの若者に変わってから、とても、いいコンビニになりました。
何しろ、ミニストップ西宝店の日本人のアルバイトは、数年前から、「それは、謙譲語だから、お客様に向かって言ってはいけません。『お客様のおっしゃることは』と言いなさい。」と、私が何回注意しても、「お客様の申すことは」と言い続けていたのですから、いくら、のんびりした、海外のうどん県でも、許されないのですよ。
でも、考えてみると、本当にどうしようもない事態ですね。自分の母国語すら正しくハンドリング出来ない人間は、国粋主義云々以前に、お話にならないのですからね。
最近消費税増税がガタガタ言われています。
ケインズ経済学的に言って、エール大学教授の内閣参与のおっしゃることがまさしく正論ですから、今、消費税を上げる予告をしてはいけないことは、あたり前なのですが、阿呆なコメンテータが、日本が、外国から財政再建の約束を破る国だ、と思われるので、消費税は上げざるを得ない、と言っています。
長期金利が上がってもいいと私は思うのですよ。第一、日本の長期国債を持っているのは日本国民なのですから、ギリシアなんかと同日の段ではないのです。
まあ、法人税の減税は必要ですし、社会福祉の支出は増えますから、増税はやむをえないのですが、それならば、「敬語習得税」というものを作って、正しい日本語の敬語をハンドリングできない人に莫大な納税義務を課せばよいだけのことなのです。
敬語を正しくハンドリングできない人は、日本人の資格失格ですから、当然のことだと思いませんか。
そういう状況下においては、タメ口大好きな、バブルの大量採用世代〔今、30歳代~40歳代の皆様〕の皆様は、全員、日本人失格であることを深く深く反省していただかないといけませんね。
掲載した2枚の写真は、ゲイ映画の大ヒット作「バンコク・ラブストーリー」に主演した、タイのゲイ俳優の、ラタナパンラン・トーサワットと、チャイワット・トーンセーン、です。
まあ、この映画を見た人は理解できると思いますが、彼等の、はにかむ時の仕草が最高にいいですね。こういう若者が、日本語の敬語を完璧にハンドリングしてセールスしてきたら、ゲイの私は「もうダメボ」、状態になってしまいます(笑)。
プライベートなことはさておき、芸術やスポーツ同様、人間力にも国籍は全く関係ありません。ただし、人間力の増強に、お金は無用なのですよ。お金の力で得た人間力なんて、体制が資本主義でなくなったら全く無意味な塵芥なのですからね。
私のホームページを愛知県の作曲家の友人が作ってくれた2000年当時に、それを見て、石井、前岡山県知事の委嘱で、2000年に「岡山後楽園300年祭」のトリに、江守徹さんなどの朗読とのコラボで作曲した自作自演ピアノ演奏で出演したことに対して、アマチュアの分際で生意気だ、と感じた、2ちゃんねる世代〔現在30歳~40歳代の皆様・三木谷やホリエモンなどの輩と同世代の皆様〕が、私のホームページを執拗に攻撃しました。
この時に、一番攻撃されたのは、私が早稲田大学政経学部卒業で、音楽大学を卒業していないという、学歴に関することでしたので、私は呆れ果てたものでした。
楽器演奏はともかく、作曲が出来るか出来ないかは、音楽大学に進学したかどうかとは全く無関係ですし、大体、私が、早稲田大学政経学部に入ったのは、京都大学法学部を滑ったので、浪人するのは母親に申し訳なかったので、滑り止めで、仕方なく入ったに過ぎないのです。
しかし、私が東京で親しくしていた、いろんな弦楽器や管楽器奏者は、学歴や職歴も様々でしたが、そのような下界の分類で、私の作曲作品や室内楽共演能力を判断することはありませんでした。
フルート奏者のNECの常務から依頼された合奏について、私は、音楽的理由でピシャリ断りましたが、フルート奏者の田無の浄土真宗の大きな寺院の住職は素晴らしい感性の持ち主だったので、私から彼とのデュオ曲を作曲して演奏をお願いしました。
北海道出身で極貧状態にあった、素晴らしい感性のピアニストの若者が、東京でコンサートをやることが夢だ、と言ったので、私は、日本アマチュア演奏家協会理事として、チケットを一人で1000枚以上販売して、彼の夢を実現させました。恩を着せたかったわけでは、全くありません。無償の愛でした。
お金の力なんて、人間の破棄パッションと人間力の前では、脆いものですよ。

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2013年09月03日
急に朝晩は涼しくなりましたね。


9月になり、急に朝晩は涼しくなりましたね。
今年の秋の訪れは、宮武修君の訪れでした。
そうなのです。宮武修君は仕事の終わった深夜に、私の自宅に会いに来るのですが、9月1日(日)の早朝、1時に、またまた、やって来ました(笑)。
まあ、普通の生活サイクルの皆様だったら、迷惑に思うのかもしれませんが、夜型で作曲をやっている私は、ちょうどいいので、どうもないのです。
もう、慣れましたので、夜中の0時過ぎにうちの呼び鈴が鳴ったら、私は、「宮武君なの。」と言って出てしまう癖がついてしまいました(笑)。
大阪で長く暮らして仕事をしていた彼は、義理堅く物堅いところがあって、絶対に私の自宅には入らないのです。
ぼくがゲイだとカムアウトしているので、『襲われる』と誤解されているのかもしれませんね。
でも、私は、ゲイの中でも、男に襲われたい、という100%受けなので、彼が、ぼくを襲いに来たのなら、大歓迎なのですが、ノンケで美しい奥様とお嬢様の3人暮らしですがら、そんなことはありえないのです。
いつものように、彼とは、すぐに、自転車で一緒に出かけて、近所の、香川県警機動隊の正門前の、香西線のバス停の「西方寺前」バス停のベンチで腰掛けていろいろ、おしゃべりしました。
彼は幼少期から趣味でレスリングをやってきたので、かなり声が大きいので、それが私の自宅の中で発せられると近所迷惑になる、との気遣いでしたので、今度は、昼間にうちにいらして下さいとお願いしました。
今回の彼の相談は、前回私がご案内した、電気ピアノのカシオの「Privia」を近所の電気店で見たのだけど、いっぱいあってわからなかったので、買いに行くときに一緒に行って欲しい、とのことでした。
私は答えました。
「その程度のこと、いつでも一緒に行くよ。大体7万円だと思っていればいいよ。まあ、ぼくの行きつけは、『エディオン・ゆめタウン店』で、店長もよく知っているから一緒に行きましょう。ただし、その前にうちに昼間に来て、ぼくの持っているカシオの『Privia』を触ってみて、確認した方がいいから。」
ということにしました。
「それにしても、急に朝晩は涼しくなったね。」と私がお話すると、彼は、
「レッスンをお願いする時には、それなりのレストランか喫茶店で会って、ちゃんとごちそうしないといけない。」
などと言うのですが、まあ、B型でガテン系の彼は、絶対にマイペースで、言い出したら絶対に聞き入れないことはわかっているので、
「じゃあ、お茶でいいよ。うちの近所に『TSUTAYA 西宝店』がオープンしたばかりで、その中に、『TULLY'S COFFEE』がオープンしているから、そこで、美味しいコーヒーをご馳走していただきますよ。」
と答えました。
彼は、すごくいい人と出会った、と、感激していましたけど、こういう出会い方は、東京では普通だったので、どうってことなかったです。
いろいろお聞きすると、私が、2007年10月の栗林公園庭園コンサートで演奏していた時、彼は、栗林公園のハスの花をデッサンしていたのだそうですが、ピアノの音が聞こえてきたので、聴きにいらしたとのことでした。
嬉しい出会いでしたね。来年、自作のピアノ曲や室内楽曲を出版する時には、表紙は、彼のデッサンにすることに直ちに決めました。
以前、出版した時には、東京で出会った美術家を目指している若者や、東京のAPA(日本アマチュア演奏家協会)で出会ったフルート奏者が表紙のデッサンを下さったものでしたが、今回は、これで行こうと思いました。
でも、宮武君は、「俺のデッサンなんてダメっすよ。岡田さんの作曲作品が汚れる。」
などと言っていたので、
「ぼくの作曲作品の楽譜の表紙なんて、作曲した僕が決めるよ。ぼくの判断基準は、全て、気分だから。君は、とても気分のいい男だから、それでいいんだよ。」
と言うと、爆笑していました。
これでいいのです。第一、作曲家が自分の作品の価値を、その楽譜の表紙のデザインで左右されるような自信がないのなら、出版する必要なんてないのですからね(笑)。
音楽は、音を楽しむ、と書くのです。
楽しくないものは、音楽ではないのですから、あたり前のことです。
そんなこんなで、9月10日前後の昼間に私の家に彼が来ることになりました。
で、昨日、カシオに電話して、「Privia」の状況を聞きました。
電気ピアノの安い購入にあたって、値切るような非芸術的な行動は全く必要ないのです。秘策があるのですが、まあ、それは、彼と一緒に買いに行ったときに、私が発揮すればよいだけのことなので、簡単なことです。もちろん、この秘策は、私は自分の気に入った人にしか開示しないようにしています。
掲載写真は、順に、タリーズコーヒー西宝店の入口と、オープンカフェ席、です。香川県のタリーズコーヒーもいろいろですが、タリーズコーヒー西宝店は、岡山の優良企業の、株式会社エルジオのやっているFCですから、とてもよいのです。
香川県は、うどん県ですから、うどん店を経営すればよいのです。下手に喫茶店に手を出したら、絶対に失敗すると私は思っています(笑)。

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